パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

原宿で安保法反対「ティーンズ・ソウル」高校生デモ

2015年11月11日 | 平和憲法
 ◆ 18歳選挙権 高校生「私たちが政治を作っていく」 (田中龍作ジャーナル)

= 8日、渋谷 写真:筆者 =

 文科省や高校の先生がピリピリするイベントが、きょう、都内であった ―
 選挙権が18歳に引き下げられたことを受け、文科省は先月29日、全国各地の教育委員会に「高校生の政治活動」に関する通知を出した。
 休日、放課後、構外での政治活動は原則自由としながらも、学業に支障が出たり、暴力的になったりした場合、学校は高校生の政治活動を制限、禁止できるとしている。
 この夏、日本中を巻き込んだ反安保運動では、高校生の姿を目にすることが珍しくなかった。
 文科省の通知は、少年たちのベクトルが大きくなり、政権が危うくなるようなことにでもなれば、いつでも規制できるようになっている。
 「戦争法案が可決成立した9月19日を忘れない」。
 高校生たちが、きょう、戦争法制を廃止に追い込むための集会、デモを行った。(主催:T-ns SOWL)
 雨空をついて首都圏をはじめ関西、東海、東北地方の高校生たちが参加した。

 安保法制が国会で強行採決されて、わずか12時間後に京都で行われた反戦デモに参加していた2人の高校生も東京に駆けつけた。
 「親には『東京に行く』とは言ったが、『デモに参加する』とは言わなかった」。
 制服姿の17歳は、いたずらっぽい笑みを浮かべながら話した。文科省のHPからプリントアウトした通知文書を手にしながらの参加だ。
 9月19日に京都であったデモには担任の先生が付いてきたという。高校生の政治参加に教育現場が神経を尖らせていることが窺える。
 きょうは高校生100人余りに対して制服警察官が40~50人も出動した。うち数人は集会場となった宮下公園の中にまで入って来て威圧した。
 仙台から参加した女子高校生がマイクを握った ―
 「9月19日はテスト期間中でテレビを見れなかった。『強行採決されちゃった』と母に言われた時は悔しかった。でも、これからだと思った」。
 「私たちは声をあげ続けます。だって民主主義は終わってないから。18歳の選挙権を行使して私たちが政治を作っていきます・・・」。
 多感で正義感にあふれる高校生たちは政治に敏感だ。一方で選挙権を持ったことを重荷に思う高校生もいる。
 「なんでこうなって(憲法違反の安保法制が成立して)しまったのか? 今まで政治に興味がなかった自分が恥ずかしい。少しでも行動したい」。愛知からたった一人で参加した高校生は、言葉を噛みしめるようにして話した。
   ~終わり~

『田中龍作ジャーナル』(2015年11月8日)
http://tanakaryusaku.jp/2015/11/00012361
 ◆安保法制に反対する高校生原宿デモを蓮舫代表代行が激励 (民主党)

 蓮舫代表代行は8日、安保法制に反対する高校生グループ「ティーンズ・ソウル」が呼びかけて東京・渋谷区の宮下公園で開かれた集会で民主党を代表してあいさつした。
 この中で蓮舫代表代行は「変わらずに怒りを持って、あきらめない、忘れない、集って声を上げる皆さんの思いを私たちはもう一度しっかり受け止めなければいけない。まずは来年の参院議員選挙に向けて、通常国会で野党が共闘して皆さんの声をしっかり受け止めて活動していくので、一緒にがんばりましょう」などとスピーチし、雨の中全国各地から集まった高校生などの参加者を激励した。
 【民主党広報委員会】(2015年11月09日)

 ◆安保法反対、「声上げ続ける」
 9月に成立した安全保障関連法に反対する高校生たちが企画したデモが8日、東京・原宿であった。雨の中、休日でにぎわう繁華街を歩き「集団的自衛権はいらない」「私たちは声を上げ続ける」と訴えた。主催者によると、約千人が参加した。
 高校生を中心に立ち上げた「ティーンズ・ソウル」が呼び掛け、全国から参加者が集まった。制服姿の若者らを先頭に、色とりどりのプラカードやボードを持って行進。東北地方から来た高校1年の女子生徒が「私たちの手で未来をつくっていこう」と叫ぶと、「そうだ」と歓声が起きた。
 デモの前には共産党の志位和夫委員長や民主党の蓮舫代表代行が応援のあいさつ。
 【共同通信】(2015年11月8日)
http://jp.reuters.com/article/2015/11/08/idJP2015110801001355
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