<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」、・「新芽ML」、・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
▲ 最近、戦前回帰現象が見られる。
戦後ぐらついた天皇制が息を吹き返すかのように「君が代」を強制するようになり、「修身科」の復活とも言える「道徳の教科化」が起きている。そして、その道徳では「徳目」が重視され、再び儒教的な色彩が強まっている。
ところで、中国では、1911年の辛亥革命以降、「清王朝」はその後も13年間<清室優待条件>という形で紫禁城の中で生き続けた。
その当時のことが、『紫禁城の黄昏』(R.F.ジョンストン著)という本に述べられている。この本には、当時の儒教に関し次のように述べられている。
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徐(世昌)は・・・1918年10月10日、正式に大総統に就任したのであるが、彼を選出した議会はそれより以前に、すでに孔子の生誕記念日を今後国民的休日にする、と宣言して、その保守的な心情をあきらかにしていた。
ーーそれからというもの、孔子および儒教にたいする国家の公式の態度は、政権交代のたびごとに変化することになった。
時の風潮が「左」にかたむいたときは、孔子とその教えは排斥される。
急進的な陳独秀が、共産党の指導者になる以前から、儒教と共和主義とは相いれないものである、と主張してきたのは周知のとおりである。
ところが、一般の趨勢が右寄りになると、旧式の中国人が伝統を支持して憶病な声をあげるようになる。
因習破壊者の手は抑えこまれ、家父長や学校の先生たちは、何のうしろめたさを感じることなく、昔の聖人の教えにたいする敬意を披歴する、といったぐあいであった。
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まるで、現在の日本のようだ。
また、現在、日本では「新しい元号」が話題になっているが、それについても、次のような記述がある。
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紫禁城では、旧い中国のおびただしい慣習や行事とともに、いまだに陰暦の使用がみられる。だが陰暦の使用以上に人目をひくのは、皇帝の名を冠した年号をひきつづき用いていることである。
紫禁城の外では、1919年は民国8年である。
しかし神武門をくぐる権利を持つほどの人々にとっては、宣統11年なのであった。(宣統帝=溥儀)
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しかし、この清王朝も、1924年11月5日、遂に息絶えたのである。
著者ジョンストンは、
「この日をもって、13年のあいだ紫禁城にたれこめていた黄昏の光りは、ついに夜のなかに沈んでしまったのである。」
と述べている。
日本では今回、たとえ「新しい元号」ができても、いろいろな会社などは元号ではなく西暦を使用するようだ。
さすがに、歴史の歯車の前進を止めることはできないのだろう。
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▲ 「オリンピック教育」批判ビラまきの続報です。
(7月18日(水))
<中野工業高校>7:30~8:30
ビラまきをはじめ暫くすると年配の男子教員が来てビラを受け取ったので、
「校長さんですか」と聞くと、「副校長です」と言う。
前回会った副校長と違うので、「副校長が2人いるのですか」と聞くと
「そうだ」と言う。
それからしばらくして、前回会った副校長が出て来て「敷地に入らないでください」と言って中に入って行った。
早めに登校する生徒たちのビラの受け取りはいい。
中には「ありがとうございます」などと言う生徒もいる。
そうしているうちに、この間、
「うちの生徒たちはビラは読めないよ」という例の校長がやってきた。
「今度は何のビラですか」などと言うので、
ビラの説明をし、「フリガナもふりましたよ。文字も少なくしましたよ。生徒たちは受け取りますよ」と言うと。
「そうかね。暑いのにご苦労さん」などと言って中に入って行った。
生徒に、「元気が出るビラです」などと言って配っていると、
ある女子生徒がビラを受け取るなり、「エイ、エーイ」などとおどける。
「問題がよっつあるよ」などと言うと、
「じゃ、やってみます」と言ってビラを受け取る男子生徒もいた。
一番感じたことは、若い教員がビラを受け取らないことだった。
それを見ていたある生徒は、「受け取ってやればいいじゃない」と声を掛けていた。
ビラは70枚まけた(前回6月1日は100枚だったので減った)。
次回9月以降はどうなるか。
(7月19日(木))
<戸山高校>7:30~8:30
ビラまきを始まると、同じころに進学塾の方(女性)が一人、資料を配り始めた。
話を聞くと大学生のアルバイトだと言う。
