丹後半島ツーリングの帰りは、退屈な自動車専用道路はなるべく使いたくないので、府道9号で大江山を経由してから、京都縦貫道路に乗り継ぐことが多い.大江山の普甲峠では、いつもとおなじように丹後半島へ別れを告ぐ.
普甲峠からは丹後半島と宮津市街を一望することができる.天橋立は見えないけれど、先ほどまで走っていた場所がとても小さく、ミニチュアのように見える.きっと夜景もきれいなんだろうなと思っ . . . 本文を読む
京丹後半島、伊根町の最北端にある蒲入(かまにゅう).ちょっと変わった名前の小さな漁村は、断崖絶壁を走る国道の真下に町並みが続いている.袖志とおなじで、民家は全部、瓦屋根の日本家屋だ.
国道を下っていき、蒲入の町へとオートバイを走らせる.町道は蒲入水産という建屋の前ですぐに終点を迎える.昇ったばかりの太陽が煌々と輝き、太陽の陽射しが海に反射して、きらきらと光っているのが美しかった.
. . . 本文を読む
袖志は京都の最北端に一番近い町だ.海の見える棚田の風景が有名で、新しいオートバイに乗り換えてからも何回か足を運んでいるけど、朝に訪れたことはほとんどなかったと思う.ちょうど朝日が町を照らし出していくタイミングだった.
町の正面の道は国道だけど、朝は交通量が全くないと言っていいほどに静かだった.おかげでオートバイを停めて、自動車を気にせず、いいポジションから写真をたくさん撮ることができ . . . 本文を読む
京丹後の朝の海岸線、西側は太陽が昇ってもしばらくの間は薄暗い.交通量は皆無で、辺りは人の気配もなく静寂に包まれている.風もなく、海は穏やかで波の音も聞こえてこない.少し肌寒くて、ようやく秋らしさを感じ取る.
ここは京都の北端に近い、丹後町の屏風岩を一望できる路側帯だ.海岸線のワインディングロードを気持ちよく流していると、突然現れるストレート、そして、海の絶景が目の前に飛び込んでくる. . . . 本文を読む
ブログを少しの間、放置している間に10月も中旬になってしまった.朝晩は涼しくなってきたけれど、日中は気温が30℃近くまで上がる始末だ.今年は秋っぽさを感じないまま、冬に突入してしまうのだろうか.
三重県は名張市にあるひなち湖も10月だというのに青々としている.ここ最近は暑さだけでなく、台風や雨の影響もあって、オートバイで遠出ができなかった.日帰りのショートツーリングばかりで、休憩がて . . . 本文を読む
三重r151は、三重県の大紀町と度会町を結ぶ3桁県道の峠道だ.度会町側は狭路だが九十九折れはほとんどなく、フラットなストレートが続く.道の両脇には樹木が林立していて、直射日光から守ってくれる.
そして、この道の一番の特徴と言えば、眼下に流れる宮川の支流、一ノ瀬川だ.透き通った水が涼し気な音を立てながら、流れていく.川のすぐそばまで行けるポイントが何か所かあって、避暑には持って来いの場 . . . 本文を読む
今年の京都の夏はいつもと違って、とにかく暑くて辛い.ここ最近になってようやく、朝晩は少しだけ涼しくなってきた感じだけど、日中はまだげんなりするほどの暑さが続いている.わたしは昔から暑さに耐性が少しはある方なので、春秋と変わらない稼働率でオートバイを転がしている.
とは言うものの、例年の走行ペースと比較すると、少しペースダウンしている感がいなめない.オートバイを乗り換えてから約14カ月 . . . 本文を読む
ダムの記事と言えば、池原ダムや七色ダムばかりなので、たまには他の貯水池について書き残しておきたいと思う.今回、取り上げるのは奈良と三重の県境である高見峠の東にある蓮(はちす)ダムだ.蓮ダムは深い峡谷の中腹に水瓶をかかえている.
この辺りはダムがあるとは思えないほどの大峡谷なのだけど、山を駆け上っていくと、大きな空間が口を開き、その先にダム湖が広がっている.時折、釣り人の往来がある池原 . . . 本文を読む
昨年末の土砂崩れによる通行止めが解除されたR169だが、朝早く出発してもR169にたどり着く頃には自動車の隊列に巻き込まれてしまう.たまらずに、和佐又山トンネルの手前で大台ケ原線へエスケイプする.
さらに大台ケ原線から上北山村に抜ける辻堂山線へオートバイを走らせる.久しぶりに走る辻堂山線は、目線の高さに雲があって、涼しいと言うよりは、メッシュジャケットでは少し寒いくらいだった.
. . . 本文を読む
2024年の夏も、下北山村にある池の平公園によくお世話になった.この公園は、ゴルフ場とサッカー場が併設されていて、駐車場のような広場にトイレと自販機があるので、池原ダムとセットで利用させてもらうことが多い.
コロナ禍も過ぎて、公園で休憩していると、どこからともなく、ゴルフをする人やサッカー少年たちの声が聞こえるようになってきた.そして、夏のこの時期は、公園にある池に蓮がきれいな花を咲 . . . 本文を読む