近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

裏庭の福寿草が咲き揃った。

2007-02-15 14:47:56 | 花好きずき
 裏庭の片隅に植わっている福寿草だが、一週間ほど前から花を開き始め、陽射しが当たるせいかもうすっかり咲き揃った。
たしか去年もいまごろアップしたように思うが、きょう写したものは、陽射しが強すぎて花の輪郭が飛んでしまっている。

去年の記事はこちら








【福寿草(ふくじゅそう)】

・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名 Adonis amurensis
Adonis : フクジュソウ属
amurensis : アムール川流域の
(黒竜河:中国北東部)
Adonis(アドニス)は、
ギリシャ神話に登場する、イノシシの牙に突かれて死んだ青年の
 名前に由来。
傷から出た血のように赤い花にたとえた。
(欧州産の本属のものは黄色ではなく赤い花だそうです)。
・開花時期は、 2/ 1頃~ 3/15頃。
・お正月に花屋さんで売られているものはハウス栽培されたもの。
 花芽は晩秋にできるので、その後約1ヶ月寒さにあわせて室内に
 とりこんでおくとお正月頃に咲く。
 ふつうは咲き出すのは2月から。
・黄金色の見事な色の花。
・光や温度に非常に敏感で、昼間でも日がさえぎられると1~2分で
 花がしぼみ、再び日があたるといつの間にか花が開く。
 寒い時期に咲くので、花の中の温度を下げないための工夫をしている
 らしい。
・福寿草の花と南天の実とセットで「難を転じて福となす」という縁起
 物の飾り付けがされることがある。
 名前も、めでたい「福寿(幸福と長寿)」の草の意。
・根と茎は有毒です。食べないように。
・花が終わる頃、人参(にんじん)の葉のような、こまかい葉が出てきて
 一面に広がる
・たくさんの別名をもつ。
 「元日草」(がんじつそう)や
 「朔日草」(ついたちそう)など・・・。
 旧暦の正月(2月)頃咲き出すことから、新年を祝う花としてあらん
 限りのおめでたい良い名がつけられたと思われる。

(出典:「季節の花300」)