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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

【報告】「君が代」調教NO!松田さん処分取消裁判 第7回口頭弁論(2022.4.14)

2022年04月22日 | 板橋高校卒業式
 ◆ 「なぜ見えなくしたのか」の求釈明に、
   ~被告(大阪市)「『卒業式を円滑に進行するため』とすでに答えている」

 4月14日(木)11:30から大阪地裁810号法廷で『「君が代」調教NO!松田さん処分取消裁判』の第7回口頭弁論が行われました。
 4月の人事異動で、今回の弁論から3人の裁判官のうちの2人、裁判長と右陪席の裁判官が変わりました。横田昌紀裁判長、長谷川武久裁判官です。
 原告第6準備書面(リンク)の陳述と原告が提出した甲47号証と甲48号証の確認の後、裁判長は、被告(大阪市)代理人に反論書面を出すかどうか聞きました。
 被告代理人は、出さないと答え、「原告の席の配置を変えて目立たないようにした理由は何か、を明らかにされたい」という原告の求釈明に対しても、「すでに、答弁書で、『卒業式を円滑に進行するため』と答えている(答弁書P8)」として、求釈明に対応するつもりがないという態度を示しました。
 原告からは、これまでの最高裁判例にある「君が代」起立・斉唱が「慣例上の儀礼的所作」であるとの認識が誤りであること、及び、「君が代」不起立を式参加者に見せないことが意味することについて、これまでの主張を補足する書面を提出予定であると伝えました。
 今回の口頭弁論は、判長が交代した後、初めての口頭弁論だったので、これまで陳述した書面と提出した証拠の確認、争点の確認がありました。
 初めて参加いただいた方にも裁判の全体像が少し伝わったのではないかと思います。

 次回期日は、6月6日(月)11:30大阪地裁810号法廷となりました。この弁論以降は証人尋問の段階に移っていきます。
 ※ 次回第8回口頭弁論期日
   2022年6月6日(月)11:30大阪地裁810号法廷


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