★ 千葉県教委の責任追及裁判やってます!
☆ 7月20日(木) 午後4時~
千葉地裁・松戸支部(506法廷)で 第3回口頭弁論(午後3時半集合!)
5月22日に行われた第2回口頭弁論では、被告千葉県が出した「第1準備書面」(原告の訴状への反論書)があまりにも杜撰だったので、裁判長から、もっと具体的な反論を書くように要請された。
30席の傍聴席は支援者で満席になり、裁判所もいい加減な裁判はできないという雰囲気が生まれている。
7月20日の次回口頭弁論では改定された被告準備書面(低評価の言い訳)の内容を巡って、私(原告吉田)の「求釈明」(質問)が行われる予定。
引き続き、注目と傍聴支援をお願いしたい!!
《どんな事件か》
2020年、安倍政権により新型コロナ蔓延防止として全国臨時休校措置が3月~5月行われた。
6月に入って徐々に開校したが、しばらく変則授業(学級人数の1/3~1/2、午前午後入れ替え制や隔日実施等)が続いた。
授業・行事の大幅削減に加え、新型コロナ対策の消毒などの諸作業・事務作業などで学校現場は過労死労働に拍車がかかった。
その中で、文科省が学校現場への応援措置として半年のみの臨時学習サポーターの全国配置をきめ、千葉県の小中学校では880名分の採用予算がついた。
それを受けて、千葉県教委は7月下旬に臨時学習サポーターの募集を教育事務所毎に始めた。
私は、その情報を応募した組合員から聞いて7月末に東葛飾(東葛)教育事務所に応募した。
《不誠実な対応と例外的な不採用》
知り合いが採用されて学校現場で働いているのに私には採否通知が届かない。9月に入って問い合わせても通知が来なかった。
9月28日になって千葉県教委本庁の学習指導課に問い合わせると、東葛教育事務所から9月23日付けの「不採用」通知が、9月28日の消印付きで届いた。
この東葛教育事務所の不審な対応に私の所属する学校合同は、県教委学習指導課・東葛教育事務所に申入れ行動を行ったが、千葉県教委・東葛教育事務所は不誠実な対応に終始した。
《教員免許などいらない採用基準に達しないとして「不採用」》
その後、情報公開等を駆使して明らかになったことは、臨時学習サポーターは11月まで募集を続けていた。(募集定員を集められなかった。)
各教育事務所の応募者で、不採用者はごく少数。私の応募した東葛教育事務所の場合、応募者263名中、不採用者は2名のみ
しかも、私の応募した学習サポーターBは、教員の学習指導補助が仕事内容で、18歳以上であれば応募でき教員免許も必要ない職種だった。その中で私は、教職歴44年のベテラン教員だった。
東葛教育事務所は、私の「不採用」理由を採用基準に満たないので「不採用」と説明している。
《永年交渉を続けてきた教育事務所》
東葛教育事務所は、学校合同と過去30年にわたって、毎年何度も交渉を持ってきた経緯があり、その当時学校合同の責任者であった私をよく知っている。
学校合同としてはこの件を交渉で解決したかったが、千葉県教委・東葛教育事務所が居直り続け、解決できなかった。
あまりにもあからさまな組合活動家への差別排除であるこの学習サポーター不採用に対して放置することはできず、損害賠償請求訴訟という形で責任を追及することにしたのがこの裁判。
この訴訟は、弁護士をつけない本人訴訟です。しかし、法律家からの支援をいただいて訴状はプロ仕様になり、十分に説得力ある訴状を提出できました。
2023年6月8日 原告:吉田晃
(連絡先)千葉学校労働者合同組合
℡04-7164-2246、cgrgk@yahoo.ne.jp
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