《週刊金曜日:沈思実行(219)》 ☆ 死刑制度護持の野蛮
鎌田 慧
袴田巖さん無罪判決が切り拓いたのは、警察・検察官の誤った権力行使批判であり、再審制度の改革への道であり、死刑制度護持への疑問である。はたして日本の司法は民主的なのかどうか、との疑問を強く感じさせることにもなった。 無実であっても、一審判決以来、56年間も死刑囚として拘束されてきた袴田さんへの非人道的措置の問いかけだった . . . 本文を読む
☆ 「日本の死刑制度について考える懇話会」が報告書で提言 「公的な会議体」の設置を (週刊金曜日)
元検事総長、元警察庁長官、研究者、ジャーナリスト、犯罪被害者遺族、国会議員ら16人(別表参照)が委員となった「日本の死刑制度について考える懇話会」(座長は井田良(いだまこと)・中央大学大学院教授)が11月13日、12回目の会議を開き、政府への提言を報告書にまとめた。 委員全員の一致した意見 . . . 本文を読む