パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

今 言論・表現の自由があぶない! 脱原発世界会議2

2012年12月19日 | フクシマ原発震災
 クリスマス(12/25午後7時)には、スペースタンポポ(水道橋)へ行こう!
 ☆ 「フクシマの声を国連に届けました」 ☆ “言論・表現の自由を守る会”国連報告

  《脱原発世界会議2》日比谷公園12月15~16日2012年
 ◆ 言論・表現の自由を守る会が国連報告を行い、脱原発願う市民と交流



初日と打って変わって、2日めは晴れわたりました。
2日間で5000人が参加

 地球の子どもしんぶん編集長加来氏と吉田邦彦安心安全プロジェクト代表の質問に答えるロシア科学アカデミーのアレクセイ・ヤブロコフ氏:『チェルノブイリ 大惨事が人々と環境に与えた影響』編著者
 「東京の汚染についても2~3年はきちんとモニタリングすべき」
 「ドイツでは、(チェルノブイリ事故の後)乳幼児の死亡率が2か月後と9か月後で上昇した。統計データーをきちんと見ていく必要がある」
 「ヨーロッパ全体で乳幼児の死亡率流産の率が上昇し、1年後白血病が増え、奇形児とダウン症児の出生率が増え、4年後甲状腺がん5年後に乳がんの患者が増えた」
 「個人の放射線量を量り、血液の測定で遺伝的な染色体の異常等を発見できる。染色体の検査:1000km離れたオーストリアや2000km離れたスイスでも異常が見られた。」
 「被ばくの影響は個々人で異なる。個人の血液変化によって、発がん等予測して対応することができる。」
 「ホールボディーカウンターと血液検査、尿検査を行うことが大事。チェルノブイリでは、汚染の高いところでは全員ホールボディ―カウンターで測定を行った。」
 ★ 定期的に個人の放射性核種を測定する。 毎月or年に数回
  1、免疫機能を高めることが大切。
  2、放射性物質を体外に排出させる。ペクチンのタブレット投与は効果がある。

 ヤブロコフ氏はシンポ後も参加者から質問攻め!

IAEAと日本政府・東電は、チェルノブイリ事故から学び、
世界最大の原発事故フクシマに生かし、命と人権を守れ!


 JRFSは2日間、メインステージの向かいに張られた『地球の子どもしんぶん』さんとジョイントのテントで国連報告と展示を行い、多くの参加者や会員のみなさんと交流しました。
 ご参加ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

 テントでは、12月7日に最高裁が無罪判決を確定させた国公法弾圧堀越事件支援のための横断幕をテント内に張り、ビラ配布弾圧6事件と日の丸君が代の強制の実際についてビラを配布し、3・11後の日本でファシズムが台頭している事実を広報しました。
 日本政府は新自由主義の流れを加速させようと国連の中でも策動していますが、この一方で国連の中で人権尊重の流れが確実に前進しており、その一環として第2回UPR日本審査が行われ、当会は日本政府審査の前日に国連欧州本部内で国連公認のサイドイベントを開催し、警察による盗撮ビデオを上映して日本の言論弾圧の現状を告発した事を報告しました。
 テントを訪ねていただいた若者たちや人々の多くは、ビラ配布弾圧事件について知りませんでした。
 「日本には、言論・表現の自由がないんだ!」と、多くの若者たちはチラシを見て驚いていました。
 今回の選挙中に宇都宮健司都知事候補の運動員が逮捕されたことを知っている方から声をかけていただきました。
 石原前知事東京都教育委員会が都立学校の400人以上の教師を処分し、延べ700人に状の先生方が裁判を起こしていることを知っていた人はわずかでした。
 国連人権理事会の下で、日本政府が批准している人権条約機関による日本政府審査と勧告も、UPR(定期的普遍的)審査=全ての国連加盟国が国家間で定期的に人権状況を審査し勧告することによって人権尊重の流れを加速させている動きは、どなたも全くご存じありませんでした。
 ◇2003年の憲法9条違反の自衛隊イラク派兵後、東京都の警視庁によるビラ配布弾圧が次々に起きており、今月7日に国公法弾圧堀越事件:堀越明男さんの無罪を勝ち取りました。
 しかし他の4事件と公選法大石事件の大石市議が最高裁で有罪とされており、これらの弾圧事件は全て自由権規約19条と25条に違反している政府が加害者となっている国家権力犯罪です。
 これらが日本国民の参政権を確立させる課題であることと、この問題の打開の方向と今後の課題について参加者のみなさんと意見交換を行いました。
 今回の選挙中にも宇都宮健司都知事候補の運動員大阪のがれき焼却反対運動を牽引している下地真樹阪南大学準教授が不当逮捕されました。
 三鷹市で逮捕された70歳の男性は、オートロック式ではないURマンションのドアポストに法廷ビラを配布したことを住民の通報のままに犯罪だと警視庁三鷹警察署の警察官が逮捕しそのまま男性を3日間拘留しました。不起訴を勝ち取るまで支援運動を継続することが重要です。
 下地さんは、街頭行動の途中にJR大阪駅東コンコースを通り抜けただけで、「不退去」などの罪名をでっち上げられ逮捕されて現在拘留中です。(大阪地裁勾留理由開示公判が明日12月18日火曜日15:30~16:30 大阪地裁604号法廷:本館6階で行われます。)
 21世紀の日本において政府が、草の根民主主義の根幹である政府を批判するビラの配布する市民らを弾圧し続けていることについて、被害者や被害者を支援する市民とNGOと市民団体が、2008年の国連自由権規約委員会第5回日本政府報告書審査に向けて通告発ロビーイングを行いました。
 当言論・表現の自由を守る会は、この取り組みをビラ配布弾圧6事件の被害者と支援者・弁護団に普及し、勧告(※パラグラフ26全文↓)を手に入れました。
 委員会は、参政権の確立を阻んでいる公職選挙法(文書配布・戸別訪問の禁止規定)と国家公務員法(国家公務員の市民としての政治活動を全面一律に禁止している102条)弾圧2法が自由権規約19条と25条違反であると撤回を求め、日本の三権(司法・行政・立法)分立の確立を保障する自由権規約第1選択議定書=個人通報制度を速やかに批准し、日本の人権保障システムすべてについて厳しく勧告しました。
 日本政府が、国連においては人権尊重のポーズをとりながら、国内では言論弾圧を繰り返し、世界人権宣言と国際人権規約と勧告に敵対し続けている事によって3・11後の選挙によってファシズムが台頭してしまった事実を知らせ、この打開の道を示しました。
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 クリスマス(12/25午後7時)には、スペースタンポポ(水道橋)へ行こう!

