パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

保育士給与5万円増額、24日法案提出、30日署名提出

2016年03月28日 | 格差社会
 ◆ 「日本死ね」から1ヵ月 保育士給与5万円UP法案、提出 (田中龍作ジャーナル)

法案提出のために衆院事務総長室に向かう野党議員。=24日午後3時、国会院内 撮影:筆者=

 「保育園落ちた 日本死ね」。待機児童問題を呪い嘆く一編のブログが世に出て、わずか1ヵ月余り。野党5党はきょう、「保育士の給料を月5万円上げる」法案を共同で国会に提出した。
 法案の正式名称は「保育士等処遇改善法案」。筆頭提出者の山尾しおり議員は衆議院の向大野新治事務総長に「未来のためにお願いします」と言って法案書類を手渡した。
 保育士の待遇改善を切望する母親や保育士たちは、野党議員が法案提出から帰って来るのを議員会館で待った。
 「ふつうの人が声をあげれば政治が動く」。山尾議員は、待機児童を抱える父母たちの悲鳴が世論を動かしたことを称えた。
 保育士の待遇改善なくして待機児童問題の解決はない。だが政府与党は、保育士の給与を2~3%アップすることでお茶を濁すつもりだ。
 待機児童問題はすでに政局となり、参院選に大きな影響を与えるまでになっている。
 夏の参院選挙に向け、政府与党は小規模保育園の枠を拡大する方針のようだ。その場しのぎにしても質が悪い。
 母親は「受け皿がないと(待機児童は)減ったことにはならない。公立保育園を増設してほしい」と訴えた。
 小規模保育園は職員の半数以上が保育士であれば認可を受けられる場合があるなど、保育の質が問題視されている。
 十分な数の保育士を確保できないまま小規模保育園を増やせば、質はさらに悪化する。子供に目が届かなくなるからだ。
 2009年に生まれた娘を保育事故で失った女性(さいたま市)は「保育事故に目を背けた規制緩和は本当にやめてほしい」と訴えた。
 さらに悪質なのが政府の指示による「待機児童数隠し」だ。「待機児童ゼロ」の行政発表を真に受けた家族がその自治体に引っ越すと、待機児童が山といて、認可保育園に入れなかったりする。
 行政のまやかしが悲劇を生んでいるのである。

 国会議事堂前のスタンディングを呼び掛け待機児童問題への抗議に火をつけた、ハンドルネーム「はるみ」さんが最後に発言した ―
 「(まだ子供を産んでいない人たちが)待機児童問題の実態を知ってしまった。『子供を育てるってこういうことだよ』ということが分かり、子供を産むのが怖くなるだろう。それでも怖がらずに一緒に解決してゆきたい」。
  ~終わり~

 『田中龍作ジャーナル』(2016年3月24日)
http://tanakaryusaku.jp/2016/03/00013275
  《Change.org 署名》
 ◆ 3月30日 提出予定!

   大川 えみる さんが、あなたが賛同したキャンペーン
   保育士給与のために、一人当たり月5万円増額してください!
   に進捗報告を投稿しました(2016年3月25日)


 皆様ご賛同ありがとうございます。
 民主党と、共産党、維新の党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちの、野党5党が保育士給与を5万円引き上げる法案を提出しました。
 この法案には幼稚園教諭、児童養護施設の従業者などの処遇改善も含まれています。
私もこの法案の審議にあわせて署名を提出したいと考えています。
 皆様それぞれに支持政党がおありで、提出についてもそれぞれご意見がおありと思います。
 しかし「給与引き上げの実現可能性」を考えますと、今のタイミングがベストだと判断しました。
 私はいずれかの党に肩入れするつもりはありません。
 与党・野党・一般市民が皆協力して実現に繋がればいいと思います。

 3月30日の午前中、国会では衆議院厚生労働委員会で保育に関する集中審議が行われます。
 そのタイミングにあわせてぜひ、提出させて頂きたいと思います。
 一緒に来て下さる方を募集します。詳細は以下の通りです。

 集合 3月30日(水) 9:30
 場所 国会議事堂 衆議院第一議員会館 1F 第一面談室
     (東京メトロ丸ノ内線「国会議事堂前」下車徒歩5分)
 予定 午前中 衆議院厚生労働委員会 傍聴
   12:30~12:50 厚労省(担当者)に署名提出、要望
   ※夕方にも日程が発生する可能性があります。


 ご注意:様々な事情により、スケジュール等の変更も考えられますので、ご参加希望の方は、事前にご連絡先をお知らせ下さい。
 (お名前・携帯番号・メールアドレス・その他備考)
 連絡アドレスはokawaemiru@gmail.com です。

 参加希望者が多数の場合、先着順などで切らせて頂く可能性もあります。
 また遅れる可能性のある方は、必ず事前にご連絡ください。
 個人で動いているため、スムーズな対応ができかねる場合もあります。
 申し訳ありませんが、あらかじめご容赦ください。

コメント    この記事についてブログを書く
« 不名誉な金字塔、裁判だらけ... | トップ | アベを倒そう!(88)<18歳... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

格差社会」カテゴリの最新記事