近事変々

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※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

桔梗(ききょう)

2006-07-14 11:41:30 | 花好きずき
相変わらず蒸し暑いが、きのうは仏様をお迎えし、きょうはお盆の
2日目である。
朝のうちから来客があり、誰しも「涼しいうちに」ということである。
うちの桔梗の鉢植えは、決まって今ごろに咲くが、清々しいはずの
花もこの暑さにげんなりといった感じがする。









【桔梗(ききょう)】

・桔梗(ききょう)科。
・学名 Platycodon grandiflorum
Platycodon : キキョウ属
grandiflorum : 大きい花の
Platycodon(プラティコドン)はギリシャ語の
「platys(広い)+ codon(鐘)」が語源。
花の形に由来。
・開花時期は、 6/10頃~ 8/10頃。
・秋の七草のひとつ。
・漢名の「桔梗」を音読みしたら「ききょう」。
・別名 「桔梗」(きちこう)。
・紫または白の、美しい花。
・漢方では太い根を干してせきやのどの薬にする。
また、この薬用成分のサポニンというものは昆虫に
とっては有毒なため、昆虫からの食害から自らを守
 っている。(キキョウサポニンと呼ばれる)
・昔から武士に好まれたようで、家紋に取り入れられ
たり、江戸城には「ききょうの間」や「桔梗門」の名前
がある。
・開花直前の丸くふくらんだ状態がおもしろい。
これは、開花前には花びらが互いのふちでくっついた
 まま膨れていくため、つぼみは風船のようにふっくら
して見えるとのこと。
プチュッとつまむと水がはじけ出る。
(1回だけやりましたが、花がかわいそうなのでやめ
ましょう。)
・万葉集に出てくる「あさがお」は、この桔梗のことだ
 ろうといわれている。

(出典:「季節の花300」)

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