不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

ドミニク、ターボだ…。

2007-03-10 23:07:10 | 我思う、故に書くなりよ。
とあるパーティーに引っ張り出されて、飲み物のオーダーを取りに来たねーちゃんに言い放ってやった言葉である…。

まぁ、引っ張り出された経緯からして不愉快だったので、終始不愉快極まり無い気分で過ごさなければならず、おまけに周囲にわらわらしている連中が鼻持ちならねぇ連中で、そいつらの会話を聞いているだけで噴火しそうだったもので…。

元々は「エアーウルフ」と言うアメリカのTV番組での名セリフであり、こうした場の飲み物の種類でもなんでもない。本来ならカッコよく…

「マティーニをステアで…」

とか、言っておけば丸く収まるのだが、これだって007が良く使うセリフのパクリであって、シェイクじゃない方だろうコト位しか理解はしておらんのである。そもそも飲用アルコールに興味なぞ無いからである。

「は? お客様…その様なお飲み物は存じ上げないのですが…勉強不足で…」

当たり前である。この世のどこを探しても見付からんであろう…。

「ターボだって言ってんだろうがぁぁあっ!!」

と、無理を承知でキレてみたらどうなるのか? 

「申し訳けございません。ご用意出来かねますので他の飲み物を…」

うむ。お店は真っ当らしい。そもそもお店にむかついているワケでは無いので、無下に迷惑を掛けるのも気が引ける。致し方なく…

「ブラッディ・メリー。ペッパーは多めにして。」

あっちの方にバーテンダーがいるから、これなら大丈夫だろうが、頼んだ本人は何が出て来るのか良く知らん…。

「おう! おじたん! 久しぶりだな…オマエもブチキレてんのか?」

タキシードが全く似合わない旧知の雑誌編集者が声を掛けて来た…。

「おうよ。セレブも集めるとキチガイだな。見ているだけで虫唾が走るぜ…」
「はっはー! そうだろ? なっ? 企業ヤクザの方がマシだろ?」

飲み物が届けられる…。

「あれ? オマエ、酒なんか飲まねーだろ?」
「ああ。お前飲んでくれ。俺からのおごりだ…」

赤い液体を彼に押し付けると、彼の胸ポケットから葉巻の入ったチューブを抜き取り、喫煙スペースへ向かう。彼も赤い液体をすすりながら付いて来た…。

「貰いモンだろ、どうせ…」
「ああ。あっちのセレブが配ってたんだ。葉巻ってこんなのに入ってんだな…」

巻き方も丁寧な手巻きならば、葉も上等。1時間はのんびり楽しめる上に、キューバ産とくれば、そうそう配れるモノでも無い…。ウェイターの兄ちゃんを呼び止め、ハサミかカッターを頼む。

「おい。ハサミなんかどーすんだよ?」

編集者長年やってる割にはこーしたトコロは疎い…。編集者に限らず、TV関係者なんかも割りと疎すぎるのがいたりして、いつぞやかは俳優の銜えるベント・タイプのパイプのマウスピースが逆向きに付いたままだった…。

