2024.11.23 sat. 勤労感謝の日
高校時代の友人との山登りもはや2年。
いろんな山を検討したけれど、私も未踏の高水三山に決定!
奥多摩入門の山、低山ながら爽快なプチ縦走など…
そんな風に謳われていて、以前からずっと気になっていた。
ちょうど御嶽渓谷界隈も紅葉見頃となっているし、
紅葉登山にはベストではないかしらん…と。
自宅を出たのは7:30。
ザックを背負うといつも気分が上がるのに、この日はやたらと重く感じる。
ダウンを着ているので腰ベルトが合っていないのかと
調節して見るも、腰の違和感がぬぐえない。
いつも通り集合は途中で同じ電車になっても駅で、
各自トイレを済ませてから合流。
軍畑駅に9時半着のJR青梅線。
駅に降り立つ人も多いけれど、そのまま乗車の方も多数。
ドアを出たところでたまたま友人に会い、無人駅の改札にSuicaをタッチ。
事前に調べておいたので道なり右手のトイレへ直行。
並びはしたけれどまだ軽めな方、その後の行列を見たら気が遠くなりそうだった。
ライトダウンを脱いで、軽く準備運動をしていざ出発!9:47
最初は車道歩き。コンクリ道の上り坂は地味にきつい。
平溝橋の手前で川沿いに入るとほどなくして
青梅ガイド?の腕章を付けた方のいる女性グループに追いつく。
市に登山ガイドさんがいるのかな?
高源寺前でまだ出発から30分しか経っていないけれど
コース上に2つしかないから一応またトイレ。
ところがこのトイレがなかなか見つからなくて、
先にいらした女性二人組と探し回ること10分。
お寺の前で別のガイドさんグループが体操を終えたところで聞いてみる。
何のことはない、入り口にぽつんとあった“大箱”がそれだった。
気を取り直して再出発。
釣り堀の前でトレッキングポールの準備。いよいよ山道へ。10:38
砂防ダムの脇の階段で友人は早くもお疲れモード。
ゆっくり自分のペースできてねと声をかける。
ダム脇の階段を過ぎてもまた階段。あちゃー。
紅葉を楽しみにしていたのに、
杉なのか檜なのかの樹林帯の道をひたすら行く。
しかもそこそこ勾配がある。
喉が渇いて仕方ない。こんなに水分を摂るとは思わなかった-。
そしてそして、腰がなんだか重くて痛い…。
山登りで腰が痛くなるなんて初めて。
八合目の石柱を過ぎて、何となくもうすぐでは?の兆し。
上成木からの分岐で合流したトレランの方々に抜いてもらい
高水山まであと僅かということを教えてもらう。
腰よ~、がんばれ~!
常福院への標識が出てきたところに紅葉あり。
撮影ポイントを求めて行きつ戻りつしながら
ぴくっと痛みが襲ってくる腰に気が気でない。
常福院への続く階段を見上げ大丈夫かぁと思いながらも
山門を覆う紅葉が見事すぎて勇気をもらう。
時折ひっくり返りそうになってびびりながらも階段を上りきり
見かけたベンチにザックをとにかく下ろす。
今までにない腰に電流が走るような痛み。
これ、どうなっちゃうの?!
縦走続けるのも、今までの道を下山するのもあの勾配、厳しいのでは?!
そろりそろりと本堂でお参り。
友人が蝋燭しようかなというので
私も珍しく蝋燭を灯して、腰の回復を一心に願う。
だましだましトイレへ向かい、こっそり湿布を貼る。
トイレから明るい方向に登っていくと東屋があって、
石標も見られたのでここが山頂では?と
お昼も回っていたし、ここでシートを広げてお昼ご飯にする。12:15
腰を温めようと1枚羽織って様子を見ながらも
自然の中、澄んだ空気の中でいただくおにぎりは最高!
コーンスープと食後はココアで温まる。
東屋のご一行も席を片付け始めたころ
我々もそろそろ行きますかと、
念のためもう一度常福院裏に戻ってトイレへ。
30分ほど温めながらゆっくりできたので、何とか腰の痛みも治まった。
東屋を経て山頂標識はどこだったんだろうねと話しながら5分ほど行くと、
本当の高水山山頂にたどり着く。
なんだ頂上はここだったのか。
でも広くて休憩ベンチもたくさんあるしお昼ができたかもだけど
展望もいまいちで寒々としていたので
さっきのところでお昼休憩を取ったのは正解だった。
13時ジャスト、ハラハラしながらも高水山登頂!
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