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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

10年度最低賃金全国平均730円

2010年10月07日 | 格差社会
 ◇ 10年度最低賃金-厚労省集計
   全国平均730円、17円引上げ


 2010年度の最低賃金の改訂状況が9月10日、厚生労働省から発表された。
 それによると全国平均は引き上げ額で17円、最低賃金は730円(時給)となった。時給最低1000円の要求から、まだほど遠い
 最も高いのは、東京都の821円、最も低いのは高知、鹿児島、島根、鳥取、沖縄、佐賀、長崎、宮崎の8県で642円。
 今回の引き上げでも、生活保護の支給額を下回るのは、北海道、宮城、東京、神奈川、広島の5道県
 最低賃金は、中央最低賃金審議会から出された、引き上げ目安額を受けて各都道府県の最低賃金審議会で労使が協議して決める。
 最賃の引き上げは中小企業の経営を圧迫するという主張があるが、大企業がだす中小企業への業務請負契約を、正当な人件費を含めることを前提にすべきであり、中小企業への横暴な契約金額の切り下げを押しつけている大企業の横暴な姿勢を規制すべきだ。
『週刊新社会』(2010/9/28)


※厚労省HP

http://www2.mhlw.go.jp/topics/seido/kijunkyoku/minimum/minimum-01.htm

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