「んあ? これ、こっち切らないと吸えないんだよ…」

ウェイターがちゃんとしたシガー・カッターを持って来たのは少々驚いた。やはりちゃんとした店らしい…。吸い口をキレイに丸くカット出来た…。

「Kの代わりにおじたんが来るって聞いたんで、正直ビックリだったぞ。」
「ああ。オレもビックリだ。こんな連中とつるんでたんだな、Kは…」

写真学校を同期で卒業した中じゃあ、一番の出世頭だったハズのK。元々がボンボンだったので、さもありなん…な感じだったが…。

「オマエに見せたかったんじゃねーのかな…。こんな連中を。」

一応、セレブだけあって動かす金は半端じゃない。日本の経済の一部を立派に動かしている連中が目の前にわらわらいる…。

「で、どうなんだ、Kは。」
「ダメらしいぞ…。まだ若いのにな。死ぬ前に顔出しとけよ…」

日々、数億単位で金を動かしている人間でも、病には勝て無いらしい…。

「オマエの社会復帰はどうなんだ? 見た限り大丈夫そうだが…」
「んまぁ、近々と言いたいが、雇ってくれるところがあればの話だよ」

フリーターでさえムズカシイのに、そうそう勤め先が見付かるなんてのはラッキー以外に何モノでも無い。その「ラッキー」さえやって来る足音も聞こえないのが現実。

「器用貧乏だなぁ、相変わらず。何かあったら連絡するから、動ける様にしとけよ」
「ああ。助かるよ。気長に待ってるさ…」

お世辞でシャコウジレイであっても、無職の身にはウレシイ言葉に変わり無い。そんな小さな感謝の周囲は、相変わらず浮世離れしたキチガイの宴だ…。

濃厚な香りに包まれて結構な気分だが、いい加減喉が渇く。ウェイターを探して呼び止める…。

「アバム! 弾持って来いっ!」

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上半身デブ…下半身…(以下略)… その2。

2007-03-10 00:34:35 | 我思う、故に書くなりよ。
うむぅ…。齢17歳にして乙女は自身の容姿に深く悩み苦しんでいるのだな…。

まぁ詳細は近日のコメントでも読んでいただければ判ると思うが、そうした話の続きである。

何か、良い解決方法でもあれば良いのだが、こうした問題にはほとんど無いし、あったとしても当人が満足に至るものでも無かったりする場合がほとんどで、いわゆる「仕方ない」「諦める」「気にしない」ってモノばかり。

これをリアルに17歳な乙女に提示したトコロで、納得出来るか? と言えば、無理ってものだよ。ただ、40数年生きてみると、それらも「アリ」な解決方法の1つなんだと言うコトが判ったりする。おじたんがリアルに17歳だった頃、やはり大人の意見や理論は耳にはしても、頭にゃなかなか受け入れられなかったからねぇ…。

また、下半身デブ…ってのも、リアルに17歳だった頃と、今では見方が全然違う。17歳の乙女に向けては少々刺激が強いかもしれないが、性的妄想の対象でしかなかったのは事実。下手な大人よりもエロさ爆発だし、圧倒的なボリュームと存在感は群を突き抜けちゃってるワケでね、ジャージで隠されているとは言え、見る所は腰周りだけ。(当時は巨乳とか爆乳ってのは皆無に近かったし…)体育の時間にゃ徒党を組んで覗きに行ったし、水泳の時間が重なった日にゃ、男子大パニックだったなぁ。

遠く一点を見つめたまま、静かに鼻血だけをたらしたまま身じろぎもせず、プールから出るに出られなくなった高校生が5人もぼけー…っと並んでたのは、後にも先にも無いと思う…。

もう、それは変質者と何ら変わり無いワケでね、当然、あるまじき…ってコトなのだけれど、それが普通だった。そんな奴等だったんだけど、「申し訳ないっ!!」って気持ちはみんなにあってね、憧れってコトでもあったんだと思う。それぞれ好みの子を勝手に応援するグループがあちこちで出来たりしてたなぁ。

で、そんな好奇な目で追いまくられる当人がいかほどに自身の容姿について悩んでいるか? なんてのは、よほど親しくなるか、彼氏・彼女にでもなら無い限り判らんのです。

おじたんも、成人してからお付き合いした女性から聞いて、始めて「あー。そうなんだ…」と。確かに、言われて見ればKeiさんが言うとおり「蟻」ってのも言い得て妙だったと思うんだけど、どっちかと言えば「蜂」って発想だったかな。だけれど、そもそもそうしたトコロを「普通」って思っていたので、言われても「ピンっ!」と来たりはしないんである。だから、その部分が「悩みの種」と、言われても、なぜにこれがダメなんだかサッパリ判らないのですな。

でもまぁ、お付き合いする女性のほとんどが同じコトを言ってるので、「良く見聞きする…」と書いたのですが、確かにその「蟻」の度合いには差があってね、全然普通って人もいれば、おそらくKeiさんより強い…って人も様々です。

