=二次訴訟控訴審第1回口頭弁論 7/20(金)14:00東京高裁101号法廷=
★ 後続の訴訟を全力で支え、前進を目指そう!
★ 東京高裁でも、減給処分取消 ~6・27都障労組処分取消訴訟高裁判決
6月27日、都障労組3名の処分取消訴訟の高裁判決がありました。1・16最高裁判決後、初の高裁判決です。東京高裁第12民事部梅津和宏裁判長は、最高裁判決を踏襲して、原判決(2011年1月31日、東京地裁青野洋士裁判長)を変更して、河原井純子さんの減給1月(04年4月入学式)、減給6月(05年3月卒業式)の処分を取り消しました。一方で、戒告処分の2人(03年度周年行事で戒告のMIさん、04年4月入学式で戒告のMAさん)の請求を棄却しました。なお、河原井さんの国賠請求は「処分取消で慰謝される」として棄却しました。
近藤順一さん(元八王子五中夜間中学)の東京地裁判決(4月19日)に続いて高裁が減給処分を取り消したことで、都教委の機械的な累積・加重処分の違法性が高裁でも確認され、「戒告を超えてより重い減給以上の処分を選択することについては,本件事案の性質等を踏まえた慎重な考慮が必要」との最高裁判決の枠組みが下級審で定着しつつあります。
★ 東京「君が代」裁判二次訴訟 逆転勝訴を目指す闘いが始まる
東京「君が代」裁判二次訴訟は、2回にわたる控訴理由書の提出と都教委答弁書、都教委答弁書に対する反論等で、①職務命令を「合憲」とする最高裁判決の是非、②戒告処分容認、減給・停職処分取消の最高裁判決の是非(裁量権の逸脱か否か)、という争点が明確になっています。
都教委は、7月3日付準備書面で減給処分以上の控訴人21名の個別の「特別事情」を挙げて、減給以上の処分が「相当」と主張して、減給以上の処分を取り消した最高裁判決を変えようと必死です。
その内容は、「(内心の自由を生徒に説明して)厳重注意を受けている」「(弁護士の立ち会いを求めて)事情聴取を拒否した」「(再発防止研修を受けながら)反省していない」等という代物です。都側の主張に対して、弁護団は訴訟進行に関する裁判所への意見書、都側主張に対する反論等、全面的に反撃しています。
緊迫した状況の中で、昨年7月東京地裁で敗訴、高裁に控訴して1年、ようやく二次訴訟の口頭弁論が始まります。戒告を含む全ての処分取消、逆転勝訴を目指す闘いが始まりました。7月20日の第1回口頭弁論の傍聴支援を心よりお願いいたします。
★ 東京「君が代」裁判二次訴訟控訴審・第1回口頭弁論
(東京高裁第15民事部、05・06年処分取消請求、控訴人64名)
13時40分傍聴抽選〆切(予定) 14時開廷 東京高裁101号法廷
報告集会:第1オカモトヤビル4F会議室(虎ノ門駅そば)
原告傍聴席の予約を希望する人は、至急、事務局近藤、眞鍋まで。
『被処分者の会通信 第82号』(2012/7/13)
★ 後続の訴訟を全力で支え、前進を目指そう!
被処分者の会事務局長 近藤徹
★ 東京高裁でも、減給処分取消 ~6・27都障労組処分取消訴訟高裁判決
6月27日、都障労組3名の処分取消訴訟の高裁判決がありました。1・16最高裁判決後、初の高裁判決です。東京高裁第12民事部梅津和宏裁判長は、最高裁判決を踏襲して、原判決(2011年1月31日、東京地裁青野洋士裁判長)を変更して、河原井純子さんの減給1月(04年4月入学式)、減給6月(05年3月卒業式)の処分を取り消しました。一方で、戒告処分の2人(03年度周年行事で戒告のMIさん、04年4月入学式で戒告のMAさん)の請求を棄却しました。なお、河原井さんの国賠請求は「処分取消で慰謝される」として棄却しました。
近藤順一さん(元八王子五中夜間中学)の東京地裁判決(4月19日)に続いて高裁が減給処分を取り消したことで、都教委の機械的な累積・加重処分の違法性が高裁でも確認され、「戒告を超えてより重い減給以上の処分を選択することについては,本件事案の性質等を踏まえた慎重な考慮が必要」との最高裁判決の枠組みが下級審で定着しつつあります。
★ 東京「君が代」裁判二次訴訟 逆転勝訴を目指す闘いが始まる
東京「君が代」裁判二次訴訟は、2回にわたる控訴理由書の提出と都教委答弁書、都教委答弁書に対する反論等で、①職務命令を「合憲」とする最高裁判決の是非、②戒告処分容認、減給・停職処分取消の最高裁判決の是非(裁量権の逸脱か否か)、という争点が明確になっています。
都教委は、7月3日付準備書面で減給処分以上の控訴人21名の個別の「特別事情」を挙げて、減給以上の処分が「相当」と主張して、減給以上の処分を取り消した最高裁判決を変えようと必死です。
その内容は、「(内心の自由を生徒に説明して)厳重注意を受けている」「(弁護士の立ち会いを求めて)事情聴取を拒否した」「(再発防止研修を受けながら)反省していない」等という代物です。都側の主張に対して、弁護団は訴訟進行に関する裁判所への意見書、都側主張に対する反論等、全面的に反撃しています。
緊迫した状況の中で、昨年7月東京地裁で敗訴、高裁に控訴して1年、ようやく二次訴訟の口頭弁論が始まります。戒告を含む全ての処分取消、逆転勝訴を目指す闘いが始まりました。7月20日の第1回口頭弁論の傍聴支援を心よりお願いいたします。
★ 東京「君が代」裁判二次訴訟控訴審・第1回口頭弁論
(東京高裁第15民事部、05・06年処分取消請求、控訴人64名)
13時40分傍聴抽選〆切(予定) 14時開廷 東京高裁101号法廷
報告集会:第1オカモトヤビル4F会議室(虎ノ門駅そば)
原告傍聴席の予約を希望する人は、至急、事務局近藤、眞鍋まで。
『被処分者の会通信 第82号』(2012/7/13)
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