 ☆ 「フクシマの声を国連に届けました」 ☆
   “人権NGO 言論・表現の自由を守る会”国連報告


    講師 垣内つね子さん:言論・表現の自由を守る会 事務局長


 双葉町の井戸川町長が、10月末ジュネーブの国連欧州本部でフクシマの問題を世界に訴えました。
 その後、健康に関する特別報告者による調査にも協力した結果、報告者は人権条約敵視の国と県の対応を痛烈に批判して勧告しました。
 これらの取り組みが実現したのは、今年5月に国連経済社会理事会NGO特別協議資格を取得した言論・表現の自由を守る会のおかげでした。
 フクシマの問題のみならず命と暮らしを守る全ての問題解決のためには、日本の人権の開国が不可欠で、このためには国民が、政府に対して「自由権規約委員会が2008年に勧告した“個人通報制度”を批准して三権分立を確立せよ!公職選挙法の戸別訪問とビラ配布の禁止規定と国家公務員法を撤回して国民の参政権を確立せよ!」と命令すれば実現できるということについてお話します。
 クリスマスには、どうぞスペースタンポポにお越しください。
 12月25日(火曜)19時00分(開場18時30分)
 会場:スペースたんぽぽ
 参加費:800円(学生 & 避難者 400円)
 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4F
         Tel: 03-3238-9035  Fax: 03-3238-0797
         Email: nonukes@tanpoposya.net
         HP address: http://www.tanpoposya.net/

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 ● 衆院選:投票率、前回から10ポイントも減少

 総務省は17日午前、衆院選小選挙区の確定投票率について、
 59.32%(男性60.14%、女性58.55%)と発表。

 投票率が最も低かった96年衆院選の59.65%を0.33ポイント下回り、
 戦後最低記録を更新。

 全国で最も低かったのは、高知 53.89%。

 前回09年の現行小選挙区比例代表並立制:過去最高の69.28%から
 約10%下まわった。

 当日有権者数:1億395万9866人
    女性5375万5363人
    男性5020万4503人

 比例代表投票率=59.31%:戦後最低だった96年の59.62%を下回った。

 小選挙区投票率の下落幅は、軒並み10%以上
 1、北海道
 2、東北
 3、北信越
 4、中国
 5、四国
 6、九州

 都道府県別で投票率が高かった県
 1、島根県 65.74%
 2、山形県 64.86%
 3、山梨県 63.67%

『今 言論・表現の自由があぶない!』(2012/12/17)
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/24334745.html
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