一番困るのは、こっちは気にしていないと言うか、想像だにしえなかった「下半身デブ問題」があちこちで顔を出したりする事です。一緒に歩いている時も絶えず気になるみたいだし、それも、一緒に歩いてくれている人にすまない…と。まぁ、毎度毎度、同じファッションになってしまう…ってコトもあったみたいですが、そんなコト気にして歩いているワケじゃないしねぇ…。

で、付き合っていく中で、その辺がキレイサッパリ吹っ切れた人もいれば、ずっとそのままな人もいたし、17歳だから…って問題じゃあ無いんだと思いますけど、本人が「こうだったらいいなっ!」って部分が「こうで無い…」って場合は、間違いなく悩むと思うのです。しかし、それは悩んだ所で簡単に解決出来るワケでも無い…ってのはあっさりと判ってしまう…。「解決出来ない」ってのが答えなんだと判っていながらも悩みにハマる「悩みスパイラル」に深く…ハマって行っちゃうんですな。

こうした問題の答えは、その人自身が見付け出す以外に方法が無かったりします。その為の参考資料ってのは、あちこちに落ちてたり、もらえたりもするんでしょう。おじたんもその中の1つかもしれません。

今は、まだ、悲しい思い、ツライ思いに打ちのめされて、そうした自分の惨めさに涙が尽きず、卑屈に埋もれちゃってんだろうと思います。ツライ毎日だろうと思います。ま、それも致し方ありません。ただ、見知らぬおっさんのブログにリアルに下半身デブがどんなんだか書き綴れたあなたです。必ずや答えを見付け出す子なんだと、おじたんは思うのです。

そのためには、広く世界を見ることです。そこでストップしているワケにも行かないでしょう。だからと言って、どこへ向かっていいもんだかも漠然としてますな。「頑張れ…」って言ったところで、何を頑張るんだか判りませんし。

Keiさんに限らず、17歳は世界がまだ狭いのです。広い世界に出て、時間を掛けて見聞と知識を集めなければ、答えを導く方法さえも判らない問題に突き当たっています。そのためにはやはり、目に見える全ての世界を広く見て、少しでも深く知ろうという努力が必要です。あなただけが強いられる努力かも知れませんが、しておいて損の無いモノであるばかりか、しておけば必ずあなたの力になる努力です。そして、終わる事無く続く努力です。

良くも悪くも、そうした世界を見て回らないとダメかもしれません。残念ながら、あなたの容姿はこれからも好奇の目で追いかけられたり、言われ無き中傷を呼んだりと、やっかいなコトは続いてしまうと思います。

それが何故なのか? 狭い世界で築きあげた世界観、価値観で判断してはいけません。また、その世界に留まったり、居座ったりしてもいけません。広い視野を持ち、深い見識を持つことで、それらを跳ね除ける力も手にするコトが出来るだろうし、受け入れるコトも出来る人になれると思います。今のあなたには信じ難いコトだったり、許し難いコトかも知れませんね。

そのための諸々の準備くらいは、そろそろしても悪く無い年齢だと思います。そうした世界に数年もすればイヤでも踏み込んでしまうと言う「覚悟」なのかもしれません。

もし、おじたんがリアルに17歳だったら、「下半身デブみっともねー!」って答えしか出せないと思います。本心では「みっともない」って事では無いですね。頭の中にはエロしか無いんですから、もう、絶対的なエロの象徴で、出来れば毎日拝みたい…ってくらいだったですから。だけれども、対外的や、世間体ってものがそこに入ると「みっともねー!」としか出て来なくなるのです。それが17歳。

Keiさんは、美の対極に醜があるコトを判っていますね? 17歳にして立派です。毎日、幾度と無く涙しないといけないのは、おじたんもツライです。早く、そんな日が来なくなること願っていますよ。

Keiよ、ネットの世界も、リアルな世界も、広大だぞ…。
世界を知れ。わーるどわいど…だ。

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする