▲ One for all ! All for one ! (21)
<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」(ブログアドレスが新しくなりました。)
http://houinet.blogspot.jp/
・「新芽(germinal)ML」の渡部です。
前回(12月7日)のメールで次のようなことを書きました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
12月4日に衆院選が告示されました。
6日発表された新聞社などの情勢調査によると、<自民党単独過半数の勢い><民主党激減><維新50前後>などと報じられています。
「脱原発」「脱世襲議員」などはどこ吹く風です。
このままでは日本社会は、右傾化が段階を画して進行し、<貧困とファシズムと戦争>の冬の時代の到来となりそうです。
(「冬来たりなば春遠からじ」とも言いますが。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
12月16日の衆院選(議席480)の結果は、12月6日に発表された新聞社などの予想を大きく上回り、自民党(294)の圧勝、民主党(57)の惨敗となりました。また、第三党に維新(54)が入りました。
一方、「革新」といわれる共産(9⇒8)、社民(5⇒2)はそれぞれ議席を減らしています。
まさに日本社会は、(国際的にも指摘されていますが)、右傾化が段階を画して進行し、<貧困とファシズムと戦争>の冬の時代の到来です。
こうした結果になった背景には、
①この間の民主党政権に対する失望
②尖閣問題などで火が付いたナショナリズム
③不況による日本社会の行きづまり
④自民党の「目前の景気策」(人為的な市場づくり⇒借金増大)
などが上げられると思います。
こうした中で、投票率は59.32%(前回2009年69.28%)と戦後最低になったことも大きな特徴です。
これは、小党乱立と総保守化のなかで、争点が明確にならなかったためとも思われますが、「政治不信」の広がりでもあると思います。
そして、「政治不信」の広がりが右翼的な石原前都知事を代表とする維新を第三党にする土壌になったと思われます。
(この党は今後国会で、安倍自民党と競い合って日本社会をさらに右翼的な方向に向けていく役割を果たすでしょう。)
さらに悪いことに、同日選挙となった都知事選では、石原都政を継承するとした猪瀬氏が圧勝しました。
「都民は何を見、何を聞き、何を考えているのか」と思いたくもなりますが、これが現実です。
私たちの前に一気に冬将軍がやってきたようなものです。
ここで私たちが闘わなければ、平和憲法は踏みにじられ、貧困を強いられ、諸権利もことごとく剥ぎ取られ、行き着く先は再び侵略戦争です。
しかし、展望がないとも言えません。
それはこの間の、反貧困に見られた大衆的な動き、脱原発に見られた大衆的な動き、都知事選「勝手連」に見られた大衆的な動きです。
そしてこれらの大衆的な動きには新しい若者たちが参加してきており、彼らは新しい通信媒体や新しい活動スタイルで運動を発展させてきているということです。
また、東京では「日の丸・君が代」強制反対の闘いが、職場でまた裁判で粘り強く続けられています。
さらには、アジアと全世界には、平和と友好、民主主義を愛する人々が多数存在しています。
冬将軍の到来に対して、闘わなければ寒さがこたえますが、闘えば体は温かくなります。
また、長い目で見れば、
「If winter has come , can spring be far behind !」
です。
*********************************************************
この「One for All ! All for one !」のメールは、この春の東京都の入学式でたった一人の被処分者になった田中聡史さんの闘いを支援し、処分を食い止めるためのものです。
今回の判決は田中さんにも有利に働くと思います。
なお、「河原井さん・根津さんらの『君が代』解雇をさせない会」では、9月21日の「朝日新聞」でも大きく紹介された≪国旗に一礼しない村長≫(長野県中川村村長・曽我逸郎)さんを迎えて、集会を開くことになりました。
<日時> 2013年1月26日(土)13:30~
<場所> 国分寺労政会館 第5会議室
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
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前回(12月7日)のメールで次のようなことを書きました。
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12月4日に衆院選が告示されました。
6日発表された新聞社などの情勢調査によると、<自民党単独過半数の勢い><民主党激減><維新50前後>などと報じられています。
「脱原発」「脱世襲議員」などはどこ吹く風です。
このままでは日本社会は、右傾化が段階を画して進行し、<貧困とファシズムと戦争>の冬の時代の到来となりそうです。
(「冬来たりなば春遠からじ」とも言いますが。)
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12月16日の衆院選(議席480)の結果は、12月6日に発表された新聞社などの予想を大きく上回り、自民党(294)の圧勝、民主党(57)の惨敗となりました。また、第三党に維新(54)が入りました。
一方、「革新」といわれる共産(9⇒8)、社民(5⇒2)はそれぞれ議席を減らしています。
まさに日本社会は、(国際的にも指摘されていますが)、右傾化が段階を画して進行し、<貧困とファシズムと戦争>の冬の時代の到来です。
こうした結果になった背景には、
①この間の民主党政権に対する失望
②尖閣問題などで火が付いたナショナリズム
③不況による日本社会の行きづまり
④自民党の「目前の景気策」(人為的な市場づくり⇒借金増大)
などが上げられると思います。
こうした中で、投票率は59.32%(前回2009年69.28%)と戦後最低になったことも大きな特徴です。
これは、小党乱立と総保守化のなかで、争点が明確にならなかったためとも思われますが、「政治不信」の広がりでもあると思います。
そして、「政治不信」の広がりが右翼的な石原前都知事を代表とする維新を第三党にする土壌になったと思われます。
(この党は今後国会で、安倍自民党と競い合って日本社会をさらに右翼的な方向に向けていく役割を果たすでしょう。)
さらに悪いことに、同日選挙となった都知事選では、石原都政を継承するとした猪瀬氏が圧勝しました。
「都民は何を見、何を聞き、何を考えているのか」と思いたくもなりますが、これが現実です。
私たちの前に一気に冬将軍がやってきたようなものです。
ここで私たちが闘わなければ、平和憲法は踏みにじられ、貧困を強いられ、諸権利もことごとく剥ぎ取られ、行き着く先は再び侵略戦争です。
しかし、展望がないとも言えません。
それはこの間の、反貧困に見られた大衆的な動き、脱原発に見られた大衆的な動き、都知事選「勝手連」に見られた大衆的な動きです。
そしてこれらの大衆的な動きには新しい若者たちが参加してきており、彼らは新しい通信媒体や新しい活動スタイルで運動を発展させてきているということです。
また、東京では「日の丸・君が代」強制反対の闘いが、職場でまた裁判で粘り強く続けられています。
さらには、アジアと全世界には、平和と友好、民主主義を愛する人々が多数存在しています。
冬将軍の到来に対して、闘わなければ寒さがこたえますが、闘えば体は温かくなります。
また、長い目で見れば、
「If winter has come , can spring be far behind !」
です。
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この「One for All ! All for one !」のメールは、この春の東京都の入学式でたった一人の被処分者になった田中聡史さんの闘いを支援し、処分を食い止めるためのものです。
今回の判決は田中さんにも有利に働くと思います。
なお、「河原井さん・根津さんらの『君が代』解雇をさせない会」では、9月21日の「朝日新聞」でも大きく紹介された≪国旗に一礼しない村長≫(長野県中川村村長・曽我逸郎)さんを迎えて、集会を開くことになりました。
<日時> 2013年1月26日(土)13:30~
<場所> 国分寺労政会館 第5会議室
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