【脱原発世界ニュース2016 vol.24】(2016.6.25)
▼ 米国で原発廃炉が続々と!
■ 「カリフォルニア州最後の原発、2025年までに閉鎖が決定
・運転延長より閉鎖した方が安上がり」 (6月22日 businessnewsline)
http://business.newsln.jp/news/201606212058160000.html
カリフォルニア州サンルイスオビスポ郡にあるDiablo Canyon Nuclear Power Plant(ディアブロ・キャニオン原子力発電所)の発電事業者となるPacific Gas & Electric Co.(パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック)社は21日、2025年までに原発を閉鎖することで環境保護団体と合意に至ったことを発表した。
環境保護団体との合意事項により原発閉鎖後は、排出ガスがゼロの太陽光発電などの再生可能エネルギープラントが運用される予定。
ディアブロ・キャニオン原発の施設の近くには、複数の断層が存在していることが判っている上に、原子炉は海岸線の直ぐ傍に建てられているということもあり、カリフォルニア州は地震多発地帯ということもあり、地震や津波の危険性がこれまでに度々、指摘されてきた。
ただし、ディアブロ・キャニオン原発は運転開始が1985年となっており、2025年で40年の節目を迎えることもあり、安全対策費用を講じてまで運転期間延長を行うよりは閉鎖した方が安上がりに付くことが今回、発電事業者があっさりと原発閉鎖を受け入れた背景ともなっている。
ディアブロ・キャニオン原発が2025年で閉鎖されることが決まったことを受けて、2025年をもってカリフォルニア州の原発は全閉鎖となることともなる。
米国内では、現在、ジョージア州のVogtle Electric Generating Plant Units3/4と南カロライナ州のSummer Nuclear Generating Station Units 2/3の4基の原発が建設中となっているが、原油価格の下落に加えて再生可能エネルギーの普及拡大を受けて、膨大な設備投資が必要なる原子力発電は商業的見地からは、利点がほとんど無くなってきている。
■ 「米西部の原発廃炉へ 原発から撤退の動き続く」 (6月22日 NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160622/k10010566351000.html
アメリカ西部カリフォルニア州にある原子力発電所が、再生可能エネルギーへの転換を理由に9年後までに運転を停止して廃炉になることが決まり、原発大国アメリカでは、原発から撤退する動きが続いています。
廃炉が決まったのは、アメリカ西部カリフォルニア州にあるディアブロキャニオン原発2基で、運営する電力会社は、現在の運転の認可が切れる2025年までに運転を停止して廃炉にするとしています。
カリフォルニア州では、電力会社に対して、2030年までに、電力の供給源の50%を原子力や火力ではない風力や太陽光などの再生可能エネルギーに切り替えるよう法律で定めています。
これを受けて原発を運営する電力会社は、再生可能エネルギーへの転換を進めて州の基準を満たすために今回原発の廃炉を決めた、などと説明しています。
ディアブロキャニオン原発の1号機と2号機は、それぞれ1985年と86年から営業運転を続けていますが、東京電力福島第一原発の事故後、安全性への懸念から、地元では廃炉を求める声が高まっていました。
世界最大の原発大国アメリカでは、ここ数年間で採算性の悪化などを理由に原発の廃炉や、廃炉の決定が相次いでいます。今月初めにも、大手電力会社が中西部イリノイ州にある2つの原発合わせて3基について、再来年までに運転を停止して廃炉にすると発表されたばかりで、アメリカでは原発から撤退する動きが続いています。
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Nuclear Free Now 脱原発世界ニュース 2016vol.24
http://npfree.jp
2016.6.25
世界の原発の動きはここでチェック!
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▼ 米国で原発廃炉が続々と!
■ 「カリフォルニア州最後の原発、2025年までに閉鎖が決定
・運転延長より閉鎖した方が安上がり」 (6月22日 businessnewsline)
http://business.newsln.jp/news/201606212058160000.html
カリフォルニア州サンルイスオビスポ郡にあるDiablo Canyon Nuclear Power Plant(ディアブロ・キャニオン原子力発電所)の発電事業者となるPacific Gas & Electric Co.(パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック)社は21日、2025年までに原発を閉鎖することで環境保護団体と合意に至ったことを発表した。
環境保護団体との合意事項により原発閉鎖後は、排出ガスがゼロの太陽光発電などの再生可能エネルギープラントが運用される予定。
ディアブロ・キャニオン原発の施設の近くには、複数の断層が存在していることが判っている上に、原子炉は海岸線の直ぐ傍に建てられているということもあり、カリフォルニア州は地震多発地帯ということもあり、地震や津波の危険性がこれまでに度々、指摘されてきた。
ただし、ディアブロ・キャニオン原発は運転開始が1985年となっており、2025年で40年の節目を迎えることもあり、安全対策費用を講じてまで運転期間延長を行うよりは閉鎖した方が安上がりに付くことが今回、発電事業者があっさりと原発閉鎖を受け入れた背景ともなっている。
ディアブロ・キャニオン原発が2025年で閉鎖されることが決まったことを受けて、2025年をもってカリフォルニア州の原発は全閉鎖となることともなる。
米国内では、現在、ジョージア州のVogtle Electric Generating Plant Units3/4と南カロライナ州のSummer Nuclear Generating Station Units 2/3の4基の原発が建設中となっているが、原油価格の下落に加えて再生可能エネルギーの普及拡大を受けて、膨大な設備投資が必要なる原子力発電は商業的見地からは、利点がほとんど無くなってきている。
■ 「米西部の原発廃炉へ 原発から撤退の動き続く」 (6月22日 NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160622/k10010566351000.html
アメリカ西部カリフォルニア州にある原子力発電所が、再生可能エネルギーへの転換を理由に9年後までに運転を停止して廃炉になることが決まり、原発大国アメリカでは、原発から撤退する動きが続いています。
廃炉が決まったのは、アメリカ西部カリフォルニア州にあるディアブロキャニオン原発2基で、運営する電力会社は、現在の運転の認可が切れる2025年までに運転を停止して廃炉にするとしています。
カリフォルニア州では、電力会社に対して、2030年までに、電力の供給源の50%を原子力や火力ではない風力や太陽光などの再生可能エネルギーに切り替えるよう法律で定めています。
これを受けて原発を運営する電力会社は、再生可能エネルギーへの転換を進めて州の基準を満たすために今回原発の廃炉を決めた、などと説明しています。
ディアブロキャニオン原発の1号機と2号機は、それぞれ1985年と86年から営業運転を続けていますが、東京電力福島第一原発の事故後、安全性への懸念から、地元では廃炉を求める声が高まっていました。
世界最大の原発大国アメリカでは、ここ数年間で採算性の悪化などを理由に原発の廃炉や、廃炉の決定が相次いでいます。今月初めにも、大手電力会社が中西部イリノイ州にある2つの原発合わせて3基について、再来年までに運転を停止して廃炉にすると発表されたばかりで、アメリカでは原発から撤退する動きが続いています。
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Nuclear Free Now 脱原発世界ニュース 2016vol.24
http://npfree.jp
2016.6.25
世界の原発の動きはここでチェック!
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