◎ 東京高裁、須田判決を哂う、とともに恐怖を覚える
判決要旨なるものは出た。
法廷で一時間半の内、約四十分余を費やした綿々たる事実誤認の弁護側主張に対する反論、裁判官の事実把握については、全七ページの内、わずか一ページ余である。何とも奇妙だ。
ところで、須田裁判長によるこの綿々たる事実認定は、都教委の圧政下にある校長・教頭の証言に依拠する。
彼らが、被告を有罪としたいがために様々な策略・姦計を用いたことについては全く思考停止状態である。
あるいは、十分に知っての上での策略への荷担である。
被告の会場でのコピー配布及びその説明約三十秒の間においての、教頭の制止行動は全く無い。
これは、厳然たる事実である。
被告は誰の制止も受けずに配布を終了し、一人、保護者席の前方、中央にて約三十秒の説明と約五秒間の要請を淡々と行った。
「出来ましたら、着席お願いします」と語って話を終了した直後に、教頭が「やめろ」と怒鳴ってやってきて、いきなり被告の二の腕を鷲掴みにしたのである。
当日の式場・体育館には総計、三百人余の人間がいてこのことを目撃している。
参列者の二・三に電話して聞いてみるだけで十分判明する。
これが判決文要旨では、こうなる。
田中一彦教頭は、「被告人による週刊誌コピー配布を制止し、引き続き保護者席前方に移動した被告人のそばについて一緒に移動した上、被告人の保護者への呼びかけをその冒頭から制止し続けた」
「被告人が北爪や田中から退場要求を受けたのは、被告人が田中の制止にもかかわらず、違法な保護者への呼びかけを行ったことによるのであるから、北爪らの退場要求は、・・・・・・・」
大の男が制止しつづけたら、話が出来るわけ無いではないか。
前述したように、教頭は来るなり、がっしりと被告の腕を制圧したほどの行動力を持つ体躯もがっしりとした男なのだ。
あれこれ、詳述する必要も無い。
哂うべきは、このような教頭の偽証を高裁の公然たる判決の場であれこれ奇妙な理屈をこねまわして約三十分ほどにわたって正しい証言であると述べ続ける須田裁判長の饒舌である。
呆れ返って言う言葉もない。
彼は本当にそう信じて言っているのか。
それとも、こうしなければ罪に問えないとの使命感に基づいて語っているのかまことに判断に苦しむ。
恐怖を覚えるのは、このような簡単な偽証を見抜けない、あるいは見抜いていてもそれを糊塗して検察に荷担する裁判長が、これまで数々の重大事案についての判決をなしてきたことである。
一審無罪を逆転有罪にした件はつい最近でも二件あるし、真相解明が必須と思われるオームの麻原に対しては高裁審理を打ち切り「死刑」を確定させている。
須田裁判長の過去の判決をみるに、多くの「死刑」判決を言い渡している。
判決言い渡し、一時間半の感慨において次第々に「ぞっとする」恐怖に捉われていったのも被告一人ではなかろうと思う。
被告は罰金、二十万円であるゆえにその被害は少ないとは言え、恨みを呑んで須田裁判長の有罪認定を聞いた者が数多くいるのではないかと思うとまことに怖ろしい。
判決要旨なるものは出た。
法廷で一時間半の内、約四十分余を費やした綿々たる事実誤認の弁護側主張に対する反論、裁判官の事実把握については、全七ページの内、わずか一ページ余である。何とも奇妙だ。
ところで、須田裁判長によるこの綿々たる事実認定は、都教委の圧政下にある校長・教頭の証言に依拠する。
彼らが、被告を有罪としたいがために様々な策略・姦計を用いたことについては全く思考停止状態である。
あるいは、十分に知っての上での策略への荷担である。
被告の会場でのコピー配布及びその説明約三十秒の間においての、教頭の制止行動は全く無い。
これは、厳然たる事実である。
被告は誰の制止も受けずに配布を終了し、一人、保護者席の前方、中央にて約三十秒の説明と約五秒間の要請を淡々と行った。
「出来ましたら、着席お願いします」と語って話を終了した直後に、教頭が「やめろ」と怒鳴ってやってきて、いきなり被告の二の腕を鷲掴みにしたのである。
当日の式場・体育館には総計、三百人余の人間がいてこのことを目撃している。
参列者の二・三に電話して聞いてみるだけで十分判明する。
これが判決文要旨では、こうなる。
田中一彦教頭は、「被告人による週刊誌コピー配布を制止し、引き続き保護者席前方に移動した被告人のそばについて一緒に移動した上、被告人の保護者への呼びかけをその冒頭から制止し続けた」
「被告人が北爪や田中から退場要求を受けたのは、被告人が田中の制止にもかかわらず、違法な保護者への呼びかけを行ったことによるのであるから、北爪らの退場要求は、・・・・・・・」
大の男が制止しつづけたら、話が出来るわけ無いではないか。
前述したように、教頭は来るなり、がっしりと被告の腕を制圧したほどの行動力を持つ体躯もがっしりとした男なのだ。
あれこれ、詳述する必要も無い。
哂うべきは、このような教頭の偽証を高裁の公然たる判決の場であれこれ奇妙な理屈をこねまわして約三十分ほどにわたって正しい証言であると述べ続ける須田裁判長の饒舌である。
呆れ返って言う言葉もない。
彼は本当にそう信じて言っているのか。
それとも、こうしなければ罪に問えないとの使命感に基づいて語っているのかまことに判断に苦しむ。
恐怖を覚えるのは、このような簡単な偽証を見抜けない、あるいは見抜いていてもそれを糊塗して検察に荷担する裁判長が、これまで数々の重大事案についての判決をなしてきたことである。
一審無罪を逆転有罪にした件はつい最近でも二件あるし、真相解明が必須と思われるオームの麻原に対しては高裁審理を打ち切り「死刑」を確定させている。
須田裁判長の過去の判決をみるに、多くの「死刑」判決を言い渡している。
判決言い渡し、一時間半の感慨において次第々に「ぞっとする」恐怖に捉われていったのも被告一人ではなかろうと思う。
被告は罰金、二十万円であるゆえにその被害は少ないとは言え、恨みを呑んで須田裁判長の有罪認定を聞いた者が数多くいるのではないかと思うとまことに怖ろしい。
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