また、被災地の復興には、放射能汚染の除去や人体に有害な影響を与える石綿が含まれるがれきの撤去など、危険と向き合った作業が行われなければならず、作業に携わる人々の健康が心配です。・・・安全に作業が進められるよう切に願っています。
(天皇陛下:79歳の誕生日 会見全文- 毎日jp)
『木下黄太のブログ 「福島第一原発を考えます」』から
▼ 「木下さん、今度は父が突然死しました。」麻布からの悲報。
天皇陛下、ガレキ処理、アスベストへの懸念。
天皇陛下はガレキ処理に関して、特にアスベストに言及しました。
「(処理は)なかなか難しいんじゃないですか」「年をとってから携わった人が後悔しないよう、気をつけないといけませんね」という文言を言われたそうです。
この国というのは、衆愚政治の典型的な状況と化しています。民主主義、国民主権というのが、放射能被害の実態を隠ぺいするという、ある意味で恐ろしい構図の中で、天皇陛下が突破口として、口火をきる現実があります。
ガレキの処理に関して、反原発の政治家たちも明言を避ける中で、アスベストというワードで、やんわりとガレキ処理に関してお言葉を伝えられる天皇陛下。この言葉を聞いて、「日本は天皇崇拝国家をやめることはできないだろう。」と、僕のように天皇制国家をもともと肯定していない人間に思わせる状況があります。日本という国の本質です。
これが、突破口になるかもしれませんし、天皇陛下自らが、さらに突破口になる可能性は否定できません。皇族のお子さんたちの動向も気になるところではあります。
そういえば三菱商事のある事業部の本社機能がシンガポール移転もするそうです。およそ単体で10兆円の売り上げがある会社で七パーセント程度の売り上げがある部門が、本社が日本でなくなるということです。
さて、僕のところに直接面識がある、三十代の男性から電話が来ました。東京では麻布あたりにお住まいで、今は、西に避難しています。以前の会話も記事にしています。前はことし十月の話です。
「25年で100万人を超える日本人犠牲者に直面。」カルディコット博士。高熱や風邪→突然死。知人橋本病。
「木下さん、ちょっと、東京に戻っていました。親父の葬式で。突然亡くなったんですよ。まだ、六十代過ぎなんですし、亡くなる前日まで、ふつうにいろんな活動もしていたんですが、突然、倒れました。心臓でした。」
「うちの親父は、食べて応援的な感覚が強かったんですよ。ふつうに、寿司をよく食べていたそうです。産地も気にせずに。よくやるなあと思ってました。」
「うちの嫁が橋本病を発症したり、この汚染がシャレにならないのは、よくよくわかっていたつもりですが、元気だった父親が突然死して、実感がさらに深まりました。この話は、いよいよ深刻。自分の家族、親にこういう状態がおきて、さらに実感しました。」
「僕らが逃げていることをななめで見ていた、家族、親族も多かったのですが、この状況は、周りの感覚も買えたかもしれません。」
「ただし、放射能の汚染のことは、認める人たちでも、さらに踏み込むと、経済を回すためには、それを言い続けても仕方ないから、このまま進むしかないし、お前も東京に戻ってこいと言い張る人たちもいました。」
「でも、僕の昔の上司は認めてくれました。避難は正しかったと。五十代の男性。彼の甲状腺に、良性の腫瘍ができていたそうです。それで、はっきりと認識してくれたそうです。」
おきることはおき続けています。もちろん原因は断定できません。しかし、そうした状況を一人でも多くの方が認識していただけることだけを、僕は期待しています。
きのう午後におこなわれました。
「阪南大学側が下地さん逮捕の3日前、12/6には公安から逮捕予定を聞いていた事実を、阪南大学の島浩二先生が涙ながらにお話し下さいました。大学側は学生の皆さんの個人情報が保管されている研究室の捜索も安易に許した。」という内容が特徴的な話でした。
大学側が公安警察から事前通告をうけるのは、あり得る話で、大学当局は、逮捕について事前にどうすることもできないです。
しかし、大学として、逮捕後にどういう言説態度をとるのかは、別の問題です。
また、こういう言論の自由を扱う案件で、学内の捜索を許すのかどうかは、大学という組織が、この案件の本質を理解しているのかということになります。
大学の自治という観点で、こうした捜索を大学が組織として、拒否することも法的には、かつては、よくあったことですから。
阪南大学が学問の府、足りえるのかということが問われています。根幹の話です。
『放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 「福島第一原発を考えます」』(2012-12-23)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/dbe85d177c5181ab436db3350efd6335
(天皇陛下:79歳の誕生日 会見全文- 毎日jp)
『木下黄太のブログ 「福島第一原発を考えます」』から
▼ 「木下さん、今度は父が突然死しました。」麻布からの悲報。
天皇陛下、ガレキ処理、アスベストへの懸念。
天皇陛下はガレキ処理に関して、特にアスベストに言及しました。
「(処理は)なかなか難しいんじゃないですか」「年をとってから携わった人が後悔しないよう、気をつけないといけませんね」という文言を言われたそうです。
