都高教組合員の皆さん! 力を貸して下さい!! 関心を持って下さい!!!
◆ 条件附採用教員の免職は許せない!
条件附採用教員にだって労基法上の基本的権利はあるはず
「あなたは教師に向いていない!」
「そんなことも出来ないの!?」
「休暇は取るなっ!」
今、学校現場の新採者は、不当な扱いを受けても『これが当たり前なのだ』と諦めて、ただただ我慢して必死に頑張るしかない状況に放置されています。ここ5年間は、毎年80~90名の新採教員が退職に追いやられています。
条件附採用の1年目に、元A高校勤務のB教諭は、充分な指導も受けられずに校長から「不適格」のD評価を受け、都教委の発した分限免職処分により、3月末に失職させられました。
B教諭は、新採の1年目から都高教に加入した組合員でした。都立高校の教員に復帰するべく、今回、処分の違法性の認定と,その取消を請求する裁判に訴え出ました。
◆ 無権利状態の条件附採用!!
※ 新採1年目の教員を、「条件附」としている「法的な根拠」は…
一般の地方公務員は「条件附」期間を6ヶ月間としています。しかし教育職については、「その職務の専門性」から、教育公務員特例法第12条により、条件附採用期間が1年間とされています。そして校長の「評価」に基づいて、「正式採用」という手続きを踏まされるのです。
この法令を根拠にして、悪質な校長や都教委が初任研の場などで「新採のみなさんは見習い・仮採用」などと脅し、パワハラをしているのです!
私達は新採のとき、経験は浅くても若さと熱意で子ども達と向き合い、子ども達から学び、徐々に一人前の教員になりました。若さ故の失敗は、周囲の教員がカバーし、勤務中の雑談や、勤務後の飲み屋教育談義で多くを学んだものです。
しかし今、そんな職場の「先輩・後輩」という縦の繋がりは断ち切られ、新採教員は『条件附』という名の下で初任者研修に追い回され、主幹や管理職から言われるがままに働かねばなりません。
休日出勤は当たり前。指導方法も内容も、指摘を受ければ受けた通りに変更せざるを得ません。
創意工夫や信念や、自分らしい教育スタイルは邪魔になるだけで、押し通そうと頑張ると、上司の思い通りに動かない「不適当な人材」というレッテルを貼られ、実質クビにされてしまいます。
あるときは虐め…。あるときは恫喝…。そしてあるときは、精神的・肉体的なパワハラ…。終に自ら教職を去ってしまう先生が少なくありません。
全くの無権利状態に置かれる彼等を守るのは、他でもない『私達組合員』ではないでしょうか?
◆ 弱い立場のひとを支えてこそ組合!
こんな状態を放置する訳には行きません。教員をやりたければ信念を捨て、上司の言いなりになるロボットに…。これでは子ども達の幸せな未来を見守ることはできません。
都高教執行部の皆さんの力強い方針をバックに、ひとりひとりの組合員が、このように理不尽な対応で苦しんでいる仲間を応援することこそが、今、本当に強く求められています。
個々人が泣き寝入りをするのではなく、定年後の無年金状態で生活を余儀なくされる再雇用拒否問題も、定年まで勤め上げることが出来ず、早期退職を余儀なくされる中堅教員も、そして夢と希望を抱いて教員になったのに、そんな志をズタズタにされ、職場を去らねばならない若手教員も…
苦悩の中にいる全ての教職員を支える都高教でありたい。そして仲間を増やし、高い組織率で都教委の無謀なふるまいに、喝を入れたい!
