杉内５失点ＫＯも、能見攻略し逆転勝ち。寺内１号、長野９号、坂本猛打賞、高橋（由）２打点。

坂本、バックトスで８回逆転危機救った！守ってＧ３連勝！ ― スポーツ報知

◆巨人７―５阪神（７日・東京ドーム）

　巨人がシーソーゲームを制して３連勝。貯金を今季最多の「１６」とした。２点を追う５回、敵失と高橋由の犠飛で逆転に成功。８回１死満塁のピンチでは、中前へ抜けそうな桧山の打球を坂本が華麗なバックトスで併殺に仕留めた。
２番手のルーキー高木京はうれしいプロ初勝利。投打がかみ合い、２３カード連続で負け越しなしだ。

　２点リードの８回１死満塁。代打・桧山の痛烈な打球が、二遊間を襲った。同点打と思われた瞬間、坂本は体を反転させ捕球し、そのまま二塁の寺内にバックトス。一塁へ転送され併殺が完成した。

高橋由４戦連続打点、杉内５失点も巨人逆転勝ち ― サンケイスポーツ

ドラ４高木　１回３人斬り好救援でプロ初勝利 ― スポーツニッポン

高木京プロ初勝利！　シーソーゲームを制し３連勝 ― 巨人軍公式サイト

【おとりんの一言】

巨人は初回、一死満塁から阿部の犠飛で先制したが、杉内が序盤にまさかの５失点ＫＯ。
２回表、連続内野安打のあと重盗失敗の二死２塁から大和に三塁打、今成のヒット、投手の能見に二塁打と３連打で３失点。
その裏、寺内と長野のソロで同点としたのも束の間、３回表にも、二死を取りながら新井（貴）からの３連打で２点を失い、３－５と逆転されてしまった。

５回裏、谷のヒットと坂本の二塁打で無死二、三塁とし、村田の２ゴロは本塁への暴投を誘い二者生還、５－５の同点となる。阿部の右飛で一死三塁とし、高橋（由）の犠飛で６－５と逆転に成功。
阪神先発の能見も６点を失い、この回限りで降板した。

５回から高木（京)、福田、山口とつないで阪神打線を封じた７回裏、谷がヒット、代走・鈴木がすかさず二盗、坂本の送りバントが内野安打となり、坂本も二盗に成功し無死二、三塁のチャンスを迎えた。
村田は三振したが阿部が四球で一死満塁、続く高橋（由）がタイムリーを放ち７－５と点差を広げた。

８回一死から登板の西村は連打と四球で一死満塁の大ピンチを招いたが、代打・桧山を遊ゴロ、坂本の好守で併殺とし、ピンチを切り抜けた。
最後はマシソンがきっちり三者凡退で締めて、７－５で阪神に連勝した。

楽天圧勝、７回に打者一巡、一挙６得点で逆転。ヒメネスは６回３安打１失点の好投。

終盤に猛打爆発！１９安打１２得点の大勝…楽天 ― スポーツ報知

◆西武１―１２楽天（７日・西武ドーム）

　楽天が今季最多タイの１９安打１２得点の猛攻を見せて大勝した。６回までは接戦だったが、１―１の７回、松井、岩村、枡田の３連続適時打など７安打で一挙６点を挙げて勝ち越し。その後も岩村の１号ソロなどで着々と得点を重ね、大量点差をつけた。ヒメネスは６回１失点の好投で５勝目。

　１―１とされた直後の７回１死一、二塁で松井が勝ち越しの左前打を放ち「いいところで打てた」と話した。

岩村、日本復帰１号弾！　楽天は西武に２連勝 ― サンケイスポーツ

ようやく…岩村国内復帰後初アーチ「借り返していきたい」 ― スポーツニッポン