この国というのは、衆愚政治の典型的な状況と化しています。民主主義、国民主権というのが、放射能被害の実態を隠ぺいするという、ある意味で恐ろしい構図の中で、天皇陛下が突破口として、口火をきる現実があります。
ガレキの処理に関して、反原発の政治家たちも明言を避ける中で、アスベストというワードで、やんわりとガレキ処理に関してお言葉を伝えられる天皇陛下。この言葉を聞いて、「日本は天皇崇拝国家をやめることはできないだろう。」と、僕のように天皇制国家をもともと肯定していない人間に思わせる状況があります。日本という国の本質です。
これが、突破口になるかもしれませんし、天皇陛下自らが、さらに突破口になる可能性は否定できません。皇族のお子さんたちの動向も気になるところではあります。
そういえば三菱商事のある事業部の本社機能がシンガポール移転もするそうです。およそ単体で10兆円の売り上げがある会社で七パーセント程度の売り上げがある部門が、本社が日本でなくなるということです。
さて、僕のところに直接面識がある、三十代の男性から電話が来ました。東京では麻布あたりにお住まいで、今は、西に避難しています。以前の会話も記事にしています。前はことし十月の話です。
「25年で100万人を超える日本人犠牲者に直面。」カルディコット博士。高熱や風邪→突然死。知人橋本病。
「木下さん、ちょっと、東京に戻っていました。親父の葬式で。突然亡くなったんですよ。まだ、六十代過ぎなんですし、亡くなる前日まで、ふつうにいろんな活動もしていたんですが、突然、倒れました。心臓でした。」
「うちの親父は、食べて応援的な感覚が強かったんですよ。ふつうに、寿司をよく食べていたそうです。産地も気にせずに。よくやるなあと思ってました。」
「うちの嫁が橋本病を発症したり、この汚染がシャレにならないのは、よくよくわかっていたつもりですが、元気だった父親が突然死して、実感がさらに深まりました。この話は、いよいよ深刻。自分の家族、親にこういう状態がおきて、さらに実感しました。」
「僕らが逃げていることをななめで見ていた、家族、親族も多かったのですが、この状況は、周りの感覚も買えたかもしれません。」
「ただし、放射能の汚染のことは、認める人たちでも、さらに踏み込むと、経済を回すためには、それを言い続けても仕方ないから、このまま進むしかないし、お前も東京に戻ってこいと言い張る人たちもいました。」
「でも、僕の昔の上司は認めてくれました。避難は正しかったと。五十代の男性。彼の甲状腺に、良性の腫瘍ができていたそうです。それで、はっきりと認識してくれたそうです。」
おきることはおき続けています。もちろん原因は断定できません。しかし、そうした状況を一人でも多くの方が認識していただけることだけを、僕は期待しています。
=====================================================【下地さんら市民の不当逮捕に抗議する会見】
【1/19(土) 木下黄太 講演IN姫路】
東日本大震災から2度目の冬を迎えました。福島第一原発からは、今でも毎時1000万ベクレルという放射能が放出され続け、収束する気配はありません。テレビやメディアが出さない放射能土壌汚染や健康被害などの情報を、どうぞ知って下さい。福島第一原発のこと、放射能汚染のこと、避難者のこと、あなたのこと、これからのこと、一緒に考えましょう。
日時: 1月19日(土)14時~16時 (受け付け13:30~)
場所:姫路市立図書館「飾磨」分館 3階 第一会議室 【定員100名】
姫路市飾磨区下野田一丁目1番地 山陽電車「飾磨駅」下車東へ徒歩3分
駐車場あり (飾磨駅前に有料駐車場もあります。)
参加費:999円
申し込み: 名前・人数・住所(市町村まで)を明記し、佐野までお願いします。
託児はありませんが、子連れ参加OKです。
sanohiromi3@gmail.com 090-5175-6139
主催:原発事故を考える姫路市民の会
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きのう午後におこなわれました。
「阪南大学側が下地さん逮捕の3日前、12/6には公安から逮捕予定を聞いていた事実を、阪南大学の島浩二先生が涙ながらにお話し下さいました。大学側は学生の皆さんの個人情報が保管されている研究室の捜索も安易に許した。」という内容が特徴的な話でした。
大学側が公安警察から事前通告をうけるのは、あり得る話で、大学当局は、逮捕について事前にどうすることもできないです。
しかし、大学として、逮捕後にどういう言説態度をとるのかは、別の問題です。
また、こういう言論の自由を扱う案件で、学内の捜索を許すのかどうかは、大学という組織が、この案件の本質を理解しているのかということになります。
大学の自治という観点で、こうした捜索を大学が組織として、拒否することも法的には、かつては、よくあったことですから。
阪南大学が学問の府、足りえるのかということが問われています。根幹の話です。
『放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 「福島第一原発を考えます」』(2012-12-23)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/dbe85d177c5181ab436db3350efd6335
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