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olive日記

膠原病(SLE)のことや、同居中の保護猫・インコ・島で暮らしていた時の話し・・・日々の感じたことを日記として書いています

南の島の雪

2006-02-28 17:01:10 | 自然のこと
今の季節 日が暮れかけた ほんのわずかな時間
この島に 雪が降ります

雪と言っても 積もる わけでもなく
冷たくもなく 寒くも ありません

ちら ちら  ふわ ふわ
たよりなげに 風が吹くと 逆らうことなく流れ 
空から・・・木々の間より 降りて輝く光。
どことなく 温もりを感じるのは
雪ではなく 生命が宿る 蛍だからでしょうか。

山の木々より 林道へ降りてくる その光は
時には 雪のように 感じ
林道へ 降り 静かに 横へ 横へ 動く光は
水面に浮かぶ 光にも 似ています。

誰も居ない 静かな林道の中で
日が暮れて行くと
鳥が 暮れることを告げ 鳴き
蛙が 恋の歌を捧げ
蛍が 優しく 飛び交い・・・

あぁ・・・
自然の中に 抱かれて 過ごしているんだなぁ
当たり前に過ごしている 日常の中
都会暮らしでは ないことに 気がつく瞬間でも ありました。


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脱!ゴミ山

2006-02-09 16:27:31 | 島のこと
・・・タイトル通りになるのでしょうか?
以前 紹介したかも しれませんが。
この島は 「チリ捨て場」と呼ばれる場所が
各ごとにあり・・・ゴミは全て その場所へ
各自 搬入し 溜まったら 消却してきました。

その場所には 粗大ゴミ・生ゴミ・機械系ゴミ
ピーク時には 車までも 放り込まれていました。
夏場は異臭が激しく 一年中 ハエ・カラスが飛び回り
そして 野良猫の住処に なっていました。

そんなこの島にも ついに?
ゴミ収集車が 走り 分別ゴミ収集が 始まります。
数年間は 処分場内へゴミを埋め その後 焼却処理へ転換とのこと。
・・・やはり 埋めるのかぁ・・・・
複雑な思いでも ありました。

そんな思いの中にも ちょっぴり期待したのが
きっと この島だから できることですね 
「生ゴミは 各家庭で処理すること。」
コンポストや 生ゴミ処理機・・・畑に埋める。
これらを 使用して処理することが 
義務づけられたことでした。

さて・・・期待しつつも 現実として
私のこの ちいさな ベランダで 
どう 生ゴミを処理していこう??
自分に合った 処理方法は何か?
頭を悩ませる 課題でも ありました。

そこで・・・日々を振り返り まとめてみました。
*一日通じて 出るゴミの量(少ない)
*虫が苦手(重要!)
*ヒマな時間がある
*ベランダ・台所で出来るもの
それらを考慮しつつ 見つけ出した処理方法が

「植木鉢法」
植木鉢に 土を入れ 鉢の蓋代わりに
ネットを被せ 虫の侵入を防ぎます。
虫は一切利用せず 土自体に含まれている
微生物が生ゴミを 分解し 太陽光と風で
生ゴミと土自体を乾燥させる 方式で
ほとんど 臭いが出ない そうです。
早速 実践開始。結果は後ほど。

内地の住んでいた時には
考えもしなかったこと 生ゴミを自分で処理すること。
みんなが 冗談まじりに
「生ゴミを 自分のお腹で処理するのが 一番!」
そう きっと 処理をする手間を考え
食の無駄を 減らすことを 考える機会が
増えるように 思います。

少しでも ゴミ山を減らすためにも
体内に溜め込まないためにも(笑)









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きびがり

2006-02-05 15:59:59 | 島のこと
立春を迎えたのに・・・寒い日が続きますね。
この島でも 底冷えのような寒さが 続きます。

この寒さの中
今年も サトウキビ狩りが 始まりました。
海が近い 畑ともあり 海風に当たりながら
ラジオの音楽に 耳を傾け
淡々と 刈り取った サトウキビの枝を
一本 一本 葉を刈り取り 山積みに束ねていきます

3メートル近くなる サトウキビを
担ぎ上げていると なんだか 柔道の選手になった気分。
「上手投げ!一本!」
私の頭の中で そんな 声を響かせながら(笑)
サトウキビ相手に 奮闘してきました。

手伝いに来ている 人たちも
内地から 来た人ばかり。
まだ 来て日が浅いこともあってか
スーツ姿が 想像できそうな そんな人達ばかり
淡々と サトウキビを刈り取っています。

昨年の台風の影響が 大きく
本来ならば 豊作の畑が・・・
サトウキビ自体が 腐ってしまったり
倒れてしまい 結果・・・不作。

寂しそうに
「台風がなぁ。多かったからなぁ・・・」
農家の方が 何度も 何度も つぶやきながら
サトウキビを刈っているのが 印象的でした。

できあがった 黒糖の味は 
私の好みで評価すると
上出来!の味です。
さっぱりとした甘さで ほろ苦さが あります。
甘さがさっぱりしているので・・・
後を引く味に 仕上がっています。

みんなに 驚かれるのですが・・・
私は 黒糖をかじりながら ビールを飲むのが
大好きです。ビールの苦みと 黒糖のほろ苦さが
絶妙なバランスで 最高!なのです。
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