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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

戦争の危機感を煽っているのは日米政府

2017年05月03日 | 平和憲法
 ◆ 歯止めなき防護 (東京新聞・本音のコラム)
鎌田慧(ルポライター)

 北朝鮮がミサイルを発射したとの情報で、東京メトロが運行停止。このニュースの方が驚きだった。
 過剰反応というべき流儀、次から他社に押しつけられることにならないか、それが心配だ。地震、雷、火事。古典的な「怖いもの」に最近はテロミサイルが加わった。警戒するに越したことはない。
 しかし、今回、北朝鮮のミサイルが日本を狙った、と誰が言ったのだろうか。トランプ米大統領でさえ、「不成功」と実験の失敗あつかいで、自国への攻撃だったとは捉えていない。
 核とミサイルにこだわる北朝鮮の戦力誇示は困ったものだが、戦争の危機感を煽っているのはむしろ日米政府である。
 米空母を朝鮮半島に近くまで派遣、日本の空母型護衛艦は米補給艦の護衛に就いた。昨年暮れ、閣議決定した「武器等防護」運用指針による稲田朋美防衛大臣命令である。
 武器等防護という名目で、他国軍の防衛のための「限定的な必要最小限度の武器使用」を認めている。武器の使用は「武力の行使」ではない、とする解釈のようだ。
 とにかく戦争の危機を高めないでほしい。
 「積極的平和主義」とは安倍首相のいうように、戦力強化によってもたらされるものではない。
 トランプ大統領に追随するだけでなく、お得意の「断固」「万全」の構えで、日本破滅の戦争はさせない友情ある説得をしてほしい。(ルポライター)
『東京新聞』(2017年5月2日【本音のコラム】)

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