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「国政・参議院に、護憲・脱原発・反貧困の声を!」
『山シロ博治ホームページ』
http://yamashirohiroji.com/
《時評自評》
◆ 継承されるべき沖縄の議席
山シロ博治の演説を聞くたび、胸が痛い。
「日本人」を自称する人々は、沖縄の人々を同じ日本人だと思っているのだろうか。いや、人間としてその声に耳を傾けたことがあるのだろうか、と思えるからだ。
菅官房長官は、日本は唯一の被爆国などと語っていたが、この「被爆国」は、沖縄に密約で米軍の核を持ち込ませ、核武装を裏の目的として原発を推進し、大事故を起こしてもなお原発を再稼働し、海外にまで原発を売り込んでいるではないか。
日米地位協定により、沖縄でどれほど悲惨な事件が起きても米軍が裁かれることはない。そこは日本と米国の二重の植民地だからだ。
米国滞在中にインタビューした米国の学者は、「日本はアメリカにひどいことをされればされるほどアメリカを尊敬する国だ」と言い、米兵は「アメリカではできないことをしたいんだよ。だって僕達は、オキナワで何をしたって大丈夫だって知ってるから」と笑顔で語った。
パスポートも持たず、基地から基地へと移動するだけなのだから、他国に行った気などしないのだろう。ペンタゴンテレビの天気予報は、グアムの次は嘉手納、と続く。
山シロ博治は、米軍機の墜落を目の当たりにして育ち、高校生の時には既に小さな体で国家と対峙していた。インテリの子どもではない。
沖縄の現実が、農家の息子を政治の舞台に押し出したのだ。オスプレイ阻止闘争の映像の中に、もみくちゃにされている山シロ博治の姿がある。その姿は、まさに、大地に根を下ろした農民の姿だ。
先日オバマ大統領は、ワシントンの国防大学での講演で「無人機による攻撃は合法だが、その運用には節度が必要だ」と言い、誤爆で人を殺すことも、テロとの闘いを終わらせるための「リスクの一つ」だと語った。
ふと、山シロ博治が目の前でこの言葉を聞いたら、どう反応するだろうかと思った。彼は、誰にも分からない意味不明の声を上げるかもしれない。そして、泣くだろう。殺されゆく命に対して、泣き崩れるだろう。泣きながら、あの小さな体で、無人機の引き金を引く部屋になだれ込み、その手にかじりつくだろう。振り払われても、振り払われても、しがみつくだろう。
そして彼は、そのままブタ箱入りだ。しかし、それこそが、沖縄が継承してきた、現場での闘いなのだ。
嘉手納、辺野古、高江と、丸腰の個人が、ゲートや、建設車両や、掃海艇の前に立ちはだかって、国家の暴走を止めてきたのだ。山シロ博治は、そのような民衆の闘いが生んだ、民衆の政治家なのだ。
どこかの「塾」を出た者たちのような口の巧さや、かっこいい着こなしなどない。
雨の日も、土砂降りの日も、台風の日も、炎天下でも、彼は「人殺し」と向き合っている。
そこにオバマとの違いがあり、オバマの腰巾着たちとの違いがある。
山シロ博治は、殺してもいい命など一つもないと言い切れる、沖縄の魂の継承者だ。日本の国会の中に、彼が必要なのだ。
『労働情報 865号』(2013/6/15)
「国政・参議院に、護憲・脱原発・反貧困の声を!」
『山シロ博治ホームページ』
http://yamashirohiroji.com/
《時評自評》
◆ 継承されるべき沖縄の議席
辛 淑玉(人材育成技術研究所所長)
山シロ博治の演説を聞くたび、胸が痛い。
「日本人」を自称する人々は、沖縄の人々を同じ日本人だと思っているのだろうか。いや、人間としてその声に耳を傾けたことがあるのだろうか、と思えるからだ。
菅官房長官は、日本は唯一の被爆国などと語っていたが、この「被爆国」は、沖縄に密約で米軍の核を持ち込ませ、核武装を裏の目的として原発を推進し、大事故を起こしてもなお原発を再稼働し、海外にまで原発を売り込んでいるではないか。
日米地位協定により、沖縄でどれほど悲惨な事件が起きても米軍が裁かれることはない。そこは日本と米国の二重の植民地だからだ。
米国滞在中にインタビューした米国の学者は、「日本はアメリカにひどいことをされればされるほどアメリカを尊敬する国だ」と言い、米兵は「アメリカではできないことをしたいんだよ。だって僕達は、オキナワで何をしたって大丈夫だって知ってるから」と笑顔で語った。
パスポートも持たず、基地から基地へと移動するだけなのだから、他国に行った気などしないのだろう。ペンタゴンテレビの天気予報は、グアムの次は嘉手納、と続く。
山シロ博治は、米軍機の墜落を目の当たりにして育ち、高校生の時には既に小さな体で国家と対峙していた。インテリの子どもではない。
沖縄の現実が、農家の息子を政治の舞台に押し出したのだ。オスプレイ阻止闘争の映像の中に、もみくちゃにされている山シロ博治の姿がある。その姿は、まさに、大地に根を下ろした農民の姿だ。
先日オバマ大統領は、ワシントンの国防大学での講演で「無人機による攻撃は合法だが、その運用には節度が必要だ」と言い、誤爆で人を殺すことも、テロとの闘いを終わらせるための「リスクの一つ」だと語った。
ふと、山シロ博治が目の前でこの言葉を聞いたら、どう反応するだろうかと思った。彼は、誰にも分からない意味不明の声を上げるかもしれない。そして、泣くだろう。殺されゆく命に対して、泣き崩れるだろう。泣きながら、あの小さな体で、無人機の引き金を引く部屋になだれ込み、その手にかじりつくだろう。振り払われても、振り払われても、しがみつくだろう。
そして彼は、そのままブタ箱入りだ。しかし、それこそが、沖縄が継承してきた、現場での闘いなのだ。
嘉手納、辺野古、高江と、丸腰の個人が、ゲートや、建設車両や、掃海艇の前に立ちはだかって、国家の暴走を止めてきたのだ。山シロ博治は、そのような民衆の闘いが生んだ、民衆の政治家なのだ。
どこかの「塾」を出た者たちのような口の巧さや、かっこいい着こなしなどない。
雨の日も、土砂降りの日も、台風の日も、炎天下でも、彼は「人殺し」と向き合っている。
そこにオバマとの違いがあり、オバマの腰巾着たちとの違いがある。
山シロ博治は、殺してもいい命など一つもないと言い切れる、沖縄の魂の継承者だ。日本の国会の中に、彼が必要なのだ。
『労働情報 865号』(2013/6/15)
票割れ選挙で 結果的に 参議院選は 自公政権に 私の推測ではなるかなぁ?低い選挙率かなぁ?
憲法 原発 TPP 3つの岐路 は そういう予定かなぁ
消費税も 決まりなのかなぁ?国防軍とは なんだろう?そういえば 民営化問題は ?義務教育問題~?
政治研究会(名前検討中