一期一会の日々

日々のあれこれ

おっぱいバレー

2010-04-01 02:50:47 | 映画

昨晩、DVDで「おっぱいバレー」を見ました。

こんなふざけたタイトルですが、原作はとにかく面白かったし、若手の女優さんの中では一番好きな綾瀬はるかさんの主演だし、もう期待大です☆

思春期の男子中学生のかわいい感じがよく出ていました。
男の子って純粋=単純?でほんとかわいいよね。
彼らのおっぱいにかける情熱がばかばかしいほどで、それがとにかく可笑しい。
そして彼らの「お~っ!!!」っという雄叫びが上がるたびに思わずくすっとなってしまう。
原作では6人の部員について人物描写等がきちんとあったけれど、映画の中では全くなく、でもストーリーの流れの中でさりげなく表現されていたのが心憎い。

舞台設定が1979年とのことで、当時のヒット曲が挿入歌というのも気持ち入り込みやすかった。
浜省、ツイスト、杏里、キャンディーズ…懐かしの曲がかなりの数流れました。
小倉の町並みもよかったですね。

そして主演の綾瀬はるかさま♪ 期待通りかわいい☆
最初は若干一本調子かなって感じましたが、進むにつれ、美香子先生の個性として受け入れられました。
なんたって彼女の笑顔がいいですよね~
びっくりした顔も、澄ました顔も、ちょっと思いつめた感じも、とにかくあらゆる表情がいいのです!
ランニングシーンもしっかりした足取りでいい感じでした!
ジャージ姿のときの二つ結びが超キュート☆
  「私のおっぱいを見るために頑張りなさい!」
この台詞、2回あるのですが、どちらの言い回しもとっても好き!
1回目はコソコソと、2回目は気合を入れて。

どんな友達と出会えるかも大切だけど、どんな先生に関わるかで学校生活って決まっちゃうよね。
子どもたちとはどんなときも真摯に向き合わなくちゃ!

全くの余談ですが、仲村トオルのらしくない「ナイスおっぱい」の台詞や、同僚男性教師のパーマのボリューム感もよかったです。

覚書

主題歌
「個人授業」 Caocao

劇場使用曲
「渚のシンドバッド」ピンク・レディー
「夢中さ君に」 チューリップ
「ルージュの伝言」 荒井由美
「ウィスキー・コーク」 矢沢永吉
「HERO-ヒーローになる時、それは今ー」 甲斐バンド
「風を感じて」 浜田省吾
「燃えろいい女」 ツイスト
「道標ない旅」 永井
「微笑がえし」 キャンディーズ
「オリビアを聴きながら」 
「卒業写真」


サヨナライツカ

2010-03-05 01:31:19 | 映画

昨日とうとう見てきました! サヨナライツカ

大好きな原作、思い出深いタイ、憧れのミポリン…何が何でも見たかった1本。

本当は2月4日の鑑賞予定が、思いがけず「ゴールデンスランバー」へと嬉しい変更があって延び延びに。

この時「サヨナライツカ」鑑賞を想定してメンバーズカードを作成したものの、2月の終わりを待たずして上映終了を告げられ大ショック。

縁がないのか?いやいやそんなことないと念を送っていたところまさかの復活!

とうとうこの日を迎えました。

相変わらずの平日昼間の映画館はガラガラで…にもかかわらず、カップルに前後を挟まれ多少のストレスを感じつつも、始まってみるとまったく気にならず。

さて映画はといえば、予想通り原作の方が数倍よかった。

行間から感じられたタイ・熱帯特有の息苦しい感じは、映像にするともっと伝わってくるものかと思いきや、むしろ暑さよりさらーっとした空気感。とっても残念。

ストーリーもここだけは原作に忠実で頼みます!というところが変えられていてこれまた残念。

そして、お楽しみのミポリンには、しわがあった…。現実逃避したいので、こういう人にはいつまでも理想像として美しくあってほしかった。残念。

それでも…

「愛してる」という言葉の重みを非常に感じました。たった5文字を口にできず、たった5文字を耳にすることなく別れてしまう二人。

一緒にいられない運命とわかっていても、「愛してる」という言葉を得られるだけで、それを拠り所にして生きていけるのに、それさえも許されなかった沓子。

原作とは違う描き方をされていた光子にいたっては、痛々しいものがありました。

豊の男としてどうしようもない選択というのもありがちで納得できたにもかかわらず、最後になって中途半端な行動に出てしまい、誰もが傷つく感じが非常に嫌でした。

それでも…