巨人“誤算”続出で早くも崖っ縁 ― スポーツニッポン(gooニュース)
【巨人4-7中日】
早くも崖っ縁に立たされた。重苦しい雰囲気の中で行われた試合後の会見。原監督は連敗という現実を振り返ることなく、ひたすら前を向いた。
「反省はいろいろとあるし、そういう質問に答えないといけないかもしれないけど、そういうことよりも、しっかりと前を見つめて戦う」
相手の先発を読み間違えた初戦に続き、この日もアクシデントが襲った。初戦で古傷の右足首痛を再発させた1番・高橋由が欠場。指揮官は代役に清水を起用したが、4打数無安打に終わった。
何よりもふがいなかったのは4番の李スンヨプだ。同点の3回1死一、二塁、2点を追う6回1死二塁でいずれも二ゴロ併殺打。1発出れば同点の8回1死一塁でも左飛に倒れて「あしたがあるので、あきらめずに頑張る」と厳しい表情で引き揚げた。
崖っぷち連敗 原巨人やり返す…セCS第2S・第2戦 ― スポーツ報知
第2戦の「試合結果」はこちら ― 巨人軍公式サイト
「おとりんの一言」
CS第2ステージは、巨人が中日に連敗して、もう後がなくなってしまった。きょうの第3戦にも負ければ日本シリーズへは中日が進出することになるのだ。
勝ったとしても、残り2試合も連勝しなければならないのだから至難の業である。
短期決戦ではミスをした方が負けというのは常識だが、初戦にも、きのうの試合にもミスが目立った。
投手の川上に2安打された木佐貫、チャンスに打てず2度も併殺打の4番・李、上原までもが被弾しては勝ち目はない。紅白戦ではほんとうの試合感を取り戻すことは難しいということだろう。
きょうの試合、中日の先発は山井か朝倉だが、どちらにせよ負ければ終りである。高橋(尚)と打線には残る力を振り絞っての健闘を期待するしかない。