近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

デルフィニウム

2006-05-10 15:21:47 | 花好きずき
わが家にも横文字の名前がついた草花が多くなった。
これも、「花茎がどんどん伸びるので、支柱を立てて欲しい」と
かみさんに頼まれた時には、まだ名前が分からなかった。
私としては、和名の「千鳥草(ちどりそう)」のほうが似合うと
思っている。

















【デルフィニウム】

・金鳳花(きんぽうげ)科。
・学名 Delphinium ajacis
Delphinium : デルフィニウム属
ajacis : ギリシャの英雄 Ajax の
Delphinium は、つぼみの形がイルカ(ドルフィン、
ギリシャ語で「delphin」)に似ているところから。

・北アメリカ原産。
・葉っぱは裂けた形。
・花は青紫色の5弁花。
・別名「飛燕草(ひえんそう)」
    「千鳥草(ちどりそう)」

(出典:「季節の花300」)

連休お出かけ日記 ― 2、5月5日「春日部市/大凧と藤」

2006-05-09 08:01:04 | 民俗・行事
5月5日のこどもの日には、結婚当初以来、何十年ぶりかで庄和町の大凧あげ祭りを見に行ってきた。
昔はかみさんの実家から江戸川沿いに自転車で行き、帰りには雨に降られてさんざんだったことを思い出したが、
この日はよく晴れていて、ちょうど昼頃から風も出てきて最高の日和だった。
最初に小凧(といっても畳十畳敷きもある)が上げられ、午後2時からはメインの大凧が上げられた。
大凧は縦15m、横11m、重さ800Kgで100畳敷きという巨大なもので、和紙の半紙1500枚が張り合わせられ
ている。40mもある糸目は100本以上、揚げ綱は1000mもあるそうだ。
同時に全国から集まった凧愛好者による凧揚げ大会も開かれていたが、大凧の上がった瞬間は、会場はどよめきと
感動の歓声がこだました。














帰り道、時間がまだ早かったので、藤の牛島という駅を降りて、国の天然記念物に指定されている樹齢1200余年という
藤を見てきた。
藤はちょうど見頃で、花房がびっしりと垂れ下がっていて見事だったが、ちょっと気を取られて足元がお留守になり、段差の
あるところで足首を挫いてしまった。
捻挫はもう癖になっていて、ちょっとした瞬間にまた同じところをやってしまうのだが、さすがに帰り道は歩くたびに痛みが走り
往生した。











石楠花(しゃくなげ)

2006-05-08 11:53:20 | 花好きずき
うちには父の代から赤と白の石楠花があるが、きのうの雨で濡れて
しまったものの、まだ花は落ちずに咲いている。
他にも種類の違うものが2本あったのだが、一昨年になぜか枯れて
しまったので、今はもうない。
ここに載せたのは、連休初めの天気のよいときに写したものである。















【石楠花(しゃくなげ)】

ツツジ科の低木数種をいう。ツツジ類と同属であるが、葉は常緑、厚い革質で
光沢がある。花は枝の端に頂生した花芽から十数個散形状に開く。
アズマシャクナゲ(シャクナゲとも)は、本州中部~北部の深山にはえ、高さ2
~3m。花冠は白~淡紅色で漏斗(ろうと)形、先は5裂し、おしべは10本。

ホンシャクナゲ(ツクシシャクナゲ、シャクナゲとも)は本州中部、四国、九州
に分布し、高さ約4m。花冠は7裂し、おしべは14本ある。
本州、北海道の亜高山帯にはえるハクサンシャクナゲは、アズマシャクナゲに
似ているが、花がやや小さく、葉はやや薄くてまるみを帯びる。
また、キバナシャクナゲは本州、北海道の高山にはえ、あじあ北東部にも分布。
高さ20~50cm、枝ははい、淡黄色の花をつける。

シャクナゲの類は500種以上が知られ、中国西部~インド北部の山岳地帯に
多い。それらが18世紀ごろヨーロッパに入り、多くの園芸品種が作られた。
日本でも20品種余りが作られており、西洋シャクナゲ(いわゆるロドデントロ
ン)総称される。

(出典:百科事典「マイペディア」電子辞書版)

連休お出かけ日記 ― 1、5月3日「新宿御苑」

2006-05-07 14:57:41 | 花好きずき
孫の裕くんもどうやら回復してきて、家族でお出かけすることになったので、爺ちゃんと婆ちゃんにも暇ができた。
せっかくだからどこかへ行こうということになり、新宿御苑へ出かけたのだが、以前行った頃からだいぶ年月が経っていたので、当てずっぽうが災いして、ちょっと道に迷ってしまった。
どうにか園内に入ることができたが、だだっ広い芝生広場に家族連れの姿ばかりで、これといって見る場所はなかった。
仕方がないので、大温室の中を散策して帰ってきた。
温室といえば定番のバナナ、ヤシ、マンゴウ、アボガドなどの木があり、実もついているものもあった。花もいろいろ見たが、なんといってもランの豪華さには、いつ見ても感動させられる。
この日はデジカメも持参したのだが、あまり写真は撮らなかったので、お見せできるのはこのくらいである。