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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

教育現場の現状(惨状)オミクロン株が蔓延し、いたるところで支障。機能不全一歩手前。

2022年02月02日 | ノンジャンル
  =たんぽぽ舎です。【TMM:No4396】=
 ◆ 教室はガラガラ状態。
   ~来ることができないのは生徒だけではない 職員も同様

工藤わかめ(学校勤務)

  現在、オミクロン株が蔓延し、いたるところで支障をきたしている。
 教育現場も同様である。最近の朝の一番の仕事は電話の受付である。
 7:45頃から30分間ほぼ電話のコールは鳴りっぱなし、メモを書いている最中に次の電話という状態。さらにその後、連絡が取れていない家庭へのサポートと続く。
 教室はガラガラ状態。来ることができないのは生徒だけではない。
 職員も同様である。人手が足りないまま、学校は維持されている。

 「休校、学級閉鎖」は教育委員会に判断をまかされているので、学級閉鎖のお願いをしたところ、回答は「クラスが感染源になっていない。」ということだった。
 気になるのはその前から、この事態を想定して、「休校、学級閉鎖」の基準を尋ねたところ、「職員は楽をしてはいけない」というような回答がきた。
 ◆ すでにインフルエンザ蔓延時以上の事態なのだが

 インフルエンザの場合、基準ははっきりしていた。すでにインフルエンザ蔓延時以上の事態なのだが…。
 家庭の中には、職場や学校に行けないことを危惧していて、明らかに隠している家庭もある。家族が具合が悪いと正直に言った生徒が親に叱られている。
 しかも連絡してくる家庭もどうしたらいいかわからないという状態で、保健所からリーフレットが送られて来るだけだという。
 一体どうなっているのだろうと思う。

 2年前、明らかに感染は学校の中ではなかった。
 その時は有無を言わせず一斉休校。

 今、感染が「家庭から学校へ、学校から家庭へ」とわかるような状態なのに、「学級閉鎖はまかりならん。」
 学級閉鎖をして、後で責任を追及されるのがイヤなのかもしれない。

 とにかく、だれも責任を取りたがらず、下へ下へと責任を転嫁していく。
 最後には「個人が責任を取れ。」巷で何が起きているのかわかっているのだろうか。
 ただただ混乱して毎日が過ぎていく。
 私たちはこんな社会を許していいのだろうか。

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