じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

自然の猛威

2017年07月06日 | 日々のこと
夜間にかけての豪雨災害、恐らく酷いことになっているのだろう・・・
朝を迎えその惨状を目にして驚愕した。
地震も怖いが、ジワジワと、というよりも一気に押し寄せる水攻めに
一夜を過ごした人たちはどんなにか不安な夜であったろうは想像に難くない。
二階に避難できたはまだ良かったが、平屋の人もいただろうに・・・


それにしても目にするのは磨き丸太のような膨大な木材の凄さである。
まるで上流に木材置き場か製材所でもあるかのように・・・

災害の少ないことが自慢?の当地ですが、
思えば平成16年には相次ぐ台風に見舞われて、死者数人を出す大雨被害に見舞われた。
あの時も数十年に一度、、前の川が濁流で溢れ、大木が盛り上がる様に流れていた。
自宅は無キズでしたが、溢流した濁水で広い範囲が床上浸水した。
水が引いた後の川底に1,2mの大石や 大木がゴロゴロ、
ダム湖や海面が膨大な木材で覆われていたのに驚いたものでした。

土砂崩れと言うより、山林崩落ですね。
植林された美林が各所で雪崩のように滑り落ちていて、大量の土砂とともに
流れ下る、、、その間に枝も表皮もきれいに剥離されて、白い磨き丸太になる。

「記録的な豪雨」と言われるけれど、それは気象観測し始めてからの事、
峡谷、河岸段丘、扇状地、何十年、何百年、幾度となく豪雨に見舞われてきた。
先日聴講した縄文時代の話、彼らは必ず水害のない高台に住んでいた。
自然林は今のような柔な植林土壌ではなくて、保水力も十分あったのだろう。
現代は治水工事、人工で固められた谷沿いに住むようになった。
如何に安全と思われても、自然の猛威にはひとたまりもないことを見せつけられる。

朝倉市は少し馴染のある町、以前は町でしたね。
私の生まれ故郷は同名の朝倉という地名でしたから、
博多への行き帰りによく立ち寄ったところです。
三連水車や秋月城跡は無事だったでしょうか・・・・・

盛りの合歓の花


普段は静かな川ですが


毎朝立ち寄る氏神様


ラヴ

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする