◎ 7・20集会 言論弾圧の水脈
-横浜事件から立川反戦ビラ弾圧へ-
日時:2008年7月20日(日)午後1時半開場・2時開始
会場:文京区民センター3A集会室 資料代:600円
第1部 講演「言論弾圧と司法の戦争責任一そして現代」
小田中聰樹さん(東北大学名誉教授・刑法、刑事訴訟法)
第2部 発言「横浜事件再審請求のたたかい」「私にとっての立川反戦ビラ弾圧」
大島久明弁護士・木村まきさん/山本志都弁護士・大西一平さん・岡田偉一郎さん
(横浜事件第三次再審請求弁護団)(横浜事件第三次再審請求人)/(立川反戦ビラ弾圧弁護団)(立川反戦ビラ裁判元被告)(立川反戦ビラ弾圧救援会)
第3部シンポジウム 「抵抗の言論と表現一現在と未来」
岡本厚さん×鵜飼哲さん×天野恵一さん
(『世界』編集長)(一橋大学教員テランス思想)(反天皇制運動連絡会)
主催 横浜事件の再審を実現しよう!全国ネットワーク
立川反戦ビラ弾圧救援会
言論弾圧の水脈
-横浜事件から立川反載ビラ弾圧へ-
参加の呼びかけ
2008年春、最高裁第二小法廷は二つの不当な判決を下しました。
戦時中最大の言論弾圧といわれた「横浜事件」の第三次再審請求に対する「免訴」の決定。戦後日本の表現の自由のターニングポイントとなると言われた「立川反戦ピラ入れ裁判」への有罪判決の確定です。
横浜事件では、四名もの獄死者を出した過酷な拷問の果てにでっち上げられた自白調書によって、出版関係者などの元被告たちは、敗戦直後に治安維持法違反で「有罪」とされました。戦後一貫して、裁判のやり直しと「無罪」を求めてきた元被告や遺族たちの訴えは退けられ、事件そのものの真相を司法が判断することはありませんでした。
立川事件では、自衛隊員のすむ官舎への反戦ビラ配布に対し、警察と自衛隊情報部隊が共謀して「被害届」を作成し、住居侵入事件がでっち上げられました。一審では無罪を勝ち取りましたが、最高裁は被害届のみを根拠に有罪を確定させました。弾圧への公安警察の政治的意図や、当時イラク派兵を控えていた防衛省の思惑などは、一切判決に反映されませんでした。
二つの事件は、六○年間という隔たりを通じて、この国の権力や司法にとうとうと流れる言論弾圧の巨大な地下水脈を想起させます。時の権力者の意に添わない表現や言論を、事件をでっち上げてでも封じ込めようという警察や検察。その意を汲んで、人権をないがしろにして弾圧を追認しつづける裁判所。抵抗のための表現・言論が危機的な状況におかれている現在、この言論弾圧の水脈を明るみにさらけ出し、楔を打ち込むための作業を共に始めていかなければならないでしょう。
7・20集会「言論弾圧の水脈一横浜事件から立川反戦ビラ弾圧へ」に、ぜひご参加ください。
03-3452-5758(横浜事件再審ネット)
042-525-9036(立川反戦ビラ弾圧救援会)
-横浜事件から立川反戦ビラ弾圧へ-
日時:2008年7月20日(日)午後1時半開場・2時開始
会場:文京区民センター3A集会室 資料代:600円
第1部 講演「言論弾圧と司法の戦争責任一そして現代」
小田中聰樹さん(東北大学名誉教授・刑法、刑事訴訟法)
第2部 発言「横浜事件再審請求のたたかい」「私にとっての立川反戦ビラ弾圧」
大島久明弁護士・木村まきさん/山本志都弁護士・大西一平さん・岡田偉一郎さん
(横浜事件第三次再審請求弁護団)(横浜事件第三次再審請求人)/(立川反戦ビラ弾圧弁護団)(立川反戦ビラ裁判元被告)(立川反戦ビラ弾圧救援会)
第3部シンポジウム 「抵抗の言論と表現一現在と未来」
岡本厚さん×鵜飼哲さん×天野恵一さん
(『世界』編集長)(一橋大学教員テランス思想)(反天皇制運動連絡会)
主催 横浜事件の再審を実現しよう!全国ネットワーク
立川反戦ビラ弾圧救援会
言論弾圧の水脈
-横浜事件から立川反載ビラ弾圧へ-
参加の呼びかけ
2008年春、最高裁第二小法廷は二つの不当な判決を下しました。
戦時中最大の言論弾圧といわれた「横浜事件」の第三次再審請求に対する「免訴」の決定。戦後日本の表現の自由のターニングポイントとなると言われた「立川反戦ピラ入れ裁判」への有罪判決の確定です。
横浜事件では、四名もの獄死者を出した過酷な拷問の果てにでっち上げられた自白調書によって、出版関係者などの元被告たちは、敗戦直後に治安維持法違反で「有罪」とされました。戦後一貫して、裁判のやり直しと「無罪」を求めてきた元被告や遺族たちの訴えは退けられ、事件そのものの真相を司法が判断することはありませんでした。
立川事件では、自衛隊員のすむ官舎への反戦ビラ配布に対し、警察と自衛隊情報部隊が共謀して「被害届」を作成し、住居侵入事件がでっち上げられました。一審では無罪を勝ち取りましたが、最高裁は被害届のみを根拠に有罪を確定させました。弾圧への公安警察の政治的意図や、当時イラク派兵を控えていた防衛省の思惑などは、一切判決に反映されませんでした。
二つの事件は、六○年間という隔たりを通じて、この国の権力や司法にとうとうと流れる言論弾圧の巨大な地下水脈を想起させます。時の権力者の意に添わない表現や言論を、事件をでっち上げてでも封じ込めようという警察や検察。その意を汲んで、人権をないがしろにして弾圧を追認しつづける裁判所。抵抗のための表現・言論が危機的な状況におかれている現在、この言論弾圧の水脈を明るみにさらけ出し、楔を打ち込むための作業を共に始めていかなければならないでしょう。
7・20集会「言論弾圧の水脈一横浜事件から立川反戦ビラ弾圧へ」に、ぜひご参加ください。
03-3452-5758(横浜事件再審ネット)
042-525-9036(立川反戦ビラ弾圧救援会)
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