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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

韓国民主化闘争の全貌に迫る衝撃の実話が映画化

2018年09月15日 | 平和憲法
 ◆ 映画『1987年 ある闘いの真実』を沖縄でこそ上映を!
   皆さま     高嶋伸欣です

『1987年 ある闘いの真実 HP』http://1987arutatakai-movie.com/

 韓国映画『1987年』を上映最終回の18:55からの回で視てきました。平日のためか客席は3割も埋まっていませんでした。
 同映画に関連した情報をお届けいたします。例の如く長くなりますが、ご容赦下さい。
 1 内容は、少しでも反共政策に協力しない者をすべて「アカ」とみなして容赦なく暴力的に弾圧する軍事政権が、拷問で死亡させた大学生の死を隠蔽しようとしたことに耐えかねたある検察官が職を賭して抵抗し、事実がリークしたことから保守派も含めた全国的な抗議運動・大規模集会が展開され、ついに軍事政権が崩壊することになった過程を史実として、当時の政権迎合の高級官僚たちの言動も含めほぼ再現しているものでした。
 2 この映画の内容が、各紙で一斉に紹介され、『週刊金曜日』9月7日号掲載の監督インタビュー記事2Pを見て、14日までの東京・大阪に限定された上映期間中に是非とも視たいと思った作品です。
 3 内容は期待通りでしたが、今は併せて是非視たいと考えた理由への思いをさらに深めています。
 4 その理由とは、紹介記事などから1987年の韓国・ソウルと今の日本・沖縄がダブって見えるからです。そのような見方を支える観点を示してくれている新聞記事が、今、私の手元にあります。
 5 1998年1月26日の「編集特別委員」という肩書のベテラン記者による長文コラムで、見出しは「沖縄に渦巻くエネルギー」です。
 普天間基地の辺野古移設についての名護市民による住民投票で、移設反対が多数を占めた結果を受けてのもので、橋本首相(当時)はもっと真剣にことの解決に当たれという文脈ですが、最後に次のように書かれているのです。
 6 「今回の”沖縄騒動”の発端となった3年前の米兵による『少女暴行事件』の折、ある米国大使館関係者から『アモック』という言葉を聞いて、驚いたことがあった。
 國弘正雄・エディンバラ大学客員名誉教授によれば、『アモック』とは東南アジアあたりで、荒れ狂った象の大群の暴走を意味する土着語が英語科したものだそうです。
 英植民地時代、従順な現地人が突如、荒れ狂って襲い掛かってくるときの白人たちの、恐れおののく恐怖感が、この『アモック』という言葉には込められているようだ。
 戦後日本で唯一、沖縄にそのエネルギーが渦巻いているとすれば、それはとても『去勢された戦後平和主義者(自分の家の近くに基地や原発を作るのは困るという『日本・本土』の利己主義者のこと=高嶋注)』たちの出る幕では、あるまい。」
7 「今こそ『アモック』の声とエネルギーを沖縄から『本土』社会と米国へ!」「沖縄から日本の歴史を変えよう!」と、知事選に合せて呼びかけようと思っていたところに、映画『1987年』が登場したという次第です。
8.映画『1987年』のロードショウは東京と大阪に限られ、しかもどちらも14日までです。是非至急に全国で公開し、特に沖縄では大至急で公開し、多くの沖縄の皆さんが、韓国民主化の潮流との連帯機運を高められることを切望しています。
 9 最後に、上記の長文コラム名は「久保紘之の天下不穏」で掲載したのは『産経新聞』1998年1月26日夕刊(東京本社版)の第一面準トップ(紙面の左上)でした。
 *なお東京の14日までの上映館「シネマール新宿」は地下鉄「新宿三丁目」駅下車、B2出口(丸の内線四谷寄り改札口・副都心線池袋寄り改札口が至近)から左50mのビル6階です。
 以上 ご参考までに      転送・拡散は自由です


 追伸 ★ <情報>映画『1987年』の上映は9月27日まで延長!
   皆さま     高嶋伸欣です


 韓国映画『1987年』について、「入館者が続いているので上映期間延長を検討中で間もなく具体的に決める。場合によっては1か月もありえる」(本日12日午前の照会への回答)とのことだったところ、「シネマート新宿」「シネマート心斎橋」とも、とりあえず9月27日までの上映期間延長を決めたそうです。
 また東京の「立川シネマシティー」も同様とのことです。
 週末は毎回とも満席が見込まれ、平日は初回と最終回に比較的余裕があるそうです。
 上映開始時刻はPC等でご確認下さい。

   以上 取り急ぎの情報です

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