池原ダムに立ち寄るのは、決まって午前中の早い時間帯ばかりだ.その時間帯は、雲が多かったり、太陽の位置がまだ低くて空が白んでいることが多い.今回は、珍しく正午を過ぎた頃合いに池原ダムへ訪れた.
池原ダムの上空には雲ひとつない青空が広がっていた.あまりの開放感の気持ちよさに、滅多に立ち寄ることのない管理棟の屋上まで行って、のんびりと景色を眺めては、写真を撮ったりしてみた.
ここ最 . . . 本文を読む
ここ最近になって、朝の気温がぐっと下がって、冷え込みが強くなってきた.同時に日の出の時刻も遅くなってきて、日の出を拝むチャンスも増えることになる.朝型ライダーにとって、いい季節になってきた.
11月最初の休日、まだ暗いうちに自宅を出発して、オートバイを和束町へ走らせる.日の出には間に合わなかったけど、腰越峠のタイトコーナーから和束町の幻想的な風景に出会った.快晴の下、和束町には霧が立 . . . 本文を読む
10月末の朝のことだったと思う.市街地から山間部に入ると、辺り一面が白い霧で覆われていた.ピンロックシールドは劣化して役立たずなので、シールドを開いて走行しないと、前がほとんど見えないほどだった.
京都南部から奈良へ南下するにつれて霧はどんどん深くなり、室生付近でピークを迎えた.せっかくなので、トイレ休憩も兼ねて室生ダムへ立ち寄ってみた.用を足して身支度を整えていると、「幻想的で珍し . . . 本文を読む
京丹後市の網野町に夕日ヶ浦という砂浜に面した温泉街がある.町の雰囲気は昔ながらの温泉宿と言った感じがして、なかなかいい.この町の北側はリアス式海岸となっていて、山中海岸をワインディングロードが続く.
網野町の塩江と磯の境界となる七竜峠に「みどりの一里塚」という展望所兼休憩所のような広場がある.日没間際ということもあって、広場にはだれもいなかった.そして、強烈な西日がだれもいない広場に . . . 本文を読む
雲中に包まれた大山へ北側から上ってみると、気温は徐々に下がって肌寒くなり、辺りから肥やしの香りが漂ってくる.大山はやはり雲隠れしていたが、北側に広がる大山町と琴浦町の景色を一望することができた.
大山のいいところはその山容だけでなく、麓から海まで緑一色が続いていることだと思う.山以外の緑は田んぼで、田園地帯がとても広いことに驚かされる.その緑の中に町が違和感なく溶け込んでいるのもすば . . . 本文を読む
天気予報では降水確率0パーセントの晴れ予報の日を狙い撃ちして、大山ツーリングを遂行したけれど、大山には黒雲が立ち込めていた.大山には過去に何度か訪れたことがあって、いずれもこんな感じの日が多い印象だ.
日本海側の方はさやかな青空が広がっているし、雨が降らないだけラッキーと思わなければならない.それはそうと、この日は残念ながら、鳥取・島根に宿を取っているわけでないので、あまり長居するこ . . . 本文を読む
鳥取県の琴浦町にある船上山ダムへ4年振りに再訪した.大山の北側の麓にある小さなロックフィルダムだけど、柱状節理で構成された船上山の立派な山容を一望することができる.山の名前は、山容が船底に見えることが由来らしい.
観光スポットは大山の西側や南側に多くのあるので、大山の北側にある船上山周囲は交通量も少なく、静かなのがいい.堰堤の正面には船上山がそびえ立つ.貸し切り状態の堰堤でしばらくの . . . 本文を読む
夏から秋にかけて天気が良くなかったこともあって、しばらくの間、ご無沙汰していた波田須海岸.いつも真っ青な熊野灘とともに出迎えてくれる徐福の宮のまあるいクスノキ、の姿はなくなっていた.
内心、驚きを隠せないまま、徐福の宮の真下まで行ってみると、クスノキは枝がきれいに刈られている状態だった.何か理由があってのことだと思うけど、いろいろと調べてみて回っても有力な情報は得られなかった.
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丹後半島ツーリングの帰りは、退屈な自動車専用道路はなるべく使いたくないので、府道9号で大江山を経由してから、京都縦貫道路に乗り継ぐことが多い.大江山の普甲峠では、いつもとおなじように丹後半島へ別れを告ぐ.
普甲峠からは丹後半島と宮津市街を一望することができる.天橋立は見えないけれど、先ほどまで走っていた場所がとても小さく、ミニチュアのように見える.きっと夜景もきれいなんだろうなと思っ . . . 本文を読む
京丹後半島、伊根町の最北端にある蒲入(かまにゅう).ちょっと変わった名前の小さな漁村は、断崖絶壁を走る国道の真下に町並みが続いている.袖志とおなじで、民家は全部、瓦屋根の日本家屋だ.
国道を下っていき、蒲入の町へとオートバイを走らせる.町道は蒲入水産という建屋の前ですぐに終点を迎える.昇ったばかりの太陽が煌々と輝き、太陽の陽射しが海に反射して、きらきらと光っているのが美しかった.
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