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パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

ピアノ裁判最高裁判決報告集会

2007年05月15日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ♪ ピアノ裁判 ♪・最高裁判決報告集会
   あきらめないために!


 ◇ 5月19日(土)午後1時30分~5時
 ◇ 会場〔阿佐谷〕産業商工会館ホール
   *JR総武線阿佐ヶ谷駅南口徒歩6分(土日は快速は停まりません)
   *地下鉄丸の内線南阿佐ヶ谷駅徒歩5分

 ◇ 内容
  1.弁護団から
  2.講演『君が代』伴奏拒否訴訟最高裁判決批判
    一「子どもの心の自由」を中心に一
早稲田大学教授 西原博史
  3.教育行政からみた「ピアノ裁判」
元関西大学教員 岡村達雄
  4.参加者交流
  ◇参加費500円

◆ 2月27日、最高裁で上告棄却の判決!
 子どもたちと共に楽しい音楽の授業をしたい、教育や音楽、文化を政治の具にさせてはならないという思いを抱く彼女に、99年、「君が代」のピアノ伴奏をせよとの職務命令、そして処分。子どもの人権も教師の人権も蔑ろにする処分の不当性を訴え、憲法19条「思想・良心の自由」を問う裁判に踏み切って7年が経過しましたが、最高裁の判決は彼女の苦汁の歳月に応えるものではありませんでした。
 そもそも、判決がなぜ2月末だっだのでしょうか!昨年9月の東京地裁での予防訴訟裁判全面勝訴、教育基本法改悪という流れの中で、卒業式前には職務命令を是認し、思想良心の自由を認めぬ判決を出す必要があったとしか思えません。まさに、政治的意図をもった判決であり、説明責任を回避した許せない判決です。教育への政治的介入が色濃くなっている今、それに加担する最高裁、司法に対する深い憤りを抑えることはできません。

◆ あきらめず、これからを!
 はじめに結論ありの最高裁判決(多数意見)は許しがたいものですが、たた一人、藤田裁判官は、この裁判で問われていた「公共の利益」とは「子どもが教育を受ける利益」であると指摘し、私たろの主張を認める反対意見を述べています。また、法学研究者の方々が声明を発し、重大な問題点が回避されたこの判決は最高裁判例としての意義は乏しいと糾弾しています。皆さんと共に、最高裁判決の問題性、7年にわたる裁判を通して得たものを確認し、諦めることなく一人ひとりの人権が大切にされる教育を求め続けていきたいと思います。是非ご参加ください!
日野「君が代」処分対策委員

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