近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

春は確実に近づいているようだ・・・紅梅の花

2008-02-04 13:26:31 | 花好きずき
 きのうの大雪が嘘のような晴天になり、木々や屋根に積もった雪もどんどん融けだしている。
雪が積もると、あとあと足元の始末が悪いのが難点だが、これも春への通過儀礼なので仕方がない。





 きょうは立春、暦の上だけの話だが、春は確実に近づいているようだ。
雪の降る少し前に北野神社の梅の様子を見に行ったら、1本だけ紅梅が咲いていた。
古木の方はまだ蕾だが、この若木だけはかなりたくさん花を開いていた。






立春/日本文化いろは事典


【梅】

・薔薇(ばら)科。
・学名 Prunus mume(梅)
    Prunus mume var. bungo(豊後梅)
     Prunus : サクラ属
     mume : ウメ
         (江戸時代の梅の呼び名=ムメ)
     bungo : ブンゴウメ(日本名)
 Prunus(プラナス)は、ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。
・開花時期は、 1/25頃~ 4/5頃。
 1月下旬から咲き出すもの、3月中旬から咲き出すものなど、さまざま。
 桜とちがって、咲き方も散り方もゆっくり。
 梅が咲き出すと、なんとなく春の訪れを感じる。
・漢名でもある「梅」の字音「め」が変化して「うめ」になった。
・いろいろな園芸種がある。
・とてもよい香りの5弁花。
 「馥郁(ふくいく)たる梅の香り」の”馥郁”とは、「とてもよい香り」
 の意味です。
 (そういえばこの言葉って、梅の香りにしか使われないような気がします)
・中国原産。奈良時代の遣隋使(けんずいし)か遣唐使(けんとうし)が
 中国から持ち帰ったらしい。
 そのころは桜より愛でられたが、平安時代からは桜のほうに関心が
 移っていったらしい。
・「万葉集」の頃は白梅が、平安時代になると紅梅がもてはやされた。
 万葉集では百首以上が詠まれており、植物では萩に次いで多い。

(出典:「季節の花300」)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。