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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

JAL不当解雇撤回国民共闘第7回総会から

2017年02月23日 | 格差社会
 ◆ JALの組合つぶし「整理解雇」を許さない!
   ~7年目のたたかいに向けて
(レイバーネット日本)

 「昨年末に南スーダンへ自衛隊を運んだのは日航機です。それも内緒でやっている。民間機の軍事利用を許してはならない」。
 原告団長の元機長・山口宏弥さんは語気を強めた。
 「JALの整理解雇は、ものいう労働者を排除し組合をつぶす目的だったのです。いま怒りのエネルギーがたまりにたまっています」。
 2月16日に開かれた「JAL不当解雇撤回国民共闘第7回総会」(東京・文京区民センター)には200人を超える人々が集まった。
 7年目の長期争議になったJALのたたかい。客乗原告代表の内田妙子さんは「原告も60歳以上が8割になった。親の介護を抱える人もいる。早く解決したい。そして人権・尊厳を回復したい」と訴えた。
 2010年12月31日に整理解雇で首を切られたのは、165人のパイロット・客室乗務員で、その不当性を争う裁判は2015年2月に最高裁で労働者側が敗訴した。しかしたたかいは続いてきた。
 昨年ひとつ朗報があった。それは不当労働行為をめぐるもう一つ裁判で「解雇に至る日航の手続きに大きな欠陥があった」ことが立証され、最高裁で勝利(2016年9月23日)したことである。
 この日の総会でも「この最高裁決定を使って早期解決の展望を切り開こう」との呼びかけがあった。
 JALの職場は合理化で荒廃し大量の人材流出が続き、人員不足と安全軽視の問題が深刻だという。
 被解雇者のたたかいは、JALをまともな会社にするためのたたかいでもあった。
 きたる2月28日には、1000人規模の日航本社包囲行動も計画されている。【M】
→JAL解雇撤回国民共闘HP
http://www.jalkaikotekkai.com/
『レイバーネット日本』(2017-02-18)
http://www.labornetjp.org/news/2017/0216jal
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