お問合せ:I(F分会)YQS00101@nifty.com
◆ 教員個々人が自信をもって『教育実践』できるように
13年半にわたり都立高校の学校現場を壊し続けた石原都知事が、突然、無責任に都政を放り投げて、都知事を辞任しました。
この間、学校現場は息が詰まる管理体制に覆い尽くされ、今まさに窒息寸前です。昔の善き都立高校を知る先輩教員は、毎年多数が退職して行き、新採の若い教員は、初任研で都教委の洗脳を受け、「当たり前だ」と上司の理不尽な要求も受け入れざるを得ない状況に置き去りです。
このような状態で更なる10年が過ぎれば、学校現場はまさに調教の場と化し、教育が死んでしまうのではないでしょうか。67年前に先輩教員達が、『繰り返さない』と誓った過ちが、再現されてしまうのではないかと不安になります。
現場では今、各教員の自由な創意工夫による教育実践がしづらく、いちいち上司への報告・許可が必要です。
企画調整会議を通さない実践は、「勝手にやった」と追及され、業績評価に響きます。良心的な管理職もいますが、明らかにおかしな管理職や上司だと最悪です。
保身に走る中間管理職は、都教委以上に管理的になり、一番大切な教育の「良し悪し」は問題外です。とにかく上司の命令に従順に従うことのみを追求しています。
何と言っても犠牲者は子ども達。規範意識という名で批判精神を殺され、競争させることで個性をつぶされ、自己責任という言葉で弱者が切り捨てられ、学校から「人間らしい温かさ」がどんどん消えています。
◆ 気に入らない教員はクビ!!
「職務命令に従わなかった」という理由で、不起立・不伴奏の441人の教員が処分されました。処分された教員は裁判に訴え、最高裁は「減給以上はやり過ぎ」と一部処分撤回を言い渡しました。
しかしその影で、定年後の嘱託教員をクビにされたり、最初から採用されなかったり、減給どころではない処遇がまかり通っています。また、都教委による様々な人権侵害によって、或いは上司のパワハラによって、身体に異常を来たして早期退職を余儀なくされる教員も少なくありません。
定年後も、採用途中も、そして新規採用時も、こういった「実質クビ」という対応が次から次へと後を絶ちません。
何とかしたいっ! そんな思いでビラを配布させて頂きました。
※ 条件附採用教員の任用状況(都教委資料)
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr120426b.htm
◆ 条件附採用教員の免職は許せない!
条件附採用教員にだって労基法上の基本的権利はあるはず
是非とも裁判の傍聴を!!あなたは上司から、 こんなひどいことを言われたことがありませんか???
第1回口頭弁論期日
11月29日(木) 16時~
東京地方裁判所 第527号法廷
(地下鉄『霞ヶ関』駅A1出口1分)
「あなたは教師に向いていない!」
「そんなことも出来ないの!?」
「休暇は取るなっ!」
今、学校現場の新採者は、不当な扱いを受けても『これが当たり前なのだ』と諦めて、ただただ我慢して必死に頑張るしかない状況に放置されています。ここ5年間は、毎年80~90名の新採教員が退職に追いやられています。
条件附採用の1年目に、元A高校勤務のB教諭は、充分な指導も受けられずに校長から「不適格」のD評価を受け、都教委の発した分限免職処分により、3月末に失職させられました。
B教諭は、新採の1年目から都高教に加入した組合員でした。都立高校の教員に復帰するべく、今回、処分の違法性の認定と,その取消を請求する裁判に訴え出ました。
◆ 無権利状態の条件附採用!!
※ 新採1年目の教員を、「条件附」としている「法的な根拠」は…
一般の地方公務員は「条件附」期間を6ヶ月間としています。しかし教育職については、「その職務の専門性」から、教育公務員特例法第12条により、条件附採用期間が1年間とされています。そして校長の「評価」に基づいて、「正式採用」という手続きを踏まされるのです。
この法令を根拠にして、悪質な校長や都教委が初任研の場などで「新採のみなさんは見習い・仮採用」などと脅し、パワハラをしているのです!
