『週刊新社会』【沈思実行(145)】 ☆ 絶望からの脱出
鎌田 慧
先行き、この国はどうなるのか。無責任に憂い顔でいえるような問題ではない。しかし、このところ、最大の権力者といえる首相が、公私混同を専らにして、政治の劣化が目につきすぎる。それは永過ぎた安倍首相時代から顕著になったのだが、「森友」、「加計」とほかならぬ教育問題、学校の創設に、首相の妻や首相の友人への身びいきがあった。 いま . . . 本文を読む
〔週刊新社会:週刊 本の発見 第296回〕 ☆ 『増補版 戦争は教室から始まる 元軍国少女北村小夜が語る』 (「日の丸・君が代」強制に反対する神奈川の会編、現代書館、1980円)
評者:志水博子
安倍政権以来の、“何でもかんでも国会無視の「閣議決定」”に、情けなくも結構慣らされてしまったとはいえ、昨年12月の安保三文書の改定には、度肝を抜かれたという人が多いの . . . 本文を読む