
コンコルド:Aérospatiale-BAC Concorde, (Turbojet-powered supersonic passenger airliner) SST
超音速旅客機と言うと2000年7月25日にパリで大事故を起こした、コンコルド(Concorde)を思い出す人も多いでしょう。 経済性のみならずソニックブーム(sonic boom)などの環境問題もあり2003年には、製造された20機、全機退役しました。

コンコルド:Aérospatiale-BAC Concorde, (Turbojet-powered supersonic passenger airliner) SST
最近イギリスの会社、ハイパーマック・エアロスペース(Hyper-Mach Aerospace)が、新しい超音速ビジネス・ジェットの計画を進めています。 創始者のリチャード・ラッグ(Richard Lugg)は、新しいエンジンのテクノロジーとソニックブームを防ぐ方法を開発しているそうです。

ソニックスター超音速ジェット旅客機:HyperMach SonicStar (Supersonic Passenger Airliner)
アメリカの連邦航空局 (FAA=Federal Aviation Administration)は、ソニックブームを起こすコマーシャル・ジェットの領土内航空を許可しないでしょう。 そこで新しジェットは、強力なビームを前方に投射して空気をわけて進みソニックブームを起こさないようにするそうです。

ソニックスター超音速ジェット旅客機:HyperMach SonicStar (Supersonic Passenger Airliner)
スーパー・ソニック・ジェットは、5万5000から6万フィートの高度で飛行します、一般のジェット旅客機の2倍ほどの高さです。 まだ、投資家やパートナーを探している段階ですが、予定では20人乗りマッハ3.6の超音速ビジネス・ジェットは、2021年の就航を目指しているそうです。 そうなると世界の大都市を数時間で結ぶことが出来そうです。

ソニックスター超音速ジェット旅客機:HyperMach SonicStar (Supersonic Passenger Airliner)
余談ですが、人間が作り出したもので最初に音速を超えたものは、なんだかご存じですか?
まさかと思われるものです、答えは次回に・・・

ソニックブーム(sonic boom)