じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

他所事

2020年12月16日 | 日々のこと

フランスとドイツのコロナ感染者数は日本の10倍を上回る、

どちらも強力なロックダウンを図ってきたが、明暗を分けたようだ。

フランスは一時は一日10万人の感染者だったが、

10月からクリスマスを目指して計画的な外出禁止をかけて来て、

ほぼピークアウトをして、それでも1日に5000人、、、

クリスマスを前にして段階的に外出規制を緩和できた。

 

ドイツは当初の感染数が比較的少なかったこともあり、

その後の感染者の爆発的急増に対応できなかったようだ。

一桁違うが日本の推移と似ている。

1日2~3万人の感染者数が続いていて、ついにしびれを切らして、

あのメルケルさんの悲痛なまでの訴えの演説である。

そして、クリスマスを含む年末年始の外出禁止に踏み切ったようだ。

普段静かなメルケルさんの剣幕には国民も震え上がって、従うようだ。

 

翻って日本は、、、これらの国に比べれば大したことはない、、、と

政府はたかを括っているのだろうか。

「勝負の3週間」は掛け声だけに終わり、感染増加は収まらない。

 

年末年始のGoToトラベルの一時停止、それを読みあげた直後にガースーは、

二階さんや高齢者8人が集まり高級ステーキ店で忘年会をやったそうだ。

西村再生相「5人以上の会食、一律で駄目とは言っていない」

とトンチンカンな言い草には、笑うしかなかった。

若いものから見れば、高齢者がやっているのだから、、、と思うに違いない。

感染拡大と闘う一国のリーダーとしての資質、危機意識が薄い。

 

「感染しない・させない」、は個々人の予防意識に掛かっているが、

それには政府やリーダーの真剣度に依るのではなかろうか。

 

寒空が続く。

窓からの陽射しにまどろむラヴ

コメント (12)
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