「全部まき切れば終り」とも言う。
<夏のスペシャルイベント>という資料に消しゴム付きである。
やはり、そちらの方が多くはける。
ビラについては、今回は教職員が比較的よく受け取った。
でも若い教員は難しい。
生徒も無視するような態度が多い。
そこで、「元気になるビラ!」と言ってビラを差し出し、固まっていると、
笑いながら側を通り過ぎて行った女子生徒が戻ってきてビラを受け取って行った。
また、自転車でやってきて、笑顔でビラを受け取って行った男子生徒もいた。
また、それよりも早い時間で、二人の女子生徒がビラを受け取りしばらくたたずんでいたので、
米朝会談の場所を聞く問題について聞いてみると、すぐシンガポールという答えが返ってきた。
板門店もすぐにわかった。彼女たちには簡単すぎたようだ。
次回には英語の問題も入れてみよう。
進学塾の資料をまいていた学生は、始業時間前に全部まきおわった。
「よかったね」と声を掛けたら、「頑張ってください」と言って帰って行った。
始業時間になると、正門を閉めに年配の二人の男性が出て来た。
「暑いですね」と声を掛けると、
「外は大変だ。嫌な仕事は業者に任せている」と言う。
業者に雇われている方たちだった。
また、「木が多くて大変ですね」などと声を掛けると、「特に秋はね(落ち葉の清掃で)」と返ってきた。
ビラは結局48枚まけた(前回6月4日も48枚だった)。
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2018年7月22日(日)10:00受付 10:15開始
国労おおさか会館 3F 大会議室(JR環状線天満駅、地下鉄堺筋線扇町)
【午前】 10:30~12:00
★高作正博さん講演「アベ政治・改憲に抗して いかなる社会をめざすべきか」
【午後】 10:30~12:00
★ミニコンサート:フキリツブラザーズ
★全国からの闘いの報告(予定)
千葉、神奈川、宮城、兵庫、福岡、広島、滋賀、愛知、東京から
★大阪での闘い
グループZAZA、森友疑惑追及の闘い、道徳教科書問題など
【集会終了後】 17:00~ 梅田までデモ行進予定
※資料代 800円
主催:第8回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会実行委員会
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://hinokimitcb.web.fc2.com/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
http://hinokimi.web.fc2.com/
▲ 最近、戦前回帰現象が見られる。
戦後ぐらついた天皇制が息を吹き返すかのように「君が代」を強制するようになり、「修身科」の復活とも言える「道徳の教科化」が起きている。そして、その道徳では「徳目」が重視され、再び儒教的な色彩が強まっている。
ところで、中国では、1911年の辛亥革命以降、「清王朝」はその後も13年間<清室優待条件>という形で紫禁城の中で生き続けた。
その当時のことが、『紫禁城の黄昏』(R.F.ジョンストン著)という本に述べられている。この本には、当時の儒教に関し次のように述べられている。
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徐(世昌)は・・・1918年10月10日、正式に大総統に就任したのであるが、彼を選出した議会はそれより以前に、すでに孔子の生誕記念日を今後国民的休日にする、と宣言して、その保守的な心情をあきらかにしていた。
ーーそれからというもの、孔子および儒教にたいする国家の公式の態度は、政権交代のたびごとに変化することになった。
時の風潮が「左」にかたむいたときは、孔子とその教えは排斥される。
急進的な陳独秀が、共産党の指導者になる以前から、儒教と共和主義とは相いれないものである、と主張してきたのは周知のとおりである。
ところが、一般の趨勢が右寄りになると、旧式の中国人が伝統を支持して憶病な声をあげるようになる。
因習破壊者の手は抑えこまれ、家父長や学校の先生たちは、何のうしろめたさを感じることなく、昔の聖人の教えにたいする敬意を披歴する、といったぐあいであった。
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まるで、現在の日本のようだ。
また、現在、日本では「新しい元号」が話題になっているが、それについても、次のような記述がある。
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紫禁城では、旧い中国のおびただしい慣習や行事とともに、いまだに陰暦の使用がみられる。だが陰暦の使用以上に人目をひくのは、皇帝の名を冠した年号をひきつづき用いていることである。
紫禁城の外では、1919年は民国8年である。
しかし神武門をくぐる権利を持つほどの人々にとっては、宣統11年なのであった。(宣統帝=溥儀)
