近事変々

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※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

北区のさんぽみち(1)・・・「浮間エリア」【後編】

2012-01-16 13:24:02 | 近事変々

青面金剛庚申を後に、北浮間郵便局に沿って埼京線の方に進むと、ガード手前の十字路左手に、 ④子育て地蔵(浮間3-34-26)が祀られている。



子育て地蔵/北区のさんぽみち・浮間エリア
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/j/4.html

そのままガードをくぐって埼京線の反対側に出る。
信号を渡って左折し、線路沿いの広い道(都道447号線)を西に進む。

浮間4丁目の信号を越えた先、バス停のそばの石垣の上に古い蔵が建てられている。
これが、 ⑤水塚の蔵のなごり(みづかのくらのなごり・浮間2-13-1)であり、荒川の洪水から家を守るために盛り土をしたものを「水塚」というのだそうである。



水塚の蔵のなごり/北区のさんぽみち・浮間エリア
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/j/5.html

少し先のマンション手前を右折して、一方通行へ入ってすぐの所に、 ⑥かさや地(浮間2-24-28)と呼ばれる庚申塔のお堂がある。
「傘屋庚申」ともいわれ、庚申講の村人たちが守り続けてきたものである。



かさや地蔵/北区の歴史と文化財
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/j/6.html

この道をさらに進み、駐車場とマンションのある十字路を右折する。
そのまま行くと、㈱スリーエス前の広い交差点に出るので、ここを左折する。

桜並木の道を進んで行くと、荒川の土手の手前に十字路があるので、ここを右折する。
この道も荒川の土手にぶつかるのだが、その手前右側に ⑦北向地蔵堂(浮間2-4先)がある。
もともとは荒川の河川敷にあったもので、堂の中央に地蔵菩薩、左右に庚申待供養塔が安置されている。

 

北向地蔵堂/北区の歴史と文化財
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/history/da230.htm

地蔵堂前の道を、先ほどの十字路を通り越して西に進むと、変則三差路の先に、 ⑧氷川神社(浮間2-19-6) があり、境内の右隅には浮間不動尊が祀られている。
浮間周辺は昔、荒川の氾濫に悩まされていたため、氷川神社の社殿は水塚(みづか)とよばれる盛り土の上に建てられている。

  

浮間不動尊/浮間わいわいねっと
http://www.ukima.info/meisho/form/ukihudou.htm

氷川神社/浮間わいわいねっと
http://www.ukima.info/meisho/hikawa/hikajn0.htm

氷川神社のすぐ左手には、 ⑨浮間ケ原桜草圃場(うきまがはらさくらそうほじょう)があり、かつては浮間ヶ原に群生していたものの、荒川の改修による環境の変化で激減してしまった桜草の保存・育成を行っている。

  

浮間ヶ原の桜草/北区の歴史と文化財
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/history/da231.htm

桜草圃場の左手一帯は、このコースのゴールでもある ⑩都立浮間公園(浮間2,板橋区舟渡2)である。
埼京線の浮間舟渡駅前にある自然公園で、四季折々の憩いの場となっている。



都立浮間公園/北区のさんぽみち・浮間エリア
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/j/10.html

以上が北区のさんぽみち「浮間エリア」だが、こちらも板橋区と同じくコースの目印が何もないので、けっこう道に迷った所があった。
モデルコースの所要時間は約62分とあるが、とてもその時間では回れないのが実情ではなかろうか。
私は13あるスポットをすべて回ったので、休憩したり道に迷ったりで2時間半ほどを要した。


北区のさんぽみち(1)・・・「浮間エリア」【前篇】

2012-01-16 11:20:09 | 近事変々

ことしの街歩きは、「北区のさんぽみち」を月一回程度たどってみようという計画を立ててみたところである。
手始めに、先日の金曜日、お天気もいいし寒くもないので、家から一番近い「浮間エリア」を歩いてみた。

北区のさんぽみち/浮間エリア
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/j/index.html>

浮間エリア内観光スポット
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/j/list.html



「浮間エリア」のモデルコースは、埼京線の北赤羽駅からスタートすることになっているのだが、家からバスで行く途中の浮間中央病院のそばに、 ⑬袋村の水神宮(ふくろむらのすいじんぐう・赤羽北2-21-19)がある。

環八通りの「区境」(文字通り、板橋区と北区の境目である)バス停の前が浮間中央病院で、その敷地の右隅に袋村の水神宮があった。
鳥居と祠がある割と大きな水神宮だったが、デジカメの調子が悪くて、こんな写真しか撮れなかった。



北区教育委員会文化財の説明板があるが、その内容は下記を参照されたい。(以下、同様)

袋村の水神宮/北区の歴史と文化財

http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/history/da228.htm

目の前が新河岸川で、川沿いに北上して浮間橋を渡ると北赤羽駅なのだが、浮間橋を渡ってすぐ反対側の橋のたもとに、 ⑫浮間橋の碑(浮間1-1・左岸)がある。
交通が激しくて危険なので、駅前の横断歩道を渡って現場を確認して戻ってきた。

   

浮間橋の碑/北区の歴史と文化財
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/history/da229.htm

駅前のガードを抜け、新河岸川の対岸をしばらく南へ進んでいくと、三差路の左手角に ①浮間の渡船場跡(うきまのとせんばあと)・浮間渡船場跡の供養塔群(浮間3-6地先)がある。
その昔、ここから荒川を板橋区の小豆沢に渡る渡船場があったのだそうである。

                   

浮間の渡船場跡/北区の歴史と文化財
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/history/da232.htm

浮間の渡船場跡の供養塔群/北区の歴史と文化財
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/history/da233.htm

ここの角を右折し、コンビニの見える三差路を左折して、新河岸大橋浮間口という交差点へ向かう。
モデルコースはここを右折するのだが、少し先に ⑪浮間つり堀公園(浮間5-4-19)があるので、そこまで行ってみることにした。

直進して少し行くと、つり堀公園の案内標識がある交差点があるので、そこを左折すると川べりに「つり堀」という赤い幟が見えた。
ここまでで小一時間かかっているので、公園の中に入って小休止した。



浮間つり堀公園/浮間わいわいねっと
http://www.ukima.info/kitaku/turip/turibori.htm

次のスポットに行くには、新河岸大橋浮間口の交差点まで戻るべきなのだが、つり堀公園前の道をまっすぐ進んだほうがいくぶん近そうなので、そのまま交差点を直進した。
向かい側にコンビニのある交差点に出たら右折して、浮間五丁目の交差点を目指す。
次の ②観音寺(浮間4-9-2)はすぐ目の前である。

 

観音寺/浮間わいわいねっと
http://www.ukima.info/meisho/kannonji/kannonji.htm

観音寺から更に先へ進むと、北浮間郵便局があるが、ここの交差点を左折してすぐの所に、区立浮間さくら荘がある。

ここの敷地の右手に ③青面金剛庚申(しょうめんこんごうこうしん・浮間3-11-25 )が祀られている。



青面金剛庚申/北区のさんぽみち・浮間エリア
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/j/3.html