パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

明けない夜はない(38 )<コロナ禍で急速に激化する世界情勢>

2021年03月28日 | 日の丸・君が代関連ニュース
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
 昨年11月に行われた▲ 米大統領選でアメリカ第一を掲げるトランプに代わりバイデンが大統領になった。
 バイデンはオバマ時代の外交政策に復帰し、対中露政策で日欧との同盟を重視するようになった。
 しかし、これらの国々はコロナ禍を未だ克服できず、貧富の格差が拡大しつつあり、資本主義に対する疑問も広まりつつある。
 一方、社会主義を標榜する中国はコロナを抑え込み経済も貧困政策で内需を拡大するなどして成長しつつある。
 こうした中、バイデンは国内の危機を外に向けるべく、急速に対中国包囲網の建設に力を入れることになった。
 そして日欧も同様の理由から米と足並みをそろえることになった。

 それが、この間の日米豪印のQUAD(3月12日)(NATOのインド・太平洋版ともいわれる)であり、日米の2プラス2(3月16日)であった。
 そうした中でアラスカで開かれた米中外交トップ会談(3月18、19)は、双方の対立を際立たせることになった。
 それを受けて、3月22日には、欧米による人権問題での中国への一斉制裁が発動された。
 一方、同じように米から制裁を受けている中国とロシアは3月22、23日に外相会談を開いた。
 同じ時期(3月23、24日)、米国務長官が出席しNATO外相会議が開かれる。
 このように情勢は目まぐるしく変わり、世界情勢は総じて、(欧米日)対(中露)の対立となりつつある。
 しかし、これらの対立はコロナ禍で明らかになった国内の矛盾を他国に向けることによって、国内の危機を回避しようとするものでもある。
 (日米欧では、コロナ禍により国内の階級矛盾が激化しつつあり、「資本論」が読まれ、「社会主義」が語られるようになってきた。)
 中露では、日米欧型の新自由主義政策と「人権外交」による露骨な政権転覆を防ぐため米日欧による対中露包囲に対する批判が強まっている。
 コロナ禍で世界は大変危険な状況になってきた。こうした中で我々はどうするか。
 重要なことは、情勢を一面的ではなく全面的に、主観的ではなく客観的に、自国第一主義ではなく国際主義で、考え、行動することであろう。
 といってもそれぞれ考え方は違うので、なかなか意見が一致することは難しいかもしれない。
 だから、少なくとも、
 「天下は一人の天下に非ず、天下は天下の天下なり」(『六韜(りくとう)』)
 という立場で考え、行動する事が重要かと思う。
 決して日本はアメリカの従属国になってはいけない

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 ★ 「オリンピック強行反対!
   子どもを動員するな!命を守れ!」行動


 <日時> 4月8日(木)14:00~15:00
 <場所> 新宿駅から都庁に向っての「歩く歩道」の先の都議会・都庁に近い歩道上でチラシまき情宣。その後、
    15:00~16:00 都教委要請・都議会への申し入れ。
    16:00~16:30 報告集会


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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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