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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

教育の民営化を許すな/9・16橋下打倒大阪集会へ

2012年09月11日 | こども危機
  民営化=全員解雇絶対反対!  非正規職撤廃!労働組合つぶし許すな!
 ■ 9・16橋下打倒集会
  9月16日(日)
午後2時開会/集会後、御堂筋デモ
  大阪中之島公園・女神像前(大阪市役所南側 地下鉄・京阪「淀屋橋」徒歩5分)
  主催 9・16集会実行委員会


 ■ 公立学校民営化、教員解雇が「維新」の選挙公約
 コスト削減の切り札として全産業で進められている外注化(アウトソーシング)こそ、正規職を有期雇用・派遣に置き換え、労働者をワーキングプアに突き落としてきた元凶です。外注化攻撃との闘いは、非正規労働者の決起と相まって、闘う労働組合を甦らせ、新自由主義を打ち破っていく闘いです。
 自治体では、外注化は現業部門から窓口業務に及んできています。学校では、用務と給食の民間委託が進行してきましたが、包括的な管理運営委託=公設民営化が俎上に上っています。「公立学校教員の非公務員化」「教育・職員基本条例の法制化」を公約に掲げる「大阪維新の会」の国政進出で、教育の民営化が加速することは間違いありません。
 ■ 不起立処分、入れ墨調査拒否処分に総反撃を
 大飯原発の再稼働容認で、橋下大阪市長の「脱原発」の化けの皮がはがれました。
 安倍元首相との連携の動きや軍隊慰安婦問題をめぐる「証拠はない」暴言など、維新の会は「つくる会」勢力と急接近しています。自民、民主に代わる「第三極」とは、民営化による暴力的労組破壊で道州制と9条改憲に突き進む流れです。断じて許せません。
 橋下に平身低頭する大阪市労連幹部をのりこえ、「職務命令違反3回でクビ」の恫喝を打ち破って、教育労働者が不起立を貫き、青年労働者が入れ墨調査を最後まで拒否して総反撃を呼びかけています。
 橋下・松井のおひざ元の八尾市では、明け渡し攻撃をはねかえし労組が地域の診療所を守り抜いています。
 全国から9・16大阪集会に駆けつけ、橋下打倒を宣言し、闘いに打ってでよう!

『教育労働者全国通信』(第27号 2012.9.1)

 <9/12追加>
 ● 「入れ墨」調査拒否被処分者の訴え
大阪市職員労働組合組合員 赤田由行

 橋下市長よ! あなたは入れ墨調査を開始した5月、入れ墨を入れていたら「懲戒免職はダメでも分限(免職)はあり得る」と言った。しかし、そもそもあなたが根拠としていた「職員が入れ墨を見せて脅しを行った」ことは完全にうやむやにされている。そんなでっちあげの調査で「解雇」の恫喝をされ、労働者が黙っていると思ったら大間違いだ!
 入れ墨があるかどうかなど上司が見ればわかる。それでもあくまで「調査票」の提出を強制するのは、とにかく「言うことを聞け。聞かなければ解雇」と絶対服従を迫るということじゃないか。「俺が命令したらケツの穴まで見せろ」と言うことじゃないか! そんな調査を絶対に認めることはできない!
 労働者のみなさん。今回の調査は6月1日施行の職員基本条例による「職務命令」として行われました。この条例のなんたるかが、今回の調査ではっきりと示されました。
 「5回の職務命令違反または同一の職務命令に3回の違反があれば直ちに免職できる」とし、解雇をバックになんでもかんでも職務命令を乱発しようということです。こんなものを絶対にまかりとおらせてはなりません。
 入れ墨だけの問題では決してない。すでに喫煙で停職1年、前日夜の飲酒による飲酒運転で停職1年、10分の休憩でさえ処分、など職員基本条例を盾にした重処分が相次いでいます。副業を禁止された公務員にとって無給の「停職1年」とは生きる糧をまるごと奪い、自主退職に追い込む解雇以上の攻撃です
 だからこそ、今ここで入れ墨調査拒否への処分を撤回させることは、労働組合として絶対に必要な闘いです。
 闘えば勝てます。現場労働者が調査票の提出を拒否し続け、現場で「やっぱりあの調査はおかしい」と声をあげる中、2度にわたる提出命令が行われ、警告文がだされ、始末書を書けといい、3カ月以上たってやっと処分だというのです。絶対反対で闘う労働者が存在することが橋下を追い詰めてきたのです。今こそ労働組合として、処分―解雇という攻撃への大反撃を始めましょう。
 「今はおとなしくしておいた方が得策」などという意見もありますが、絶対に間違っています。野田政権の国家戦略会議は「40歳定年制」「有期雇用を基本に」と言い始めました。その野田に対して、橋下は賛辞を送り始めています。
 労働者を全て非正規にするため、民主党政権と橋下が一体となって労働組合をつぶそうとしている構図がはっきりと見えてきました。その中で、道州制による公務員全員解雇―大民営化攻撃が狙われています。
 入れ墨調査を口実とした「配転」とは、国鉄の「人材活用センター」攻撃と同じ、典型的な解雇攻撃としてみる必要があります。解雇に向けて、入れ墨の有無で職員をバラバラにする攻撃です。そもそも入れ墨があろうがなかろうが、労働者は団結して職場を回してきたのです。橋下にどうこう言われる筋合いは全くない!
 橋下よ! すでに「入れ墨調査拒否処分」を無数の労働者の怒りが包囲しているぞ!
 労働組合の闘いとして、入れ墨調査拒否処分撤回の闘いをやろう!
 その反撃の開始として、9・16橋下打倒集会に集まろう!

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