厳しい状況が続くなか、今春も不起立を貫いたお二人から思いを寄せていただきました。
『被処分者の会通信』(2012/5/15 第81号)
◎ やるべきこをやり終えた晴れやかな気持ち
先月4月9日月曜日の入学式において、私は、君が代斉唱時に、校長から起立斉唱せよとの職務命令が出ていたにもかかわらず、不起立をしました。
これにより、4月26日午前の東京都教育委員会定例会において私が職務命令に違反したことに対する戒告処分が議決され、午後1時には都庁の職員二名が板橋特別支援学校に来校し、校長室で処分を発令されました。
また、同時に5月7日(月)に教職員研修センターで午前9時から12時半までの再発防止研修を科せられました。
私が不起立で処分を受けるのは、昨年度の入学式と卒業式に引き続いて3回目になりました。
また、昨年度は、東京都の入学式での不起立による被処分者は私一人、卒業式では三人、今年度の入学式では、また私一人となりました。
東京都教育委員会は、昨年度の卒業式前の3月8日に、これまでは例年7月中旬に、前年度の卒業式と新年度の入学式の被処分者に対して行っていた教職員研修センターでの再発防止研修を、「それぞれ処分発令後、速やかに実施」する、とし、昨年度の卒業式での被処分者については既に4月5日に実施しました。
また、その内容も、これまでの「地方公務員法(服務規律)について」の他に、「教育における国旗掲揚及び国歌斉唱の意義と教育者としての責務について」が加えられました。
5月7日は、被処分者としては私一人だけが再発防止研修を受けましたが、不起立処分で一人だけがセンターで再発防止研修を受けるのは、おそらく2003年の10・23通達以後の東京都では初めてだと思います。
時々、私の不起立について「大変ですね」と気遣ってくださる方がいて、それはそれでありがたいのですが、2007年度以前に、不本意にも起立していた頃の気持ちに比べれば、ずっと楽に思います。
とにかくこの春にやるべきことをやり終えた、東京都での不起立者がゼロにならなくて良かった、という、晴れやかな気持ちです。
再発防止研修の日に、都教委への抗議に駆けつけてくださった方々や、処分発令に対して抗議をしていただいた方々には、この場をお借りして御礼申し上げます。
『被処分者の会通信』(2012/5/15 第81号)
◎ やるべきこをやり終えた晴れやかな気持ち
T(原告)
先月4月9日月曜日の入学式において、私は、君が代斉唱時に、校長から起立斉唱せよとの職務命令が出ていたにもかかわらず、不起立をしました。
これにより、4月26日午前の東京都教育委員会定例会において私が職務命令に違反したことに対する戒告処分が議決され、午後1時には都庁の職員二名が板橋特別支援学校に来校し、校長室で処分を発令されました。
また、同時に5月7日(月)に教職員研修センターで午前9時から12時半までの再発防止研修を科せられました。
私が不起立で処分を受けるのは、昨年度の入学式と卒業式に引き続いて3回目になりました。
また、昨年度は、東京都の入学式での不起立による被処分者は私一人、卒業式では三人、今年度の入学式では、また私一人となりました。
東京都教育委員会は、昨年度の卒業式前の3月8日に、これまでは例年7月中旬に、前年度の卒業式と新年度の入学式の被処分者に対して行っていた教職員研修センターでの再発防止研修を、「それぞれ処分発令後、速やかに実施」する、とし、昨年度の卒業式での被処分者については既に4月5日に実施しました。
また、その内容も、これまでの「地方公務員法(服務規律)について」の他に、「教育における国旗掲揚及び国歌斉唱の意義と教育者としての責務について」が加えられました。
5月7日は、被処分者としては私一人だけが再発防止研修を受けましたが、不起立処分で一人だけがセンターで再発防止研修を受けるのは、おそらく2003年の10・23通達以後の東京都では初めてだと思います。
時々、私の不起立について「大変ですね」と気遣ってくださる方がいて、それはそれでありがたいのですが、2007年度以前に、不本意にも起立していた頃の気持ちに比べれば、ずっと楽に思います。
とにかくこの春にやるべきことをやり終えた、東京都での不起立者がゼロにならなくて良かった、という、晴れやかな気持ちです。
再発防止研修の日に、都教委への抗議に駆けつけてくださった方々や、処分発令に対して抗議をしていただいた方々には、この場をお借りして御礼申し上げます。
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