◆ 継続する闘い ~各方面の教育問題に目を向けて~
私たちは、八王子市の中学校教員の時「日の丸・君が代」強制に抗して不起立・不斉唱を敢行し、戒告・減給・停職の懲戒処分を受けた者です。2011・2013の最高裁判決によって、戒告是認の不当判決(減給・停職は取消)を受けました。
不当判決が確定した後も、八王子の仲間とともに各方面で取り組みを進めています。《八王子元教師の会》を組織しミニコミ紙【ポコ・ア・ポコ】を発行しています。
《ミニコミ紙『未來へ ポコ・ア・ポコ』NO.12 2019.6.1 発行:八王子元教師の会》
◆ 軍隊のない国コスタリカ
~世界の注目をあつめる平和立国、教育立国、環境立国~
この2月、私は「コスタリカ」という国に行ってきました。
コスタリカはサッカーもなかなか強くて、2019年のFIFAランキングでは38位だそうです。(日本は27位です。)
さて、コスタリカという国は、今、発展途上国ながら「平和立国」「教育立国」「環境立国」として、世界の注目を集めています。
◆ 軍隊をもたないという決意
中米でアメリカのお膝元にあるコスタリカは、1948年(今から71年前)、憲法に軍隊をもたないと明記しました。
日本も1947年、日本国憲法を制定し、「戦争の放棄と軍隊をもたないこと」を誓いました。
出発点の「軍隊を持たないという決意」は同じだったコスタリカと日本、その後の歩みは180度ちがっていきました。
◆ 軍事費よりも教育費~平和に生きるために~
コスタリカは、「軍隊よりも教育にお金を」と言って、当時3割を占めていた軍事費を教育費にまわしました。
コスタリカでは、「民主主義とは、平和に生きるための手段である。民主主義に必要なのは、責任ある市民として生きること、考えること、感じること、行動す説と、自分たちの権利を行使すること、そして、自分たちの義務をはたすことへの意欲だ」と、考えられています。
そのため、教育の中心にすえられているのは、「民主主義、人権、平和」の学びで、幼稚園から高校まで13年間の義務教育は無償です。(大学の学費も格安で7O%が奨学金です。)
◆ まだまだ続く、《実教出版高校日本史A》
「一部の自治体で公務員への強制の動きがある。」裁判
川崎市教委に飛び火した"「日の丸・君が代」強制かくし"。
経過(経過整理:近藤):
「日の丸・君が代」強制に反対し子どもと教育を守る会:近藤順一
私たちは、八王子市の中学校教員の時「日の丸・君が代」強制に抗して不起立・不斉唱を敢行し、戒告・減給・停職の懲戒処分を受けた者です。2011・2013の最高裁判決によって、戒告是認の不当判決(減給・停職は取消)を受けました。
不当判決が確定した後も、八王子の仲間とともに各方面で取り組みを進めています。《八王子元教師の会》を組織しミニコミ紙【ポコ・ア・ポコ】を発行しています。
《ミニコミ紙『未來へ ポコ・ア・ポコ』NO.12 2019.6.1 発行:八王子元教師の会》
◆ 軍隊のない国コスタリカ
~世界の注目をあつめる平和立国、教育立国、環境立国~
この2月、私は「コスタリカ」という国に行ってきました。
コスタリカはサッカーもなかなか強くて、2019年のFIFAランキングでは38位だそうです。(日本は27位です。)
さて、コスタリカという国は、今、発展途上国ながら「平和立国」「教育立国」「環境立国」として、世界の注目を集めています。
◆ 軍隊をもたないという決意
中米でアメリカのお膝元にあるコスタリカは、1948年(今から71年前)、憲法に軍隊をもたないと明記しました。
日本も1947年、日本国憲法を制定し、「戦争の放棄と軍隊をもたないこと」を誓いました。
出発点の「軍隊を持たないという決意」は同じだったコスタリカと日本、その後の歩みは180度ちがっていきました。
◆ 軍事費よりも教育費~平和に生きるために~
コスタリカは、「軍隊よりも教育にお金を」と言って、当時3割を占めていた軍事費を教育費にまわしました。
コスタリカでは、「民主主義とは、平和に生きるための手段である。民主主義に必要なのは、責任ある市民として生きること、考えること、感じること、行動す説と、自分たちの権利を行使すること、そして、自分たちの義務をはたすことへの意欲だ」と、考えられています。
そのため、教育の中心にすえられているのは、「民主主義、人権、平和」の学びで、幼稚園から高校まで13年間の義務教育は無償です。(大学の学費も格安で7O%が奨学金です。)
教え子を再び戦場に送らない
(小木美智子・加藤千音・川崎寿江・瀬尾昭子・松井保子・山下訓弘・山口洋子)
(小木美智子・加藤千音・川崎寿江・瀬尾昭子・松井保子・山下訓弘・山口洋子)
◆ まだまだ続く、《実教出版高校日本史A》
「一部の自治体で公務員への強制の動きがある。」裁判
川崎市教委に飛び火した"「日の丸・君が代」強制かくし"。
経過(経過整理:近藤):
①川崎市立高校から『実教出版高校日本史A』の採択要請
②2014年8月17日・30日の川崎市教委会議で不採択決定
*この市教委会議では、中本賢教育委員が長時間発言。(傍聴者より)
③有志が会議の録音テープの公文書開示請求。
④川崎市教委は、情報公開・個人情報保護審査会に諮問。
⑤審査会は、音声データは「公文書」に該当するがすでに不存在であるので開示請求拒否すべき。
⑥開示請求者は、2016年12月22日川崎市を被告として国賠・慰謝料請求で提訴。
⑦市教委は、調査のうえ、提訴後、録音テープの存在を確認したが、担当課長はそれを廃棄処分したと発言。
⑧2019.4.25、横浜地裁川崎支部で市教委担当課長と原告2人の証人尋問が行われた。課長は、テープは《補助データ》として廃棄したこと、さらに、USBに移していたものまで廃棄したことを認め、自らの過失を認めた。
⑨次回最終審理は7月11日。結審予定。
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