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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

自腹を切って読む新聞が「官報」だったら馬鹿馬鹿しい

2017年06月21日 | 平和憲法
 ◆ 各新聞ごとの安倍政権支持率が興味深い
   「東京」5%、「産経」86%、「読売(アベ)」43%、「朝日」14%

   米重克洋 | 報道研究者/JX通信社 代表取締役

 報道系ベンチャーのJX通信社では、6月17・18日の両日に実施した東京都内での世論調査の中で、各新聞の読者ごとに安倍政権、小池百合子東京都知事の支持率をそれぞれ調査した。調査の概要や実施方法は、本調査の詳報記事(リンク先)の通りだ。
 この結果、安倍政権の支持率は各新聞毎にはっきりと分かれる傾向が見えた。
 特徴的なのは産経新聞東京新聞だ。産経新聞読者のなかでの政権支持率は86%に達した一方で、東京新聞読者ではわずか5%と極端な差が表れている。不支持率は産経新聞読者が6%なのに対して、東京新聞読者は77%と、そのまま支持率を裏返した結果となった。
 朝日新聞、毎日新聞の読者も政権支持率はそれぞれ14%9%にとどまり、かなり低い。
 安倍首相が国会答弁で「熟読」を求めたことで話題になった読売新聞の読者層では、政権支持率は43%と、不支持率29%を上回っている。
 また、唯一の経済紙である日本経済新聞では、支持率が41%なのに対して不支持率は38%と拮抗した。
 全体の傾向として、各社の社説や右・左といった報道姿勢の「立ち位置」と、政権支持率の傾向とがかなり一致していると言える。
 対照的なのが小池知事の支持動向だ。
 産経新聞を除く全ての社の読者層で、支持が不支持を上回った。
 継続的に公開してきた都内世論調査でも、各政党支持層から幅広く支持を得てきた傾向を指摘しているが、「新聞読者層」という切り口でも同様の傾向が見える。
 ※米重克洋
 報道研究者/JX通信社 代表取締役
 1988年(昭和63年)山口県生まれ。2008年、メディアビジネスの課題を解決するテクノロジーに取り組む、株式会社JX通信社を創業。様々なジャンルのオンラインニュースメディア運営に携わる。個人としては航空行政とりわけ空港政策・規制緩和を専門とし、業界誌等でも発信。【出演/寄稿】NHK「ニッポンのジレンマ」、月刊エアライン等
『米重克洋 - 個人 - Yahoo!ニュース』(2017/6/20)
https://news.yahoo.co.jp/byline/yoneshigekatsuhiro/20170620-00072316/
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