一週間ほど前になるが、去る11月3日、遠路本庄市まで出かけて、本庄まつりを見てきた。
本庄には10台の山車があるというので、期待をしながら行った訳だが、やはり素晴らしく、期待を裏切らなかった。
午前中には金鑚神社前に山車が勢揃いし、御幸祭行列に合せて山車のパレードが行われた。
午後には、電線が地中化されている駅前通りを高欄と人形を高々と上げた山車が行き交い、その絢爛豪華な様は、実際に見たものでなければ味わえない光景だと思う。
夜には、これまた珍しい、提灯に灯りを点した山車の勢揃いが、市民プラザの庭にて行われた。
山車の勢揃いは昼間しか見たことが無かったので、始まるまでの間、2時間ほど待っていたのだが、陽が落ちた本庄の町はことのほか寒く、風邪を引くかもしれないと思うほどだった。
そんな訳で、最後に行なわれる「辻の叩き合い(ひっかわせ)」を見ることは断念して、そそくさと帰ってきたような次第である。