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しかし、この清王朝も、1924年11月5日、遂に息絶えたのである。
著者ジョンストンは、
「この日をもって、13年のあいだ紫禁城にたれこめていた黄昏の光りは、ついに夜のなかに沈んでしまったのである。」
と述べている。
日本では今回、たとえ「新しい元号」ができても、いろいろな会社などは元号ではなく西暦を使用するようだ。
さすがに、歴史の歯車の前進を止めることはできないのだろう。
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▲ 「オリンピック教育」批判ビラまきの続報です。
(7月18日(水))
<中野工業高校>7:30~8:30
ビラまきをはじめ暫くすると年配の男子教員が来てビラを受け取ったので、
「校長さんですか」と聞くと、「副校長です」と言う。
前回会った副校長と違うので、「副校長が2人いるのですか」と聞くと
「そうだ」と言う。
それからしばらくして、前回会った副校長が出て来て「敷地に入らないでください」と言って中に入って行った。
早めに登校する生徒たちのビラの受け取りはいい。
中には「ありがとうございます」などと言う生徒もいる。
そうしているうちに、この間、
「うちの生徒たちはビラは読めないよ」という例の校長がやってきた。
「今度は何のビラですか」などと言うので、
ビラの説明をし、「フリガナもふりましたよ。文字も少なくしましたよ。生徒たちは受け取りますよ」と言うと。
「そうかね。暑いのにご苦労さん」などと言って中に入って行った。
生徒に、「元気が出るビラです」などと言って配っていると、
ある女子生徒がビラを受け取るなり、「エイ、エーイ」などとおどける。
「問題がよっつあるよ」などと言うと、
「じゃ、やってみます」と言ってビラを受け取る男子生徒もいた。
一番感じたことは、若い教員がビラを受け取らないことだった。
それを見ていたある生徒は、「受け取ってやればいいじゃない」と声を掛けていた。
ビラは70枚まけた(前回6月1日は100枚だったので減った)。
次回9月以降はどうなるか。
(7月19日(木))
<戸山高校>7:30~8:30
ビラまきを始まると、同じころに進学塾の方(女性)が一人、資料を配り始めた。
話を聞くと大学生のアルバイトだと言う。
「全部まき切れば終り」とも言う。
<夏のスペシャルイベント>という資料に消しゴム付きである。
やはり、そちらの方が多くはける。
ビラについては、今回は教職員が比較的よく受け取った。
でも若い教員は難しい。
生徒も無視するような態度が多い。
そこで、「元気になるビラ!」と言ってビラを差し出し、固まっていると、
笑いながら側を通り過ぎて行った女子生徒が戻ってきてビラを受け取って行った。
また、自転車でやってきて、笑顔でビラを受け取って行った男子生徒もいた。
また、それよりも早い時間で、二人の女子生徒がビラを受け取りしばらくたたずんでいたので、
米朝会談の場所を聞く問題について聞いてみると、すぐシンガポールという答えが返ってきた。
板門店もすぐにわかった。彼女たちには簡単すぎたようだ。
次回には英語の問題も入れてみよう。
進学塾の資料をまいていた学生は、始業時間前に全部まきおわった。
「よかったね」と声を掛けたら、「頑張ってください」と言って帰って行った。
始業時間になると、正門を閉めに年配の二人の男性が出て来た。
「暑いですね」と声を掛けると、
「外は大変だ。嫌な仕事は業者に任せている」と言う。
業者に雇われている方たちだった。
また、「木が多くて大変ですね」などと声を掛けると、「特に秋はね(落ち葉の清掃で)」と返ってきた。
ビラは結局48枚まけた(前回6月4日も48枚だった)。
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≪「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会2018 in 大阪≫
2018年7月22日(日)10:00受付 10:15開始
国労おおさか会館 3F 大会議室(JR環状線天満駅、地下鉄堺筋線扇町)
【午前】 10:30~12:00
★高作正博さん講演「アベ政治・改憲に抗して いかなる社会をめざすべきか」
【午後】 10:30~12:00
★ミニコンサート:フキリツブラザーズ
★全国からの闘いの報告(予定)
千葉、神奈川、宮城、兵庫、福岡、広島、滋賀、愛知、東京から
★大阪での闘い
グループZAZA、森友疑惑追及の闘い、道徳教科書問題など
【集会終了後】 17:00~ 梅田までデモ行進予定
※資料代 800円
主催:第8回「日の丸・君が代」問題等全国学習・交流集会実行委員会
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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