数週間前の職場の忘年会。
春の新歓送迎会はどこだったか忘れてしまったけれど、
あまりにも狭い空間で幹事さん4人が席にも着けず、
ずっと立食状態だったのが未だに忘れられない。
今回はどんなところで?!と違った意味でワクワクしていたが、
とても素敵な空間を用意してくださっていた。
瓶ビールモルツはキンキンに冷え、
アルコール唯一ビールが苦手な私でも、
乾杯の際の気持ち程度だったがびっくりするほど美味しく感じた。
まあ、携帯も持っていないのに、地図やらの情報を忘れてきて、
「NOWAビル」と「響」のフレーズだけを頼りにさまよい、
やっとの思いでたどり着いた経緯も影響しているのだろうが。
くじで決まる席は、苦手上司とは隣なものの
テーブルが離れているので一安心。
愚痴のこぼしあいにならず、バカ話したり、
大人の会話ができる人たちとの席でさらに安心。
さてお食事は、ホタテとネギの酢味噌和えから始まり、
冷や奴、そしてシジミのすまし汁と続く。
早い段階でシジミの登場。
「飲む前に飲む!」の心配りだろう。
これがまた、シジミからだけの出汁ではないのが心憎い、美味!
お刺身、揚げ物、蒸し物、御飯、香の物、汁物、柚風味のアイス。
どれもこれも美味しく、楽しくいただけた。
シックな雰囲気で居心地のいい空間がそれを引き立たせていた。
そうそう忘年会のお楽しみとしてビンゴがあった。
今回は各自1000円程度のプレゼントを持参だ。
私がブービー状態で残り福から当たった物は
再利用可の携帯カイロと入浴剤。無難な路線だ。
ちなみに私が用意した物。
千疋屋のグレープフルーツ1個840円+とバナナ1本210円。
これを緩衝材をたっぷり使って、なんとケーキを入れる大きな箱に包んでいただいた。
そのおかげか早い段階でチョイスされたが、1000円じゃ絶対無理とわかっていながらの
開封前の「千疋屋!メロン!」のコールには穴があったら入りたい心境だった。
箱を開けた瞬間の「あれっ?!」な表情が忘れられない。
お疲れ働きマンにビタミンとパワーを!
何より、こんな高い果物自分じゃ買わないけど、
どれぐらい美味しいか一度は食べてみたいもの。
そう思ってチョイスしたけど、異様な盛り上がりと落胆に
心臓がバクバクして生きた心地がしなかった。
一応選ばれた先輩にお声がけ。
「千疋屋だし間違えないと思って。ゼリーだと思ってた」
お値段の報告をして思いの丈を伝えると
「私バナナ大好きよ。そうだ、半分こしようか!」と太っ腹。
ご辞退申し上げたが、結局美味しかったのかな~。
聞きたいけど、何となく聞けない…。