近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

石楠花(しゃくなげ)

2006-05-08 11:53:20 | 花好きずき
うちには父の代から赤と白の石楠花があるが、きのうの雨で濡れて
しまったものの、まだ花は落ちずに咲いている。
他にも種類の違うものが2本あったのだが、一昨年になぜか枯れて
しまったので、今はもうない。
ここに載せたのは、連休初めの天気のよいときに写したものである。















【石楠花(しゃくなげ)】

ツツジ科の低木数種をいう。ツツジ類と同属であるが、葉は常緑、厚い革質で
光沢がある。花は枝の端に頂生した花芽から十数個散形状に開く。
アズマシャクナゲ(シャクナゲとも)は、本州中部~北部の深山にはえ、高さ2
~3m。花冠は白~淡紅色で漏斗(ろうと)形、先は5裂し、おしべは10本。

ホンシャクナゲ(ツクシシャクナゲ、シャクナゲとも)は本州中部、四国、九州
に分布し、高さ約4m。花冠は7裂し、おしべは14本ある。
本州、北海道の亜高山帯にはえるハクサンシャクナゲは、アズマシャクナゲに
似ているが、花がやや小さく、葉はやや薄くてまるみを帯びる。
また、キバナシャクナゲは本州、北海道の高山にはえ、あじあ北東部にも分布。
高さ20~50cm、枝ははい、淡黄色の花をつける。

シャクナゲの類は500種以上が知られ、中国西部~インド北部の山岳地帯に
多い。それらが18世紀ごろヨーロッパに入り、多くの園芸品種が作られた。
日本でも20品種余りが作られており、西洋シャクナゲ(いわゆるロドデントロ
ン)総称される。

(出典:百科事典「マイペディア」電子辞書版)