私達は新採のとき、経験は浅くても若さと熱意で子ども達と向き合い、子ども達から学び、徐々に一人前の教員になりました。若さ故の失敗は、周囲の教員がカバーし、勤務中の雑談や、勤務後の飲み屋教育談義で多くを学んだものです。
しかし今、そんな職場の「先輩・後輩」という縦の繋がりは断ち切られ、新採教員は『条件附』という名の下で初任者研修に追い回され、主幹や管理職から言われるがままに働かねばなりません。
休日出勤は当たり前。指導方法も内容も、指摘を受ければ受けた通りに変更せざるを得ません。
創意工夫や信念や、自分らしい教育スタイルは邪魔になるだけで、押し通そうと頑張ると、上司の思い通りに動かない「不適当な人材」というレッテルを貼られ、実質クビにされてしまいます。
あるときは虐め…。あるときは恫喝…。そしてあるときは、精神的・肉体的なパワハラ…。終に自ら教職を去ってしまう先生が少なくありません。
全くの無権利状態に置かれる彼等を守るのは、他でもない『私達組合員』ではないでしょうか?
◆ 弱い立場のひとを支えてこそ組合!
こんな状態を放置する訳には行きません。教員をやりたければ信念を捨て、上司の言いなりになるロボットに…。これでは子ども達の幸せな未来を見守ることはできません。
都高教執行部の皆さんの力強い方針をバックに、ひとりひとりの組合員が、このように理不尽な対応で苦しんでいる仲間を応援することこそが、今、本当に強く求められています。
個々人が泣き寝入りをするのではなく、定年後の無年金状態で生活を余儀なくされる再雇用拒否問題も、定年まで勤め上げることが出来ず、早期退職を余儀なくされる中堅教員も、そして夢と希望を抱いて教員になったのに、そんな志をズタズタにされ、職場を去らねばならない若手教員も…
苦悩の中にいる全ての教職員を支える都高教でありたい。そして仲間を増やし、高い組織率で都教委の無謀なふるまいに、喝を入れたい!
お問合せ:I(F分会)YQS00101@nifty.com
◆ 教員個々人が自信をもって『教育実践』できるように
13年半にわたり都立高校の学校現場を壊し続けた石原都知事が、突然、無責任に都政を放り投げて、都知事を辞任しました。
この間、学校現場は息が詰まる管理体制に覆い尽くされ、今まさに窒息寸前です。昔の善き都立高校を知る先輩教員は、毎年多数が退職して行き、新採の若い教員は、初任研で都教委の洗脳を受け、「当たり前だ」と上司の理不尽な要求も受け入れざるを得ない状況に置き去りです。
このような状態で更なる10年が過ぎれば、学校現場はまさに調教の場と化し、教育が死んでしまうのではないでしょうか。67年前に先輩教員達が、『繰り返さない』と誓った過ちが、再現されてしまうのではないかと不安になります。
現場では今、各教員の自由な創意工夫による教育実践がしづらく、いちいち上司への報告・許可が必要です。
企画調整会議を通さない実践は、「勝手にやった」と追及され、業績評価に響きます。良心的な管理職もいますが、明らかにおかしな管理職や上司だと最悪です。
保身に走る中間管理職は、都教委以上に管理的になり、一番大切な教育の「良し悪し」は問題外です。とにかく上司の命令に従順に従うことのみを追求しています。
何と言っても犠牲者は子ども達。規範意識という名で批判精神を殺され、競争させることで個性をつぶされ、自己責任という言葉で弱者が切り捨てられ、学校から「人間らしい温かさ」がどんどん消えています。
◆ 気に入らない教員はクビ!!
「職務命令に従わなかった」という理由で、不起立・不伴奏の441人の教員が処分されました。処分された教員は裁判に訴え、最高裁は「減給以上はやり過ぎ」と一部処分撤回を言い渡しました。
しかしその影で、定年後の嘱託教員をクビにされたり、最初から採用されなかったり、減給どころではない処遇がまかり通っています。また、都教委による様々な人権侵害によって、或いは上司のパワハラによって、身体に異常を来たして早期退職を余儀なくされる教員も少なくありません。
定年後も、採用途中も、そして新規採用時も、こういった「実質クビ」という対応が次から次へと後を絶ちません。
何とかしたいっ! そんな思いでビラを配布させて頂きました。
※ 条件附採用教員の任用状況(都教委資料)
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr120426b.htm
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