は、手強かった…。 2024.8.6 tue.
5:55 ピックアップ。
前日夜は雨、の白駒池目指して出発!
ゆでトウモロコシを1本車の中で頬張って、
佐久平PAで月見そばの朝ご飯。
が間違えてかき揚げも乗っかっててラッキー♬
このかき揚げがめちゃ美味しかった。
中部横断自動車道に入り、八千穂高原ICまではなんと無料区間!
予定通り9:10頃白駒池入り口駐車場に着く。
今回は関東第一高校ご一行と一緒になる。最初だけ…。
50円を支払ってトイレを済ませ、いざ白駒池へ!
白駒の森の初っぱなの登りの木道が微妙にきつかった。
濡れている板は滑るんじゃないかとヒヤヒヤしたし、
板と板の間が開いているところは、そこにポールが挟まっちゃって。
白駒池を青苔荘方面から回る。
ここからは苔を楽しむよりも、きのこに目がいってしまった。
何種類とあるんだもの…!
新しくきのこが登場する度に撮影して、ずいぶんゆっくりになっちゃった。
青苔荘着は9:50。
雲が低く降りる白駒池を眺めているうちに高校生は通過していった。
相変わらずきのこを追いかけ、
苔とぐねぐねとした道を行き、
もののけの森に入る。
このネーミング最高! 雰囲気満点の森にぴったり!
厚い雲から時折青空も見られたけれど、森の中ではあまり感じない。
白駒池から「ニュウ」への分岐。10:15。
木道に沿って森を抜けて白駒湿原到着。10:18。
湿原といえど、何かお花が咲いているものでもなかった。
ここからあれが目的地にゅうではと指をさしてみる。
湿原からにゅうの森の中へ。
ここからが山登りというよりもアドベンチャー。
雨上がりのぬかるみはもはや水たまりのレベルを超えて
そこに横たわる丸太の上を歩く。
大きな岩、樹林帯のはびこる根っこたちを
神経を集中して進んでいく。
にゅうの森の標識に到着、11:09。
ここからの登りは水たまりはなくなれど
岩から岩、根っこから根っこの全集中の道のり。
「にう」への標識到着、11:13。
「にゆう」への標識には11:25。
「ニュー中山峠」への標識には12:12。
「にゅう」への標識もある。
さらに15分ほど登ると「にゅう NYUU」と中山峠の分岐が見えて、
岩山のにゅう山頂直下に到着。12:35。
残念ながらガスガス。
折角だから三角点のある岩の上へ。
何処から上がればいいのかウロウロ。
お昼を摂ってる方のポイントに行きたくて
その後ろから回ってみたけれどだめ。
そうこうしているうちに移動されたので
一旦降りてそちらに回ってみる。
何か見えたのか伺うと、さっきまでは白駒池が…と。
そういえば、山頂から白駒池の絶景を見に登ってきたことを
鬱蒼とした森のアドベンチャーロードですっかり忘れていた。
でも今はガスガスの中。
岩を膝をつけてやっとの思いでよじ登っても、
山頂の看板のない三角点のみを確認するのみ。
展望まったくなく、2,352mの高さに立っているとは思えない。
唯一の慰みは、これまで全く見ることのなかったお花たちのお出迎え。
長居は無用とこの岩場を去ろうにも
無理やりよじ登ってきたものだからどう降りてよいやら苦戦する。
結局腕の力で支えてソローっと行くつもりが
この体重、サーっと急に滑り落ちて恐怖で足の震えがしばらく止まらず。
左足が攣りかけ、右腕はあざを作り、心臓はバクバク。
心に残る絶景も拝めず、恐怖だけ味わってがっくりきたけれど
途中休憩の度にご一緒だったファミリーが山頂への岩を登る前に
私たちも何も見えなかったよーと言っていたので
自分だけではないと大きな慰みになった。
雨がぽつっと降りてきて下山開始、12:50。
今まで登ってきた道を慎重に下る。
登りはピンクリボンを見つけてはそちらに進んでいったけれど
下りはなかなか見つけられず、
気付いたら山道をちょっとそれていたりも何度か。
コース取りがなかなか難しかった。
白駒池に到着、14:35。
にゅうから白駒池まで1時間とあるけれど、1時間45分もかかってしまった。
登りの白駒池からにゅうまでも、1時間20分のところ2時間15分も!
ここは本当に初級レベルだったのかしらん?!
まあ、膝の悪い方とご一緒だから休み休みでのんびり森林浴できてよかった。
霧の白駒荘前でまた休憩して、
時間があったらこっぺぱんの高見石なんて最初は言っていたけれど
さあどうする?ともならず、駐車場へ。15:15着。
参考までに発車するバスの運転手さんに茅野駅までの時間を聞くと1時間15分。
その足で売店に立ち寄り、惹かれるものがあって
「白駒の池 こけパン」(6枚600円)を購入。
小海町特産品鞍掛豆のきな粉をまぶした
懐かしい感じの素朴な焼き菓子でした。結構好き。
遅いお昼はまた佐久平PAで、今度はかき揚げ蕎麦。
さすがに卵は間違ってついてこず…。
こちらも腹ペコさんには体中に染みわたる美味しさだった。
「にゅう」の様々な標識が出るたびに、
ついやまびこしてしまった山・森・岩歩き。
今度は高見石に登って、絶景をリベンジしたいな。
幻想的な山歩きもいいけれど、やっぱり青空が私は好きだ。
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