おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

ペコ屋のISO看板。

2007-01-16 15:36:33 | 我思う、故に書くなりよ。
別段、不二家の件は驚かなかったが、6~7年前に万世橋の肉の万世でメシ喰いながら知人から聞いた話が本当だったワケで、そっちの方が驚いている…。

当時、秋葉原の家電量販店に勤務していたおじたんであったが、知人が尋ねてきたので川向の万世でメシを御馳走していたのであるが、本来の話は「ISO」の話。

なんでか知らんが、勤務している家電量販店が突然「ISO」を取得する…なんて話になり、タダでさえ売り上げが落ち始めて久しいってのに、何を考えているんだろう? って最中だったっけ。

「まぁ、看板欲しいだけで、仲介の会計事務所が儲けるだけだよなぁ…」

なんて話をしていた。そんな中で、不二家の話が知人から出て…

「ケーキヤバイよぉ。マジ。」

って話だった。この時に聞いたのは製造うんぬん…ではなく、出来た後の管理だとか、その辺がとてもヤバく…

「知らずに喰うのはヤバイぜぇ…知ったら喰えないモノ…」

ってコトだった。ネズミの話もしてたなぁ、今に思えば。知人は先にパートで勤めていた近所のおばちゃんの伝で、工場にパートとして勤めているとのコトだった。

んまぁ、その頃は都心じゃネズミの害が結構大変だとか、手口が巧妙とか、騒がれてもいたので、そんなもんだろう…と思っていたのだけれどねぇ…。ネズミホイホイみたいなので何匹も貼りついてるのが夕飯時のニュースで特集してたっけ…。不二家は何もしないばかりか、隠しちゃったらなぁ…。

それでいても、不二家のケーキは良く食べた。知らなきゃ、無難にケーキが買えるトコロに間違いない…ってのは確実でね。田舎にゃあそうそう「ケーキ屋」なんてのは無かったりするからねぇ。お手頃だし。

しかし、食品製造でこれじゃあ、もうダメだろうね。残念だが、ブランドとして名前だけ残る&キャラクターも…ってコトで良いんじゃなかろうか…。やっちまった上に、隠しちまったら、もうおしまいってのは今の時代、必然だろうな。

それよりも「ISO」だよ。

相当にずさんでも取れる看板なんか意味無いだろうに。まぁ、ISOの看板も色々あるんで、全部が同じとは思えないが、一度取れば、仲介の会計事務所とか監査法人にお金と一緒に「よろしくねぇ~♪」ってコトなんだろうなぁ…。

そうでも無ければ、そんな看板取れてるのも怪しいし、掲げ続けられるのも怪しいしなぁ…。

絶対に「ISO商売」ってのがあるに違いないな。企業適当にそそのかして、国際標準だとかモットモらしいことで取らせておいてだな、結構な手数料ぼったくりでウハウハなんだよ。企業も企業でさぁ、ISO取りました! なんてCM出しちゃったりするんだけど、一般人にゃカンケーねぇものな。ISO取ったから引越し代安くなるなんて事もねぇし。粉飾決算やってる企業の会計会社とか監査法人とか、ああしたグルっぽい話じゃないのかねぇ。

以前、家電量販店と同じたぐいのISO取った引越し屋の営業さんと話したんだが、
「ISOって何すか? M&Aみたいなもんすか?」だって…。よく取れたもんだよなぁ…って思ったんだが、やっぱり金で買う看板なんだよな、あれ。

まぁ、本来はそうした看板とは別の意味がちゃんとあって、ローカルからグローバルなスタンダードで商売するなり、製造するなりしましょう…ってコトなんだが、今、日本で一番胡散臭い「看板」の1つかもしれなくなっているトコロがミソなのだ。

「えせISO看板掲げっぱなし企業晒し」ってのが流行ると面白いなぁ。厳密にやったら商売どころじゃなくなる企業もうじゃうじゃあるに違いないと思う。本来なら、そんな看板掲げなくても、キッチリ商売してるとか、キッチリ造ってる…ってだけで、立派な看板なんだよね。目に見えるカタチが欲しいのは判る気もするが、消費者は本当はそんな看板目に入ってない。出来たモノ、なされた行為が全てを語るのが、スジ…ってもんだよ。

妙な看板にうつつ抜かすんじゃなく、お客の方をキチンと向いて商売しろ! って話なんだろうなぁ…。

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