olive日記

膠原病(SLE)のことや、同居中の保護猫・インコ・島で暮らしていた時の話し・・・日々の感じたことを日記として書いています

南の島の雪

2006-02-28 17:01:10 | 自然のこと
今の季節 日が暮れかけた ほんのわずかな時間
この島に 雪が降ります

雪と言っても 積もる わけでもなく
冷たくもなく 寒くも ありません

ちら ちら  ふわ ふわ
たよりなげに 風が吹くと 逆らうことなく流れ 
空から・・・木々の間より 降りて輝く光。
どことなく 温もりを感じるのは
雪ではなく 生命が宿る 蛍だからでしょうか。

山の木々より 林道へ降りてくる その光は
時には 雪のように 感じ
林道へ 降り 静かに 横へ 横へ 動く光は
水面に浮かぶ 光にも 似ています。

誰も居ない 静かな林道の中で
日が暮れて行くと
鳥が 暮れることを告げ 鳴き
蛙が 恋の歌を捧げ
蛍が 優しく 飛び交い・・・

あぁ・・・
自然の中に 抱かれて 過ごしているんだなぁ
当たり前に過ごしている 日常の中
都会暮らしでは ないことに 気がつく瞬間でも ありました。


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