*写真=ムキンポさん
たんぽぽ舎です。【TMM:No5038】2024年6月19日(水)地震と原発事故情報
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☆ 950人で最高裁判所「人間のくさり」大成功
「原発推進の国の責任」を否定する最低判決に大抗議
「人間のくさり」人が多く2重にも 講演会も超満員
柳田 真(たんぽぽ舎共同代表)
6月17日(月)正午の、「最低判決に抗議・大きく批判する最高裁 人間のくさり」は950人の参加で大成功した。包囲は1kmなので当初700人を目標にしたが、予想以上に心ある人々がかけつけて950人。
「人間のくさり」も一部では2重のくさりになるほど。
2年前の最高裁の最低判決に抗議し、「原発推進は国の責任」を否決した判決(東電の責任は認めた)に抗議し、批判した。
午後は衆議院議員会館大会議室で講演会。こちらも超満員(350人+50人以上=400人以上)。
京都の龍谷大学、大島堅一氏の講演は好評だった。
その後の会場発言も2分の短時間ながら、全国の被害者たちの報告が的確に話された。
6月16日(日)の前段シンポと併せ、内容の濃い2日間であった。
この日の2つの行動が成功し、1000人程の人々は、良いイミの興奮、高揚した気持ちだった。自分たちも努力し実ったと。
たんぽぽ舎+とめよう!東海第二原発首都圏連絡会は30人以上、メールマガジンによるよびかけに応えてくれた方もかなり参加し、志田文広さんの発言も具体的で良かった。
雨に降られなく(18日は雨天)て、天も我らに味方した。
◆参考記事紹介
「原発事故は国の責任」「人間の鎖」900人超 最高裁囲む
東京電力福島第一原発事故を巡り、国の賠償責任を否定した最高裁判決から2年を迎えた17日、元原告の被災者らが東京都千代田区の最高裁前を取り囲む「人間の鎖」で抗議の意思を示した。
主催した「6・17最高裁共同行動実行委員会」によると、参加したのは元原告のほか、今も各地の訴訟を続ける原告や支援者ら900人超。
厳しい暑さの中、最高裁前で手をつないで「原発事故は国の責任」「司法の劣化を許さない」「未来に誇れる判断を」と声を上げた。(中略)
福島県浪江町の被災者らの訴訟を担当する白井剣弁護士は「最高裁は、国が対策を義務付けても津波を防げなかったとするが、電源を喪失させないようにするなど事故を防ぐ方法はあった。今後の裁判で勇気ある裁判官が、そういう点を見て判断してほしい」と訴えた。(荒井六貴)
(6月18日「東京新聞」朝刊1面より抜粋)
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